■奄美大島

奄美大島で旅行を楽しむ為に出来れば行く前に知っておきたい28項目の事前知識を紹介

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奄美大島を旅行先に計画している方、これから旅行先に選ぼうとしている方へ、奄美大島を最大限楽しむために知っておきたい事前知識をまとめました。

自然が堪能できる奄美大島は沖縄旅行とはまた一味違いますが、奄美大島が本当に求めている旅行先かどうか参考にしてください。

2021年9月と2023年7月に奄美大島に旅行し、そこで得た体験や経験から奄美大島の旅行を楽しむために知っておきたい28項目をまとめました。

奄美大島について

■奄美大島は海と山と風景が楽しめる旅行先である

展望台から見た奄美大島北部エリアの風景

奄美大島は沖縄と比べて手付かずの自然が多く残っていて、綺麗な海と白い砂浜、深い森と水源豊かな場所です。

奄美大島の一部は世界自然遺産に認定され、固有の動植物が多く生息していることから、東洋のガラパゴスと呼ばれています。

奄美大島は沖縄とは全く異なる性質の島で、沖縄ほど宿泊施設やレストラン、公共施設が少なく、沖縄本島のようなイメージで行くと結果楽しめません。

那覇にある国際通りのような繁華街は無く、にぎやかな場所はかなり少ないです。なのでそういった場所を求める場合は奄美大島は物足りないとかと思います。

奄美大島の観光は自然を楽しめる方にはとても面白い旅行先だと思いますので、行く目的をしっかり見定めて旅行先に選ぶと良いでしょう。

ネットに「奄美大島はつまらない」とのコメントも見受けられますが、これらは奄美大島の見どころである自然を求めた観光目的ではなかった可能性が高いです。

■奄美大島は想像以上に大きく山深い島

奄美大島の森はジャングル

実は奄美大島は非常に広大で、沖縄本島の5分の3もの面積があります。当初私も奄美大島がそんなに大きいとは思っていませんでした。

さらに、島の大部分は山と森に囲まれており、勾配差のある山道が島を縦断しています。

仮に奄美大島の端から端へ車で移動すると2時間以上も掛かります。

山の標高は高く、沖縄本島にある最高標高は503メートルに対し、奄美大島は694メートルもあります。

また、島の南側エリアは陸続きになっていない加計呂麻島(かけろまじま)があり、移動が不便です。

奄美大島を旅行する場合、行きたい観光スポットの場所を把握し滞在日数を決めると良いでしょう。

■奄美大島の行き方

東京から奄美大島へ行く場合は、直行便があります。

 羽田 ⇔ 奄美大島  JALにて直行便あり
 成田 ⇔ 奄美大島 ピーチエアラインにて直行便あり

上記は1日1便程度の就航となります。その他にも福岡、大阪、鹿児島空港を経由して奄美大島へ行くことができます。

■奄美大島の観光にはレンタカーが必須

奄美大島は思った以上に広く、移動手段にレンタカーは必須です。島が広い分、島全体に観光スポットが点在しています。

奄美ブルーと呼ばれる美しい海岸、標高のある場所から見える展望台、山と谷の中心にある滝や泉など、自然に特化したスポットが魅力です。

奄美大島は山を登ったり下ったりする道路が多くアクセルを踏み込まないと登り切れない山道も多かったです。

車移動は結構負担になるので軽自動車のレンタカーは極力避け、馬力のある車種を選びましょう。

私は奄美大島に5日間滞在して、走った総走行距離は770kmでした。

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■ガソリン代が高く、夜間は閉まっているスタンドが多い

奄美大島は九州や本州と比べてガソリン代が高いです。本州の平均より10円ほど高く、燃費の性能がレンタカー選びの重要な要素になるでしょう。

ほとんどのガソリンスタンドは夜21時までの営業です。夜間に車で外出する場合はガソリンの残量に気を付けてください。

また奄美市に一部21時以降も営業しているスタンドを見かけることがありますが、料金が割高です。(夜間に特別に営業するから料金が高いのは許してね、という感じです。)

さらに、僻地にはクレジットカードが使えない給油所があるので現金を所持しておきましょう。

■奄美大島の道路事情

奄美大島の道路風景

奄美大島は島を縦断するように国道58号線が走っており、その他の主要道路は海岸線に沿って道が続いています。

制限速度は時速50キロ程度でスピードは出せません。

高速道路や有料道路は無く、基本的には一般道で移動になります。街中の道や町へ続く幹線道路は時間帯によっては一部渋滞が発生しますが、全体的に車通りは少なく、運転は難しくないでしょう。

ドライブするなら海沿いを走る道は景色が良く、展望エリアが点在しているのでおすすめです。

■奄美大島は雨がよく降る

奄美大島はよく雨が降る

奄美大島は亜熱帯気候で年間降水量が多く、観光シーズンの初夏から秋にかけても湿った空気が流れ込むため雨が多いです。

一方、雨は降りますが年間通して晴天率は夏のシーズンが高いです。

旅行前に確認した天気予報では奄美大島は毎日雨マークがついており、1日中雨が降り続くとばかり思っていましたが、実はそうではありません。

1日中雨が降り続くというよりかは、通り雨のように断続的に雨が降るイメージです。

夏の時期に旅行に行く場合は、少雨に濡れても平気な服装が良いでしょう。

実際に旅行中に何度か雨が降りましたが、たいていは30分以内に雨雲が抜けてその後は晴れていることが多かったです。

また、8月頃からの台風シーズンは奄美大島を直撃するので、飛行機の欠航などもあらかじめ想定して計画をすると良いでしょう。

その他、オフシーズンの12月から2月頃は低気圧の影響で雨や曇の日が多く、ぱっとしない時期となります。

■奄美大島の夏は蒸し暑い

奄美大島の夏は高温多湿で30度を超える日は東京よりも蒸し暑く感じることでしょう。

とにかく湿度が高く、車の冷房が天国に感じるほどです。水分はこまめに取るだけでなく、ボトルのお水は常に持ち歩いて行動しましょう。

■奄美大島の宿泊施設について

民宿から小規模の宿泊施設が多いです。外資系ホテルの参入は沖縄と比べるとまだまだ少ないですが、リゾート宿泊施設はあります。

宿泊施設の9割は奄美大島の北部エリアから奄美市付近にあります。

南部エリアの『瀬戸内町』付近にも宿泊施設がありますが、奄美大島の宿泊拠点はほぼ北部エリアで探すことになるでしょう。

■奄美大島を観光するなら最低5泊は必要

奄美大島は観光スポットが島中に点在しているため車の移動が掛かります。各スポットを端から端まで巡ると最低5日は掛かります。効率の良いルートを確認して行先を決めましょう。

奄美大島の観光に関して

■標高のある場所から景色が見える展望台がたくさんある

奄美大島は展望台がたくさんある

奄美大島は全体的に標高が高く、海岸が断崖絶壁になっている場所が多くあります。そのため、島中に展望デッキや展望台がたくさん点在していて、海と山と空のワイドオープンなパノラマが望めます。

展望台は沿岸にある道路沿いや標高の高い場所にあり、車数台が停められるスペースとベンチや日焼けの建物などが備わっています。

展望台へ行く際はハブ対策を

展望台へ続く道の入り口の風景

内陸にある展望台は生い茂った藪の中を進む道(トレイル)があり、ハブに注意です。

ハブに噛まれないよう、できる限り長ズボンを履き、露出の少ない靴を履きましょう。

行く際は必ず日中に行き、夜行性で活発な夜間の時間帯は避けましょう。

展望台へ続く道の手前には画像のようなハブ除け対策の棒が置いている場合があり、音を立てながら進んでいきます。

小道の両サイドを叩いて音を出しながら進むと、ハブが警戒して近づいて来ないようです。

棒がない場合はどのような手段でもよいので音を出しながら安全に進んでください。

■蚊対策を忘れずに

奄美大島は蚊が多く旅行中の悩みの一つです。年間の気温が高いので、ほぼ年中蚊がいます。

奄美大島で夕日鑑賞をしていると、場所によっては鑑賞中に蚊に刺されます。

実際に蚊に刺され蚊よけスプレーや蚊取り線香を携帯しながら行動したいと思うほどでした。

奄美大島は蒸し暑く肌を露出したいところですが、熱中症対策を取りながら蚊に刺されにくいように肌の露出を避けることを勧めます。

■奄美大島は日の出が見やすく、雲との風景が素晴らしい

朝焼けの風景(あやまる岬)

奄美大島の空は雲が多く、太陽が雲で隠れてしまうこともありますが、雲の多い朝焼けの風景はとても幻想的です。

奄美大島は東側の海岸エリアが広く分布していて、どこでも日の出を見ることができます。

『あやまる岬』の展望エリアはおすすめの日の出スポットです。

駐車場があり展望エリアまでの距離が短く、明け方でも安全に行くことができます。

■奄美大島の夕日も格別

夕日の風景(戸円ふれあいパーク)

奄美大島は夕日が綺麗に見えるスポットがたくさんあります。

太陽が沈む西側は島の形の添って道路が走っており、道路沿いから海が一望できるビュースポットが多いです。

北部エリアの龍郷町(たつごうちょう)は夕日が山に隠れてしまいますが、奄美市などの中部エリアは夕日が見やすいです。

■奄美大島の星空観賞は場所を選ばない

奄美大島の星空風景(海岸付近から)

奄美大島は奄美市以外は街明かりが少なく、ほぼ全域で満天の星空が眺められます。

夜に色々な場所に行き、星空を眺めましたが星空の風景はどこも似たような感じになります。

したがって夜に安全に星空観賞をする場合、宿泊施設から歩いて行ける場所か、あるいは日の出や夕日が見える展望エリアが安全です。

■奄美大島の海で出来ること

北部エリアは浅瀬が多く、海水浴やシュノーケルが楽しめます。また湾や海岸が多く、波がとても穏やかで波打ち際では小さなお子様も安心して楽しめます。

全体的に浅瀬が多く、数十メートル沖に行くと珊瑚が広がり、そこに群がる多様な海洋生物を間近で見ることができ、ダイビングも人気です。

ただし、入り組んだ珊瑚のある場所は離岸流が発生するので波は穏やかですが十分に注意してください。

離岸流が発生しやすい海岸には看板で警告があるので海で遊ぶ前には波が穏やかだからといって油断せず、安全を確認しながら楽しんでください。

奄美大島は海の透明度が高いことで有名で、浅瀬が多くサンゴが綺麗なことから『奄美ブルー』と呼ばれいます。

奄美大島にはダイビングやシュノーケルのショップが盛んなので、マリンスポーツは奄美大島では代表的なアクティビティです。

■海岸に行くなら干潮前後の時間帯がおススメ

海岸に行く場合は、干潮前後がおすすめです。

干潮前後の時間帯は適度な砂浜や一部の浅瀬が見え、全体的に風景が綺麗です。

逆に満潮付近は砂浜が少なくのっぺりした海の風景で写真映えがしません。

満潮・干潮問わず、潮位は毎日数十分ずつ遅くなります。特にマリンスポーツを楽しみたい方は潮位を調べることは旅行の時期を選ぶ重要な判断になります。

奄美大島の潮位を調べたい場合はここ(気象庁のサイト)に行き、日程を入力すると簡単に調べられます。

■海は沖縄よりもきれいで人が少ない

奄美大島の海は透明度が高い

奄美大島に行ったら海は入るべきです。沖縄と違い観光客がまだ少な目なので、海が濁らず珊瑚も残っており総合的に海が綺麗です。

ただし海岸は海水浴を安全にするネットや防波堤などが無いためマリンアクティビティをする際は十分気を付けて楽しんでください。

ビーチで遊ぶ際にあると便利なモノ

  • ビーチタオル: 大きめのタオルがあると便利です。基本的には宿泊施設で無料で貸してくれるところがあります。
  • マリンシューズ: 奄美大島はサンゴが多く、干潮時には海底がむき出しになっているので足を傷つけないためにも必須です。宿泊施設で借りられる場合もあります。
  • ペットボトルに水を入れて携帯する: ビーチに公共シャワーが無いところがあります。あらかじめ空いたペットボトルに水を入れ、塩水を流す代用にすると良いでしょう。

■ビーチはシャワー設備&ライフガードなし

海岸もできる限り自然に手を加えないように努めています。そのためビーチにシャワー設備がない場所が多いです。更にライフガードは常駐していないため、海辺で遊ぶ際は十分気を付けて滞在しましょう。

南側エリアは漁港があり、養殖のマグロが美味しい

海に設置されたマグロの養殖風景

奄美大島は養殖のマグロが盛んです。特に南側エリアは漁港が多く、地元で取れた海の幸が食べられるお店があります。

私は『せとうち海の駅』にある『瀬戸内漁港組合うみんちゅ食堂』で養殖マグロ丼を食べました。とても美味しくて感動しました。養殖のマグロが天然モノ以上に美味だったので、養殖のイメージががらりと変わりました。

その他、奄美大島の特徴と楽しむ為のヒント

■食事処は早めに済ませておく

レストランによっては店仕舞いが早いところが多いです。個人経営をしているレストランはラストオーダーが比較的早めのところもある為、7時頃には入店するイメージで早めに行動しましょう。

■クレジットカードが使えるお店が多い

レストランやお店はほぼクレジットカード対応でした。現金しか対応していないお店は減ってきているように感じますが多少は所持していると安心です。

■奄美大島は圏外になる場所がある

町の中は問題なく繋がりますが、奄美大島の内陸は深い山と森に囲まれており、一部携帯電話が圏外になる場所もありました。キャリアによっては通信可能エリアが異なりますが、山奥に行く際は念のため気を付けてください。

■食事はスーパーやコンビニの存在が非常に大きい

コンビニやスーパーで夜食を買って済ませることが多くなると思います。奄美大島は実はそんなにレストランが充実していません。また夜も意外と早く閉まってしまうお店も多いです。

そんな部分を埋めてくれるのがコンビニやスーパーです。奄美大島のコンビニは地元の食材を使ったおにぎりやお弁当が充実しています。

観光で色々なスポットを巡った際に、戻りが遅くなることがあります。いざレストランに行ってみる満席や順番待ちをすることも。そんな時はコンビニやスーパーで夜食を買って部屋でゆっくり召し上がりましょう。

■奄美大島はスーパーが少なく、お土産を買える場所が限られている

観光客の強い味方、ビッグツーのスーパーマーケット

奄美大島は商業施設が限られているので特に北部エリアに滞在する場合、行く場所は限られるでしょう。

北部エリアで一番大きなスーパーマーケットは『ビッグⅡ(ツー)』という地元に根付いた大型のスーパーです。

日用品から食料まで充実しており、観光客もほぼこのお店を訪れるため、一角にお土産コーナーが充実しています。奄美のお土産をお求めなら、ビッグⅡがおススメです。

ビッグⅡ奄美店は夜20時に閉まりますのでご注意ください。

■世界自然遺産に登録されたことの今後の発展

奄美大島が世界自然遺産に認定されたたため、今後永続的に島の保善が維持されます。そのため、今後新たに土地が開発されたりすることが難しくなり、新たに大規模な商業施設の開発は難しくなるのかなと感じます。

まとめ

奄美大島はとにかく山や海に囲まれた自然の豊かな島で、日本にこんなに自然が残っている場所があるんだと感じたました。

日の出を見て、ホテルで朝食を食べ、車で海に行って、展望台で奄美大島のパノラマを眺めます。

夕日を見ながら食事をし、夜は満天の星空を見て眠りにつきます。島の時間の流れと共に過ごす奄美大島の観光は訪れる観光客を楽しませてくれるでしょう。

2021年に世界自然遺産に認定されましたが、これから観光で行く人も島の環境には十分に配慮して楽しんでください。


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