■奄美大島

【奄美大島のグルメ】新鮮なクロマグロ丼を食べに『せとうち海の駅』に行く|古仁屋(こにや)

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奄美大島最南端にある瀬戸内町はクロマグロ養殖が盛んです。

その港の中心に『せとうち海の駅』があり2階の海の駅シーフードレストランで鮮度抜群の養殖クロマグロ丼が食べられます。

しかし、団体の観光客でも貸し切りになる日もあるほど人気なゆえ、計画的に行かないとせっかく足を運んだのに当日レストランに入れない、なんていうこともあります。

この記事では海の駅シーフードレストランのクロマグロ丼の紹介と事前に把握しておきたい情報をまとめました。

せとうち海の駅について

『せとうち海の駅』は全国に177カ所ある海の駅の1つで奄美大島で代表的な観光案内所になっています。

港からは隣の島である『加計呂麻島(かけろまじま)』、『与路島(よろしま)』や『請島(うけじま)』などへ行くフェリーの就航拠点だけでなく、地元で水揚げされた海産物の直売店や食事処のある観光スポットになっています。

絶品養殖クロマグロ丼を食べる

道の駅シーフードレストランでは大人数が入れる食事処で加計呂麻島や港の風景を眺めながら食事ができます。

■瀬戸内町産養殖クロマグロ丼

奄美大島瀬戸内町産の本マグロを使ったマグロ丼(中)1,600円

お店の看板メニューの『マグロ丼』です。養殖クロマグロの厚切りが6枚のった丼に味噌汁、茶わん蒸し、そして漬物が付いた内容です。

マグロは見た目から2種類でおそらく赤身とトロだと思いますが、口の中でとろけるほど脂の乗ったマグロです。

奄美大島でいろいろと郷土料理を食べましたが、今でも『せとうち海の駅』で食べたマグロ丼が忘れられずもう一度食べたいと思うほどです。

養殖のマグロが天然モノに引けを取らないレベルにとても驚き、養殖のイメージがガラりと変わる体験でした。

■地場産の魚介類を使った『海鮮丼』

地場産の魚介類を使った海鮮丼(中)1,000円

養殖のマグロだけでなく、地元で獲れた魚介類を召し上がりたい場合は『海鮮丼』がお勧めです。クロマグロ2切れを中心にその時の海産物が盛られた内容になります。

9月上旬頃に行きましたが鯛など白身魚が入っていました。値段もお手頃で人気の海鮮丼です。

■島のお造り定食

島のお造り定食 1,200円

海鮮丼と同じお造りベースにテラダ貝=通称『トビンニャ』という奄美大島の珍味がついた定食です。

お造りの内容
テラダ貝(トビンニャ)の拡大図

この貝はサザエの味に似ていて歯ごたえのある食感です。磯の香りやクセが少なく食べやすく、お酒のつまみに合いそうです。

貝から出ている身を引っ張ると簡単に取ることができ、そのまま召し上がれます。

■メニューについて

お品書き

メニューは海鮮が中心ですが、カレーやお子様ランチもあります。

せっかく奄美大島に来たので瀬戸内産の本マグロを使ったマグロ丼を召し上がってみてはいかがでしょうか。

メニューの表紙

メニューの表紙に『スペシャル海鮮丼』がありますが、こちらもトビンニャや様々な海産物がついたデラックスセットで、色々な種類の魚介類を味わうことができるでしょう。

■地元のデザートアイスが豊富

デザートのアイス

食後にデザートを注文しましたが、地元の特産物を使ったアイスを注文しました。

アイスの商品名味の詳細
奄美塩さっぱりしたバニラ味に塩味のバランスでくちどけが良いアイス
塩ざらめ濃厚なバニラに塩キャラメルの効いたアイス
喜界島ごまゴマの風味の効いたバニラアイス
奄美黒糖バニラと黒糖の甘さが際立つ濃厚なアイス
たまごバニラ濃厚なくちどけのバニラアイス

私の個人的なおすすめは『塩ざらめ』です。濃厚なバニラの中に塩キャラメルがちりばめられていて、口の中でバニラの甘さと塩キャラメルが絶妙に広がります。

これらのアイスは奄美大島のスーパーなどでも購入できるので探してみてください。

海の駅シーフードレストランについて

海の駅シーフードレストランは、せとうち海の家の2階にあるレストランで、大衆食堂のような雰囲気のお店です。

レストランの内装

広いダイニングエリアにシンプルなテーブルと椅子が配置されていて、窓から自然光が入る明るい雰囲気のお店です。

港の風景

窓からは港の風景が見え、加計呂麻島へ行く船が停泊しています。海辺を眺めながら食事ができる開放感のあるレストランです。

■食後は近くにある大きなマグロのモニュメントに行ってみよう

海の駅の近くに、養殖クロマグロのとてつもなく大きなモニュメントがありますので記念撮影などいかがでしょうか。

正面付近に行くと更にその存在感が増します。妙にリアルで大きなマグロは再限度が高く、マグロの形がよくわかります。

レストランの営業時間は短い

海の駅シーフードレストランの営業時間は昼間のみの営業となり、午前11時から午後2時までの3時間です。

限られた時間帯での営業のため、奄美空港や奄美市から行く場合は午前中には着いていないと食事は難しいでしょう。

『せとうち海の駅』の行き方

奄美空港から『せとうち海の駅』までの道のり

『せとうち海の駅』は瀬戸内町エリアで一番栄えている古仁屋(こにや)という町の港にあり、奄美空港から約2時間、奄美市からは1時間ほど離れた場所にあります。

Google Map上では1時間40分くらいと表示されますが、奄美大島は奄美市周辺で渋滞が発生することもあるため、最低でも2時間ほどの所要時間は見ておきましょう。

海の駅には十分な駐車場があるのでゲートを通り停めましょう。ゲート内の駐車場は2時間まで無料で、それ以降は30分100円です。

近くにフリーパーキングもありますが、だいたいそこから埋まるので、食事のみで訪れる場合はゲート内の駐車場に停めてしまった方がラクです。

建物の外観

せとうち海の家はレストランだけでなく、市場やフェリーの乗船チケット売り場、カフェや観光案内所の窓口などの複合施設が入っています。

色々な目的の観光客や地元の方が訪れる場所なので時間帯によっては混み合います。できる限り早めに着くように心がけましょう。

海の駅に行く前に知っておきたいポイント

せとうち海の家の『海のシーフードレストラン』に行くために、事前に知っておきたいポイントをまとめました。

■営業時間は3時間のみ

レストランの営業時間は11時から午後2時までの3時間です。この時間帯でしか食事ができないので、遅れないようにしましょう。

観光客の多い夏場の時期は営業開始直前から並んでいる場合もある為、余裕を持って10時30分頃には海の駅に着くように、逆算して向かいましょう。

場所10時30分着になるための出発する目安時間
奄美空港8時30分 出発
竜郷町(たつごうちょう)9時00分 出発
奄美市9時30分 出発

■念のため電話して団体予約が入っていないか確認しておく

団体観光客でレストランに入れないことがありますので、前日や当日に電話して通常営業をしているか確認してから行くと良いでしょう。当日時間通りに行って入れなかったら大変です。

■瀬戸内産の養殖クロマグロは食べる価値あり

瀬戸内町エリアはクロマグロの養殖が盛んです。シーフードレストランに来たら本マグロ丼は間違いなくお勧めのメニューです。

マグロ丼は小(800円)、中(1,600円)、大(2,200円)と価格帯とボリュームが異なりますが、大は結構ボリュームがある為、美味しく召し上がれる中盛(1,600円)がお勧めです。

■食事の前後でホノホシ海岸やヤドリ浜、高知山展望台への観光がしやすい

海の駅周辺は魅力的な観光スポットがあります。奄美大島の南端エリアに観光で足を運ぶ際は『ヤドリ浜』『ホノホシ海岸』に行くことでしょう。

海の駅からそれぞれの車での所要時間と目安の滞在時間を参照し、計画を立ててください。

場所海の駅からの所要時間目的地の滞在時間
ヤドリ浜25分(12㎞)1時間30分~2時間(シュノーケル)
ホノホシ海岸20分(11㎞)1時間以内
マネン崎展望台10分(4.3㎞)30分以内
高知山展望台15分(5㎞)30~45分(往復トレイル含む)
せとうち海の駅から周辺観光スポットの所要時間

例えば、早朝時刻にホノホシ海岸を観光し、その足でヤドリ浜でお昼前までシュノーケルをし、小腹が空いて海の駅で食事をすることが出来れば、その後の時間帯を有効活用できます。

筆者の滞在時間は下記のようなルートと所要時間でした。

  • 10:45 ホノホシ海岸着(滞在時間 約40分)
  • 11:40 ヤドリ浜着(滞在時間 1時間)
  • 13:00 せとうち海の駅到着(滞在時間 1時間)
  • 14:30 マネン崎展望広場(滞在時間 20分)
  • 15:10 高知山展望台(滞在時間 35分)

行先と前後の時間帯を見つつ計画的に行きましょう。海の家のレストランが混むと並ぶ可能性がある為、できる限り営業開始時刻の11時に食事を済ませ、各方面の観光スポットを巡ることをお勧めします。

まとめ

奄美大島の南端に行く際は『せとうち海の駅』によって、瀬戸内町の養殖クロマグロを食べてみてはいかがでしょうか?

マグロが口の中でとろけるほど上質な脂の乗ったマグロ丼がおすすめです。

宿泊施設の多い奄美大島の北部エリアから距離はありますが、一度食べたら忘れられない味になるでしょう。

営業時間は11時から午後2時までの3時間のみの営業時間となるため、開店直後にお店に入れるように早めに到着することをお勧めします。

レストランの窓側に座ると港や加計呂麻島の風景を見ながら食事をすることができます。

■海の駅シーフードレストラン情報 http://www.town.setouchi.lg.jp/suisan/uminoeki_setouchi.html

住所〒894-1503 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋大湊26−14
所要時間奄美空港から車で2時間 / 奄美市から1時間強
電話番号0997-72-4633
営業時間午前11時~午後2時(3時間)
駐車場あり(2時間まで無料)以降30分毎100円 / 近場にフリーパーキングあり
席数約50席

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