2018年ハワイ島&マウイ島の旅

夕日と星空を巡るハワイ旅行:4日目:【標高3,400m】マウナ・ロア天文台で見た夕日と星空

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レンタカーで『マウナ・ロア天文台』に行きました。標高3,400メートルにあるこの場所はマウナ・ケア山頂に次いで2番目に高い標高です。今回、『レンタカー』でどうやってマウナ・ロア天文台まで行き、そしてどんな『夕日-サンセット』『満天の星空』を見ることができたか、その過程と旅行記を紹介します。

■ハワイ旅行4日目の概要

  • パラダイス・ヘリコプターのオプショナルツアーが雨天で中止
  • Big Island Candiesでショッピング
  • Panda Expressでランチ
  • パラダイス・ヘリコプターツアーを再挑戦
  • マウナ・ロア天文台へ車で向かう(夕日&星空観賞)
  • ヒロのホテルに戻る

その他『キラウエア火山』のヘリコプターツアーの体験談なども紹介しています。

ヘリコプターのツアーに参加、天候不良で断念

パラダイス・ヘリコプターツアー(HILO国際空港)

(9:30) ハワイ島の火山活動をヘリコプターに乗って間近で見れる『パラダイス・ヘリコプタース』というツアーがあり、事前に申し込んでいました。ハワイ島は火山活動が活発で、上空から見えるツアーは人気です。このツアーはHILO国際空港の敷地内から飛び立ち、40分ほどのフライトを楽しむことができます。車は空港内のセルフパーキングに停めてカウンターに向かいました。

■雨でツアーが中止に

ツアー直前の空模様

この日は朝からずっと雨で、時折土砂降りの状態でした。とりあえず、行かないことには始まらないということで、ツアーのカウンターに行きました。すると、開口一番で言われたのが、雨でツアーが催行できない可能性がある、ということでした。私たちが参加するツアーの前の時間のお客はツアーが中止になっていました。なんでも、雨と雲の高度が低すぎてヘリコプターが飛べなかったようです。

『パイロットの最終判断待ち』ということでしばらく空港内で待機していましたが、残念ながら天候は回復せず、安全上の理由で飛ぶことができず中止になりました。雲の位置が低いと前方が見えず危険だそうです。そもそも、ヘリコプターが雲の中だと当然地上の風景は見えないですしね。

ということで、カウンターで払い戻しの手続きか、別の日程でツアーを組み直すかの判断となりましたが、次の日はマウイ島へ向かうため、払い戻しを選択しました。ここで勉強になったことがあります。天候によってツアーが中止になることがあるため、ツアーを確実に参加したい場合は天候不良を想定し、翌日以降に調整できるようにしておくと良いでしょう。

ビッグアイランド・キャンディースで買い物

(11:00) 気を取り直し、空港近くの『Big Island Candies』へクッキーを買いに行きました。

気持ちを切り替えBIG ISLAND CANDIESへ
お店の中(綺麗に陳列さています)
お店の中#2

オアフ島はホノルル・クッキー、ハワイ島はビッグアイランド・キャンディー(クッキー)というほど、有名なギフトショップです。ここで大量にお土産を購入しました。このショップの良いところはクッキーやチョコレートの試食をして購入できることです。種類がたくさんあるためかなり迷いますが、試食ができるため楽しく買い物ができます。ここへは2度目の訪問になりますが、3年ぶりの来店で見たことのない新製品もあり充実していました。

■Big Island Candiesの情報

  • 営業時間:9時~17時(月~土)/10時~16時(日)
  • 住所: 585 Hinano St. Hilo, HI. 地図(←クリック)

Panda Expressでランチ

クッキーを購入してから、Panda Expressでランチをしました。ヘリコプターツアーが取りやめになり、旅の行程が変わってしまったため、食べながら次の予定を考えることにしました。

堂々とした佇まい
メニューはオレンジチキン、ビーフブロッコリー、そしてフライドライスのコンボ

看板メニューのオレンジチキンは絶対に外せませんね。チキンと一緒に食べるチャーハンがいいアクセントになります。ものすごい量でしたがすべて完食しました。

ヘリコプターツアーの再開

お!晴れてきた。。。

(14:00) おや?Panda Expressを出たら、天気が良くなっているじゃありませんか。雲の隙間から青空が出てきたため、ヘリコプターツアーが再開するのではと思い、ツアー会社にダメ元で連絡してみました。すると、14:30からのフライトで4名の空きがあることが判明!すぐさま空港に向う旨伝え、車を走らせました。まさかの急展開にテンションが上がりました。

ヘリコプター入り口前(ヘリコプターが待ってる)
5人乗りのヘリコプター

天候が解消されたようで、無事にツアーが再開となりました。簡単な注意事項のブリーフィングを受け、ヘリコプターに搭乗しました。ヘリコプターの荷重バランスが飛行に大きく左右されるため、事前に体重を計測され指示に従いながらヘリコプターに乗り込みました。

操縦席内部

ヘッドセットとマイクのテスト、シートベルトの安全確認を行い、約40分のヘリツアーが始まりました。

ヘリコプターツアー開始!2018年5月に噴火した溶岩や地形変化を楽しむ

■溶岩は大地を飲み込み地形が変わってしまった

2018年5月の溶岩噴出で拡張された沿岸

2018年の5月に発生したキラウエアの溶岩噴出でLeilani Estates地区が溶岩に飲み込まれ、海にまで達しました。Laze(レイズ)と呼ばれる塩酸のガスと火山ガラスの微粒子が交じりあった蒸気が周辺に悪影響を及ぼしていました。

溶岩は海岸線を埋め尽くし、地図を書き換えるほど地形が変わってしまったよそうです。海岸付近の海の色が硫黄の影響で変色しております。この影響でウミガメの個体数がかなり減ってしまったとパイロットが言ってました。

最近流れた溶岩跡地

流れ出た溶岩が大地を覆いつくしています。道路も溶岩で埋もれてしまい、住人も非難を余儀なくされたようです。

■区画されたマカダミアナッツ農園

マカダミアナッツ農場

区画に分かれたマカダミアナッツ農園です。防風林の役割をするために、背の高い区画になるように木を植えて守っています。ハワイ島はハワイ諸島の中でも一番新しく形成された島で、まだ土壌がしっかりと育っていません。溶岩は25,000年経たないと農作物に必要な土壌が形成されないそうです。風化した溶岩に微生物が侵食して土壌を造るまでに膨大な年月が掛かります。ハワイ島の火山活動は今もなお活発で、一度溶岩に埋もれてしまった土地から固まった溶岩を取り除くことは非常に困難で、復旧にはしばらく時間がかかります。

HILOベイエリアの風景

ヘリコプターはHILOの中心に戻ってきました。湾沿いに宿泊施設が見えました。ヘリコプターツアーは多少揺れることもありますが、安全なフライトでした。時間に余裕があればこのツアーはお勧めです。諦めずに再トライして正解でした。

車でマウナ・ロア天文台に自力で行く

(16:15) 夕日と星空を見るために、HIROに滞在中のホテルからサドルロードを走り、『マウナ・ロア山』に中腹にある『マウナ・ロア天文台(観測所)』に行きました。

Hilo からMauna Loa Observatory へ

マウナ・ロア天文台(マウナ・ロア観測所)まで車で行くことができます。観測所は標高3,400メートルの場所にあり、富士山9合目と同じ高さになります。舗装はされておりますが道が蛇行しているため、車高のある4WDやSUVが推奨されます。

道は細く、対向車とすれ違う場合はお互いに脇に寄ってゆっくりと牽制しなければならないほどです。道路の両脇は鋭利な溶岩がむき出しになっているため、タイヤのパンク懸念されます。そういった状況もあり、この道の走行はレンタカーの保険適用外になります。

行く場合は完全に自己責任となります。マウナ・ロア天文台に行く場合はできる限り4WDかSUVで行ってください。

マウナ・ロア天文台(マウナ・ロア観測所)までのルート

HILOまたKONAどちらでも、サドルロード(Saddle Road)を通って向かいます。KONA側からアプローチする場合は右折、HILO側からは左折して『Mauna Loa Observatory Road』に入ります。Google Mapで日本語検索『マウナ・ロア天文台』と打つか、英語で『Mauna Loa Observatory』と入力すれば目的地まで道案内してくれます。

<各方面からの所要時間>

  • ヒロから車で1時間20分の距離
  • ワイコロアから車で1時間40分の距離
  • カイルア・コナから車で1時間45分の距離
  • ハワイ火山国立公園から車で1時間50分の距離

マウナ・ロア観測所へ行く際の持ち物リストと準備

マウナ・ロア天文台(マウナ・ロア観測所)は3,400mの高地でかなり寒いです。夏の昼間でも気温は10度を下回り、夜は氷点下になります。観測所付近は風が強いため、防寒対策はしっかり整えてむかってください。

  • 1人あたり2本程度の水: 脱水による酸欠助長の緩和
  • 風を通しにくいウィンドブレーカーまたはダウンなどの防寒着: 夏の時期でも侮るなかれ
  • カメラが操作しやすい薄手の手袋: 大事なカメラを手の震えで落とさないため
  • お菓子やエネルギーとなる食料(ある程度): 寒さと高地順応で結構エネルギーを使います 
  • ガソリンはできる限り満タンで向かうこと: 長期滞在の場合は燃料から暖房を取るケースを想定
  • 足底がしっかりしている靴(サンダルは絶対NG): 溶岩で足を切らないため
  • 酸素ボンベ: 心配な場合

私は使い捨てカイロをもっていきましたが、酸素が薄い高地ではカイロの熱反応が弱く、そんなに温まりませんでした。とにかく荷物にならない範囲でできる限り暖かい装備で向かってください。

序盤のサドル・ロード

今回はHILOからサドルロードを目指しました。舗装された道路は運転しやすく、進む毎に標高がどんどん上がっていきます。気づいたら2,000メートル付近まで登っていました。

標高が高くなり、雲が抜けてきました

しばらく進むとHILOを覆っていた分厚い雲が抜けてきました。少し丘高い山(上記写真の左側の山)を目印に左折し、Mauna Loa Observatory Roadに入ります。

Mauna Loa Roadの風景

Mauna Loa Observatory Roadの道は対向車線がないため、対向車が来た際はお互いに道を譲り合いましょう。レンタカーは4WDかSUVが理想です。

写真奥にマウナ・ロア山が見えるはずが、分厚い雲で山が隠れていました。このまま進んでも雲の中の可能性もありましたが、望みを捨てずに観測所を目指しました。

レンタカーを借りる場合なぜSUVや4WDがお勧めかは関連記事:レンタカーは4WDかSUVを選んだほうがよい理由を参照ください。

マウナ・ロア山は完全に見えない

標高2,300メートル付近で、分厚い雲の真下まで近づいてきました。マウナ・ロア天文台付近は雲の上にあるか心配でした。また対向車は一台も交わりませんでした。そもそもここを訪れる人はそんなにいません。そのため、万が一事故になると誰も助けてくれません。このあたりで一度車を降りてみましたが少し酸素が薄い感じがしました。富士山で比較すると富士5合目の吉田登山道入り口付近の標高です。

注意: 車で一気に標高の高いところを目指しているため、体が高度に慣れていません。高山病の危険が伴います。そのため、車の走行はゆっくり走って少しずつ山を登っていくように心がけてください。できる限り急に体を動かすことは避けてください。

右折する目印の建物
途中にある建物を道なりに曲がります

気がついたら雲を抜けていました。ここは標高2,600メートル付近です。

道はまだまだ続く
決してまっすぐな道ではない

建物を曲がるとしばらく勾配の上下が厳しい道を10 km程進みます。マウナ・ロア山は緩やかなドーム状に形成されているため、ここからでは頂上は見えません。山の堆積が大きすぎでどこが頂上か判別が難しいくらい緩やかな山です。

とにかく観測所までひたすら続く道

ひたすら進んでいきます。標高も3,000メートル付近になり、若干空気が薄くなってきました。この辺りから高山病になりやすくなるので、激しい運動は避けてください。すぐに酸欠になります。同乗者で少しでも体調の優れない方がいれば無理はせずに下山してください。Uターンする際は気を付けてください。道路から外れると鋭利な溶岩でタイヤがパンクする可能性があります。慎重に行ってください。

数名で乗車している場合、狭い道でUターンをする際は同乗者に誘導してもらい、道路周りの鋭い溶岩でタイヤがパンクしないように注意を払ってください。

マウナ・ロア3,000メートル付近からみたマウナ・ケア山

雲の間からマウナ・ケア山が見えてきました。まだ雲は高い位置にありましたが日の入りと同時に雲は下界に沈むので、それを信じて向かいました。観測所まであと400メートル程登れば着きます。

道路に沿って電柱が見えますが、マウナ・ロア天文台(マウナ・ロア観測所)まで続いており、電柱がなくなる場所が天文台の終着場所です。18:00間際で太陽がだいぶ下がってきました。

マウナ・ロア天文台(マウナ・ロア観測所)へ到着

マウナ・ロア天文台(観測所)の外観
ここからマウナ・ロア山頂のトレイルが始まる

マウナ・ロア天文台(マウナ・ロア観測所)は霧に覆われていました。ここは標高3,400メートル、富士山で例えると9合目付近です。かなり肌寒く薄手のダウンでも長居ができないくらいでした。日没まであと20分。このまま太陽が見えないか心配でした。

マウナ・ロアはキラウエアの噴火に伴い火山性微動により閉鎖

天文台からマウナ・ロア山頂までトレイルが続いております。観測所の手前に駐車スペースが6台くらいあります。この日は誰もいませんでした。しかもそのトレイルが先日の噴火の影響で一時閉鎖しておりました。そのため、簡易トイレも撤去されており誤算でした。

トイレがない。。

マウナ・ロアはキラウエアの噴火に伴い火山性微動により閉鎖

しばらくすると西側が少し晴れてきました。気温がさらに低くなり、雲が山の斜面に沿って下り始めました。

【夕日鑑賞】3,400mのマウナ・ロア天文台から見た雲海に沈む夕日

太陽が色づいてきました

待ち続けた甲斐がありました。雲が沈み始め、太陽が顔を出してきました。マウナ・ロア天文台は方角的に太陽が沈む西側が見える場所に立っているため、天文台から夕日が見えると予測しておりました。9月の旅行でしたが太陽が沈む位置を事前に調べていたので大丈夫でした。仮に7月、8月に行く場合は写真より太陽が右側に沈むので夏休みシーズン中はここでも夕日が見えます。マウナ・ロア天文台付近は誰もおらず完全にプライベートで夕日鑑賞ができました。

赤茶けた大地

登ってきた道です。後ろにはうっすらとマウナ・ケア山が見えます。山全体が黄金色に染まってきました。

マウナ・ロア天文台の道路から見た夕日のパノラマ
地平線に沈む太陽
雲もオレンジ色に染まる
まもなく沈む太陽、ファインダー越しでまぶしい

無事に夕日を見ることができました。車で時間をかけてここまで来た価値はあったと思います。マウナ・ケア山頂で夕日を見るツアーに後日参加する予定ですが、それと同じくらいここはよく見えました。

【星空観測】絶景のプラネタリウム、3,400メートルから見たマウナ・ロアの星空

日没直後の風景 天の川が見え始めてきた

(19:20) 日が沈み、星空が見えてきました。日の入り後は雲がほとんど消え去り、高い標高が有利に働きました。

天の川がくっきり見えるようになりました

日没間際と夜の中間の風景です。刻々と色合いが変わり、宇宙に手が届きそうななほど、空が澄み切っていました。この場に立ち会えたことに感謝です。天文台もあるこの場所はやはり星がきれいに見えました。星空は標高が高ければ高いほど好条件となります。気軽に行ける場所ではありませんが、車で行ける標高の高い場所はここくらいだと思います。

マウナ・ケアは自力で山頂まで行けますが、日没後は天文台の観測のため下山をしなければなりませんが、ここは大丈夫です。あまりにも空を遮るものがないため、道路に寝そべりながら星空を眺めておりました。日没から3時間ほど微速度撮影をして、安全運転でHILOに戻りました。

ハワイ島の衛星写真

衛星写真を見て改めて感じましたが、地図上で見るとかなり標高の高い場所に来た事がわかります。4日目は天候と戦いながらの観光でした。翌日はハワイ島を出発してマウイ島に向かいます。マウイ島でも夕日と星空を巡る旅となります。

4日目の車での移動距離:

約100マイル(160 km)

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