■奄美大島

土盛海岸(ともりかいがん)は奄美大島でお勧めのシュノーケルスポット 行き方や特徴を紹介

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奄美大島の北部エリアにある『土盛海岸(ともりかいがん)』はシュノーケルや海水浴などのマリンスポーツにおすすめの海岸です。

空港からも近く気軽に行くことができます。この記事では土盛海岸の駐車場へのアクセス方法から海岸の風景などを紹介しています。

土盛海岸(ともりかいがん)とは?

土盛海岸は白い砂浜と浅瀬が広く分布しているため晴れている日は美しいエメラルドブルーに染まるビーチで、『ブルーエンジェル』と呼ばれています。

珊瑚も多く海岸が湾になっているため、離岸流は度々発生しますが波打ち際は穏やかなことから海水浴におすすめです。

また、気をつけながらになりますがシュノーケルやダイビングスポットになっています。

海岸の風景と海の中の景色はどんな感じ?

実際に海辺まで行き、そしてシュノーケルをしてきました。とにかく海の風景が美しく、さすが奄美大島で一番きれいなビーチというだけあります。

■海岸風景

土盛海岸の海辺風景

太陽光が海に差し込むとエメラルドブルーになります。

白い砂浜は足が埋まるくらい量が多く、少し歩きにくいです。

波は穏やかで波打ち際から数メートルは浅瀬が続きます。

2歳未満の小さいお子様でも波打ち際に座らせて海水浴を楽しむことができるでしょう。

ごつごつした岩肌の風景

干潮になると海底や珊瑚が露出し、取り残された潮溜まりには、中にエビや小魚がたくさんいて海洋生物の宝庫になっています。

■海の中の風景

魚がたくさん
目の前を魚が横切る

この海岸は砂浜から緩やかで、海が急激に深くなっていません。

海の中はとても穏やかで、珊瑚が密集していない場所から潜ることでエントリーしやすくなっています。

土盛海岸への行き方

周辺地図(駐車場位置)

土盛海岸に初めて行く場合は駐車場の位置が見つけにくいです。

一見、私道のような道に入り、途中からオフロードに変わるため本当にこの道はあっているのか?と不安になりますが、安心して進みましょう。

■駐車場までのアクセス方法

県道601号線から『土盛海岸入口⇦』と書かれた『茶色い看板』が出てくるので、その道に進みます。

その先は道が3つに分かれますが、一番右側の道をブロック塀を沿うように道なりに進んでいきます。

更に50メートル程進むと左側にあるブロック塀が無くなる付近にオフロードが正面に見えてきますので、少し下るようにその道を迷わず進みましょう。

オフロードに入るとすぐ右側に駐車ができるスペースが8台ほどあります。(仮:第三駐車場)

第二駐車場

次にオフロードを道なりに進むと、左側に駐車スペースが見えてきます。車が4~5台停められるスペースがあります。

このスペースを仮に『第二駐車場』と名称します。更に奥に進むと袋小路に『第一駐車場』があります。

第一駐車場付近の風景

車で行ける終着地点には約8台ほど駐車スペースがあります。

第一駐車場は満車になっていることがあるので、第二または第三駐車場で空いているスペースがあれば迷わず停めたほうが無難です。

第一駐車場に行ったら満車になっており、苦労してUターンして第二駐車場に戻ったら、あとから来た車に駐車スペースが取られてしまったらもう終わりです。(よくあるシーンです)

公共トイレ

第一駐車場には公共トイレがあります。

シャワー設備あり

土盛海岸はシャワー設備があります。海水浴後に潮や砂を洗い流せるので非常に貴重な存在です。

奄美大島のビーチは意外と真水が出る設備がないところが多いので大変助かります。

土盛海岸の入り口風景
海が見えてきました

第一駐車場から100メートル程で土盛海岸に辿り着きます。海岸は砂が柔らかく深いので砂が靴の中に入ってくるでしょう。ビーチサンダルに履き替えて行きましょう。

土盛海岸での注意点と予備知識

■土盛海岸はライフガードがいない

ビーチにはライフガードが常駐していません。

沖合に行きすぎず、適度に休憩しながら海を楽しんでください。

ライフガードはいませんが、美しいビーチで有名な海岸なので多くの観光客が訪れます。何かあれば周りの人に助けを求めましょう。

■離岸流が発生しやすい場所

土盛海岸は海岸線が弧を描くような地形から、岸から沖へ流れる離岸流(りがんりゅう)が発生しやすい場所です。

波の泡が沖へ続いている場所や珊瑚礁と珊瑚礁の間は離岸流が発生しやすい場所です。

流されても浜から離れても慌てずに対処しましょう。

■危険な海洋生物から身を守る

海の中には危険な生物がたくさんいますので、海の中で遊ぶ際は海洋生物に近づきすぎないようにしましょう。

ハブの20倍も強い毒を持つウミヘビや噛まれると大けがをするウツボ、岩肌には猛毒のオニヒトデなど浅瀬には危険生物がたくさんいます。

肌の露出を防ぐことができるラッシュガードだけでなく、マリンシューズなどを履くなどして対策をしましょう。

■日の出鑑賞スポットになる

土盛海岸は東を向いているため、朝日が映える場所です。実際に日の出は見てませんが、美しい海岸風景と相まって地平線から出てくる日の出は唯一無二の光景となることでしょう。

日の出スポットとしてかなりポテンシャルがあると思います。

■駐車場に限りがある

第一駐車に約8台、第二駐車場に約4台、第三駐車場に約8台、合計20台くらいのスペースとなります。

夏場は混み合うので、当日行っても駐車場が止められずに立ち往生する問題が発生することでしょう。

できる限りそういった状況を回避するために出来れば朝9時前に行きましょう。あとは12時前に行くと、午前中で遊び終わった車と入れ替わりになる可能性もあります。

■シュノーケルを楽しむなら干潮前後の時間帯で行く

土盛海岸は干潮前後の時間帯は海面が下がるので、潜ると珊瑚と距離が近くなります。そのため、魚や海洋生物がより近くで見えるためお勧めの時間帯です。

奄美大島で干潮時刻を調べるには『気象庁 潮汐・海面水位データ』より日程を検索して事前に調べておくと便利です。

■砂の入りにくい大きめのポーチがあると便利

土盛海岸は砂浜が広くて砂の量も多いです。そして砂浜はなだらかに海へ続いているため、風が吹くと砂が地面に沿って吹き込まれてきます。

持ってきた荷物は砂の上に置くことになるため、風によって荷物が砂まみれになります。

カメラなどの機材も砂まみれになるため、砂防止対策でナイロンやポリエステルなど、さらっとした素材の手で簡単に払える大きめのポーチがあると便利です。

■小さな子供の海デビューも可能

波浪警報や台風が無い時期に限りますが、土盛海岸は比較的穏やかなビーチです。

小さなお子様の初めての海デビューなども波打ち際に座らせて水遊びができます。

私の場合、2歳になりたての子供を波打ち際で遊ばせましたが楽しんでました。一人遊びはできませんがそばで手の届く範囲で遊べば安全でしょう。

まとめ

土盛海岸は奄美大島で有名なビーチスポットで白い砂浜とエメラルド色の浅瀬が美しい海岸です。

海岸に沿って歩くだけでも行く価値はありますが、海水浴やシュノーケルといったマリンアクティビティも波が比較的穏やかなことから人気の観光スポットになっています。

駐車場までの道のりは初見ではわかり辛く、駐車スペースも少な目なので繁忙期シーズンは早めに向かうのが賢明です。

マリンスポーツ中は毒を持った危険海洋生に注意をするだけでなく、離岸流にも気を付けながら楽しみましょう。

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