■奄美大島

戸円ふれあいパークの海岸線に沈む夕日とは?|特徴や見える風景【奄美大島観光】

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戸円ふれあいパークは県道79号線にある高台でこの展望台からヒエン浜や阿山崎などの海岸線が眺められます。

展望エリアは西側を向いており、東シナ海に沈む夕日が美しく、夕日スポットとしてダークホース的な穴場の観光名所です。

この記事では戸円ふれあいパークの行き方から高台から見える夕日の風景などを写真と共に紹介していきます。

戸円ふれあいパークとは?|戸円の読み方は『とえん』

戸円ふれあいパークの高台

奄美大島中部エリアの県道79号線沿いにある海抜50メートル付近の高台で、この場所からは東シナ海、地平線まで続く海岸線、そして海に映る阿山崎の美しい風景が望めます。

奄美大島の夕日スポットの中で一番好きな風景なのですが、意外と知られていない場所です。

奄美大島の大和村(やまとそん)の戸円(とえん)という地区にあります。

道路沿いには区画された駐車スペースが5台、柵が付いた広々とした展望エリア、そして屋根付きの休憩スペースが備わったシンプルな公園です。

奄美市や古仁屋(こにや)から1時間以上離れた場所にあり少し行きづらい場所にあります。

そのため、『マテリアの滝』や県道79号線の『かごしまロマン街道』を目的としたドライブなどで通る際に立ち寄ると感じになります。

この戸円ふれあいパークは太陽が沈む西側に面した東シナ海を向いており、海岸線が夕日でシルエットになり、とても情熱的な夕日を眺めることができます。

戸円ふれあいパークから眺めた夕日の風景(サンセット)

高台からの全体パノラマ
東シナ海のパノラマ

高台の展望エリアから見える風景は東シナ海だけでなく山や海岸線が写り込むため、遠近感のある景色が特徴です。

■ヒエン浜と阿山崎のシルエットが美しいサンセット風景

ヒエン浜と海に浮かぶ阿山崎の風景
阿山崎と奥に見える今里立神の小島

戸円ふれあいパークから阿山崎(あさんざき)を含む奄美大島の海岸風景が奥深くまで続いており、海と山と海岸線が織りなすバランスの取れた風景が特徴的です。

更に奥には『今里立神(いまざとたてがみ)』と呼ばれる三角形の形をした岩島が見えます。

■日の入り直前の風景

日の入り10分前の光景

夕日を撮影した時期は9月上旬の秋分の日付近です。初夏の時期は太陽はもっと右側に沈み、冬の時期になると海岸線側に太陽が沈みます。

雲に隠れる夕日

奄美大島の空は雲が多いため、太陽が海に沈み込む前に雲に隠れてしまいます。

奄美大島での夕日は雲の流れによって刻一刻と移り変わる夕日の時間だ思いますので、太陽が見えなくても楽しめると思います。

■日の入り直後の風景

日の入り直後の風景①

巨大な積乱雲によってインパクトのある夕焼けの風景が撮れました。右側奥は雷と共に豪雨となっています。

日の入り直後の風景①

地平線沿いに発生した分厚い雲によって直前で太陽は隠れてしまいましたが、雲が夕日に照らされオレンジ色と青空のグラデーションが大変きれいな夕景となります。さらに阿山崎のシルエットが写ることで全体の風景が引き立ちます。

戸円ふれあいパークの特徴と予備知識

戸円ふれあいパークの特徴と行く前に知っておきたい事前知識を紹介します。

■安全対策がされた展望エリア

展望エリアは道路沿いにありますが階段で上がった高台になっているため車の事故の心配がありません。

展望エリアは石畳になっていて歩きやすく、腰ほどの高さの柵があるので崖対策もされています。

万が一崖を越えてしまっても大丈夫です。柵の奥はなだらかな斜面になっているため大きな事故になることはないです。

■道路沿いにある5台ほどの駐車スペース

道路沿いにある駐車スペース

車は5台ほどの駐車スペースがあり、白線で区画されているため駐車が容易です。県道79号線沿いに駐車スペースがありますが道路との間に縁石があるため安全です。

■蚊が多い

この展望エリアは蚊がたくさんいます。周りは藪が多いため蚊が多く生息しているようです。夏場や雨上がりの時期はわずかな時間でも刺されます。下記のように蚊の対策が有効です。

  • 虫よけスプレーをかける
  • 長袖長ズボンで肌の露出を避ける

■夕日がおすすめの時間帯

夕日の時間帯がお勧めです。ここから見える海岸線は夕日に時間帯になることでシルエットがアクセントになり、かなり良い雰囲気の風景が望めます。

■夕日後に戻る時間を考慮しておく

夕日を見た後は泊まっている宿泊施設に戻る時間を想定しておかなければなりません。時期によって日の入りの時間が異なりますが、戻る時間帯によってはその後の夕食の時間が間に合わなくなるので注意が必要です。

奄美大島のレストランは早めに店が閉まることもある旨覚えておきましょう。

下記時間は日の入りの時間帯をベースに、奄美市と空港までの到着予想時刻を記しました。できる限り現実的な時間を入れております。

  • 日の入り後15分くらい戸円ふれあいパークに滞在
  • 交通状況を加味
日程日の入り時間奄美市まで空港まで
3月21日(春分の日)6:34 PM7:41 PM8:26 PM
6月21日(夏至)7:23 PM8:30 PM9:15 PM
9月23日(秋分の日)6:18 PM7:25 PM8:10 PM
12月22日(冬至)5:31 PM6:38 PM7:23 PM

まとめ

戸円ふれあいパークは高台から美しい海岸線と東シナ海のパノラマが一望できます。特に夕日の時間帯がお勧めでヒエン浜や阿山崎などの構図が綺麗なパノラマが特徴的です。

奄美市や空港から距離があるため少し行きにくい場所ですが、どこか有名な観光スポットに行くついでやドライブの休憩場所で立ち寄れると良いかと思います。

戸円ふれあいパークは蚊がよく発生するため対策をしっかり整えておきましょう。

この場所は景色のみですが奄美大島に行ったら絶対におすすめの観光スポットです。

■戸円ふれあいパークの基本情報:

住所〒894-3211 鹿児島県大島郡大和村大字戸円140
駐車場5台
トイレ無し
見える景色高台からヒエン浜や阿山崎の海岸線と東シナ海のパノラマ
HPhttps://www.vill.yamato.lg.jp/kikaku/shisetsu/kanko-spot/014.html

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