この記事は2018年8月31日にハワイ島とマウイ島を4人で回った旅行記です。
これからハワイ島やマウイ島を観光しようと計画している方。どんな行程で回ったかまとめました。
最初にハワイ島を4泊、次にマウイ島に移動して3泊、その後またハワイ島に戻って2泊しました。合計9泊10日の比較的長い旅です。
主にレンタカーを借りてハワイの大地を走り抜ける旅行記となりますが、この旅行記の最大の特徴はハワイで見た夕日と星空の風景を紹介しており、毎日の旅行の行程に『夕日』と『星空』を取り入れました。
一般的なハワイ旅行ツアーだけでは行けない場所も巡りながら独自のハワイ旅行記を紹介します。
夕日と星空を巡る旅行を計画 - ハワイ島とマウイ島
リゾートに沈む夕日や夜空に広がる満天の星空はとても印象的です。
そこでハワイ旅行では可能な限り毎日夕日と星空が見られるようにと旅程を組みました。
毎日、夕日鑑賞と星空撮影ができる時間を設けるため、グーグルマップのストリートビューを使い、徹底的にハワイの地形を頭に叩き込むことで、より綿密なスケジュールを組んでいきました。
夕日の時間、星空が良く見える時期を計算した旅行の計画を立てる
ハワイ旅行で夕日と星空を見るために、下記の事を考慮して旅行を計画しています。
- 旅行は新月を中心に前後の週で計画
- 毎日『夕日』と『星空』の鑑賞時間を設ける
- 現地の日の入り時間を調べる
- 夕日は日の入り30分前と30分後を確保
- 夕食は日の入り1時間前までに食べる
- Google Mapで夕日と星空撮影に適した場所を調べる
- レンタカーで行ける場所を探す
まずは、星がよく見える新月に近い日程を選びます。日程が決まったら現地ハワイの『日の入り』と『月の出と月の入り』の時間を調べます。
次に夕日や星空が見える場所をGoogle Mapを使い、車で行ける場所を重点に調べていきます。
残りの時間帯は日中で回れる観光スポットをスケジュールに埋めていきます。
この旅行記では実際に行った夕日や星空スポットも紹介していきます。
ハワイ旅行の全体の行程(9泊10日)
今回の旅行はハワイ島 → マウイ島 → ハワイ島の順番に旅行をしました。
- ハワイ島に4泊
- マウイ島に3泊
- ハワイ島に2泊
今回のハワイ島とマウイ島の旅で走った距離は合計1,555キロ(847マイル)でした。実際はこれ以上の距離を走っています。
ハワイ旅行1日目: ワイコロアで見た夕日と星空
■ハワイ旅行1日目の行程
- 羽田空港から出発 → ハワイ島コナ空港に到着
- ダラーレンタカーで車のレンタル開始
- ヒルトン・ワイコロア・ビレッジにチェックイン
- リゾート内で夕食
- リゾート内で夕日撮影
- 星空撮影
羽田空港からハワイ島コナ国際空港へ
仕事終わりの金曜日、23:50発の羽田便で出発しました。同僚からは金曜日に発つことが信じられないようで『ありえない』、『土曜日から行けばいいのに。。』など言われましたが、
金曜日に出発するフライトは航空券が安く済み、そして金曜日に出ればハワイ時間の金曜日のお昼頃に着くことで時間を有効活用できます。
ハワイアン・エアラインの設備と機内食はどんなものか?
機内のアメニティーは『イヤホン』、『耳栓』、そして『アイマスク』が入っていました。
使った後も紙袋を閉じて持ち帰ることができます。自分は耳の穴が小さいのでイヤホンは全然フィットしませんでしたが一般的な形状です。
機内食について
離陸してから間もなく軽食(1番目の写真)が出され、到着1時間半前に機内食が提供されました。
味は可もなく不可もなくといったところでしょうか。座席にはビデオオンデマンド機能が備わっており、映画は半年以内に上映していたラインナップが充実していました。せっかくなので1本見ました。
コナ国際空港に到着、レンタカーをピックアップするまで
13:00到着。飛行機の扉を出たらゲートにつながっておらず滑走路に降りました。
到着ロビーへ続く道がなくタラップを降りてバスで入国審査の場所に向かいました。入国審査は外に仮設で作った大きなドームテントの中で行いました。
◼️空港でレンタカーをピックアップ
14:00頃、空港から『レンタカー専用のシャトルバス』に乗り、ダラーレンタカーのチェックインカウンターへ向かいました。
借りた車は日産のSUVでした。
星空や夕日を見るためににオフロードを走行することもあるため、保険は自損事故など気にせず運転できるよう『フルカバー』にし、返却時はガソリンを給油しないで返せるプランにしました。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジへ向かう
まずは宿泊施設へ向かうため、コナ空港から車で30分(19マイル)ほど離れた場所にある『ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ』へ向かいました。
初めて運転する車のため、アクセルやブレーキの癖、ハンドルの抵抗感を確認しながら進みました。
ルート19を左折しリゾートエリアに入ります。ワイコロアは様々なホテルリゾートがまとまっており、宿泊先のヒルトンもこのエリアにあります。
ヒルトンワイコロアビレッジにチェックイン
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジはかなり広いリゾート施設で、リゾート内にトラムが走っています。
地図の左側にセルフパーキングがあり、すぐ右手にメインロビー、そして各宿泊施設が点在しています。
リゾート中央は海岸エリアや砂浜が広がっており遊歩道で散策できます。
今回泊まった施設は『オーシャンタワー(Ocean Tower)』で、上から見ると串団子のような形をした施設になります。
パーキングから最も遠い施設のため、宿泊棟まで歩いて20分ほど掛かります。
◼️トラムに乗る
リゾート内は巡回しているトラムで移動できます。
リゾート内にいくつか停留所が設けられており、乗って移動します。
ディスプレイが設置されており、トラムの現在地がリアルタイムで表示されます。運行間隔は10分くらいです。
特にチェックインやチェックアウトの時は手荷物も多いため必ず乗ったほうが良いでしょう。
ヒルトンワイコロアビレッジの風景
リゾートにある植物や遊歩道は綺麗に手入れされており、すべてが整っていました。歩くだけでもリゾートの雰囲気を楽しむことができます。
最初の食事: ラグーン・グリル
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジにはレストランが豊富にあります。
カジュアルなカフェ、近海で取れた魚介類や地元食材を使ったハワイアン料理まで多彩で、リゾートに滞在しながら様々な食事を楽しむことができます。
今回最初に立ち寄った『ラグーン・グリル / Lagoon Grill』は食事スペースがテラスにあり、南風を感じながら食事ができます。
サンドイッチやバーガーなどのカジュアルな内容のカフェメニューが中心です。
お子様メニューもありますので家族連れが行きやすいカフェです。
ハワイに到着してからまとまった食事ができておらず、またサンセットの時間に合わせるためラグーン・グリルで早めの食事をしました。
ラグーン・グリル 11:00AM - 7:30PM
ラグーン・グリルはドレスコードはなくサンダルOK、水着でも利用できるので気軽に寄れるお店です。
サンセットの時間に合わせて行くと夕日を見ながら食事ができるのでお勧めです。
私はハンバーガーを注文しました。家族4人それぞれ別々のハンバーガーを選び、サイドディッシュに揚げ餃子を頼みました。
ハンバーガーのパテは分厚く食べ応えがありました。パテの焼き加減も選べます。
アメリカは肉の焼き加減を必ず聞いてきます。無難に答えるなら『Medium rare - ミディアム・レア』と答えておきましょう。
ハンバーガーは美味しかったのですが注目すべきはフレンチフライの量です。マックポテトLサイズ2つ分はありました。
途中で飽きてしまいましたがポテトは細くてカリカリでかなり好みでした。最初の食事から高カロリーでした。
リゾート内にいる動物たち
リザード内に見たことない鳥や動物がたくさんいました。イタチのような生物がいましたが、『マングース』だそうです。
昔、人間がハワイに持ち込んで野生化してしまったようです。ちょっと目つきが怖かったです。
【夕日鑑賞】-ヤシの木とサンセット
ハワイではリゾートの風景と相まって素晴らしい夕景を見ることができます。ハワイは海に囲まれ遮蔽物が少ないため、地平線に沈む夕日が綺麗に見えます。
ヒルトン・リゾート内は海岸エリアが多いためどの場所からでも人に邪魔されずに夕日を楽しむことができます。
夕日とヤシの木のシルエットはリゾートの雰囲気がよく出ます。
9月上旬の日の入り時間は18:30頃で、地平線に沈む夕日を眺めることができました。
夕日は30分前からが一番の見ごろです。そして日の入り後の30分を「マジックアワー」と言って、空の色合いの変化が劇的に変わる1番美しい時間帯です。
半数以上の観光客は日の入り後にすぐに帰ってしまいますが、ハワイは特に日没後の時間帯もおすすめです。
【星空風景】リゾートから見える天の川
ハワイの星空は満点の星空が見えますが、リゾート内でも星がよく見えます。
初日は雲が少し写った星空風景になり、タイムラプスには流れる雲と横切る飛行機の軌跡が写りました。
1日目のハワイは天気に恵まれ、とても順調でした。ハワイ2日目も快晴で海水浴日和でした。午前中はシュノーケルとコナコーストでランチを食べ、そして大衆マーケットや夕日・星空撮影など、予定がぎっしり詰まっています。
■1日目車の移動距離:
20マイル(32 Km)