ハワイ旅行8日目はマウイ島からハワイ島に移動し、現地オプショナルツアー『マウナ・ケア山頂夕日・星空ツアー』を体験しました。残念ながら天候不良で頂上までは行けなかったのでその場合はどのような体験になるか紹介していきます。
■ハワイ旅行8日目の行程
- マウイ島からハワイ島へ(ヒロ国際空港)
- レンタカーピックアップ
- サドルロード横断
- マウナ・ロア・オブザベートリー・ロードで溶岩ウォーク
- ヒルトンワイコロアビレッジ到着
- マウナ・ケア夕日・星空ツアー参加
移動!マウイ島から再びハワイ島へ
3泊4日のマウイ島の滞在はあっという間でした。マウイ島は適度に広く自然と街のバランスが取れた島でした。滞在中は意外と車移動が多く、リゾート内でゆっくりする時間がほとんどありませんでしが、次回マウイ島へ行く際はゆっくり過ごせるように時間を使いたいと思います。
早朝のフライトに合わせ、ホテルを朝5時に出発しました。カフルイ空港までは片道30分の距離となります。空港でレンタカーの返却からチェックインの時間を考慮する必要があるため、余裕を持って行動するようにしましょう。
朝の道路は空いていますが、お昼過ぎから夕方の時間帯の道路は混み合います。フライトの時間によっては30分以上の所要時間がかかる場合があるので早めに空港に向かうように心がけてください。
レンタカーでサドルロードを横断
ヒロ国際空港に到着し空港内で再びレンタカーを借ります。ハワイ島は日産車が主流なのでしょうか?また似たような車でした。これからサドルロードを走り、西側のワイコロアビレッジを目指します。
サドルロードは『マウナ・ケア』と『マウナ・ロア』の合間を走るヒロとコナ間を結ぶ横断道路です。見晴らしがよくしっかり舗装されているためとても走りやすい道路です。
ヒロからだと右側にはマウナ・ケアが、左側にはマウナ・ロアを横目に広大なハワイ島の大地を突き進んでいきます。途中から標高がどんどん上りサドルロードは標高2,000メートル付近を走行することになります。
しばらく走ると雲に覆われたマウナ・ケアの尾根が見えてきました。車通りも少ないためストレスなく進みます。
溶岩地帯を散策
サドルロードを西に進み、マウナ・ロア・オブザベイトリー・ロード(マウナ・ロア観測所)へ続く道に入った先に停車しました。ここは過去にマウナ・ロアから流れ出た溶岩が固まった大地が広がっており、間近で見ることができる場所です。
この場所はハワイ旅行3日目で星空撮影をした付近で、さらにハワイ島4日目にマウナ・ロア観測所に向かった場所です。
サドルロードはハワイ島を訪れたら是非行ってみてほしい場所です。ハワイ島の力強い大地を直に体験できることでしょう。過去の記事でサドルロード周辺で楽しめるスポットをまとめているので参照ください。
参照記事①:夕日と星空を巡るハワイ旅行:3日目:【ハワイ島】サドルロード周辺からの満天の星空
参照記事②:夕日と星空を巡るハワイ旅行:4日目:【標高3,400m】マウナ・ロア観測所で見た夕日と星空
この辺りは固まった溶岩が手つかずの光景が広がっており、冷え固まった溶岩の上を歩くことができます。また写真奥には広大なマウナ・ロア山が見えますが、とにかく山の体積が大きくて広角のレンズでも捉えきれません。
ハワイ島の溶岩はさらさらしており、流れた出た溶岩は広範囲に広がります。そのため、緩やかに勾配し標高の高い場所が形成されます。
固まった溶岩の隙間からいくつかの植物が自生しており、大地の力強さを感じます。
大昔は火山活動が活発だったハワイ島の名残を見ることができます。また2つの大きな山の麓にあり、ハワイ島の中心のでもあるこのエリアはサドルロードでもお勧めのスポットです。
再びサドルロードを進む
約1時間ほど滞在した後、再びサドルロードを西に進み、ワイコロアを目指しました。
■途中にあるワイコロア・ビレッジ内のスーパーに立ち寄る
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに向かうに途中にワイコロアという町があり、そこにある地元のスーパーに寄りました。KTA Super Storeという、こぎれいなスーパーで品ぞろえが豊富でした。
「マサシのネイチャースクール」のオプショナルツアーに参加
無事にヒルトン・ワイコロア・ビレッジに到着し、マサシのネイチャースクールというハワイ島現地のオプショナルツアー会社の「マウナ・ケア山頂夕日・星空ツアー」に参加しました。なんとかギリギリ時間に間に合いましたが、かなり際どい時間配分でした。ヒロからワイコロアまでの車の移動は余裕を持った時間配分が必要です。
チェックイン後はすぐにツアーの準備をし敷地の広いリゾートを早歩きで集合場所に向かいました。到着したらすでに赤い色のバンが待機しており、他ツアー客がすでに集まっていました。
■ツアーがスタート、しかし
マウナ・ケアへは先ほど通ったサドルロードを走りますが、天気が悪く雨模様でした。
ここからマウナ・ケア山頂を目指し、まずは標高2,500メートル付近のオニズカ・ビジターセンターに向かいます。
オニズカ・ビジターセンターに到着しました。標高があるためこの辺りに来れば雲の上かと思っていましたが天候は変わりませんでした。
天気はますます悪くなる一方で、頂上は強風と雨により山頂への道が封鎖となってしまいました。本来ならビジターセンターで1時間ほど滞在して高度順応の時間を設けるところですが、今回は道半ばでマウナ・ケア登頂が断念となりました。
ワイコロア周辺は青空が広がっているということで、そのあたりで夕日を見ることを決め即座に下山を決断。オニズカビジターセンターを後にしました。山の天気は変わりやすいということで、山頂を目指せないこともよくあることだということです。
天候不良でマウナ・ケア山頂に行けない場合は下界で夕日を見る
現地オプショナルツアーの『マサシのネイチャースクール』のマウナケア夕日山頂ツアーで、天候不良で山頂に行けない場合は、下界で夕日と星空ツアーに切り替わります。
■晴れの確率の多いワイコロアを目指す
ワイコロアは地形の影響から晴天率が高く高確率で空が晴れていることが多く、マウナ・ケアやサドルロード周辺が前でもワイコロアなら晴れています。
ツアーで天候が悪く山頂に登れない場合はワイコロアの比較的標高の高い場所に向かいます。
ワイコロアまで来ると分厚い雲が抜け空が見えてきます。ハワイ島は風の流れが通年一定で東から西に流れます。4,000メートル級のマウナ・ケアとマウナロアの影響で、湿った空気はヒロの付近で雨となり、乾燥した空気がワイコロアに流れ込むため、通年快晴率が高いことでも有名です。
マウナ・ケアのワイコロア側(西側)の麓は海抜800メートルほどの標高のある場所が多く海までなだらかな坂が続き海に沈む夕日が見やすいポイントがたくさんあります。
今回は幹線道路沿いにある路肩に停まり夕日鑑賞を行います。
■ワイコロア中腹から見る夕日の風景
ワイコロアは海抜800メートル付近の場所があり、大地と海の地平線がはっきり見えるポイントがあります。ハワイ島の夕日は海から海岸や砂浜から見る風景ばかりだけかと思いましたが、こういった丘高い場所から見る夕日もなかなか良いものです。
【星空】 - 雲の隙間から見えた天の川(ワイコロア)
マウナ・ケア登頂は残念な結果になりましたが、いろいろと試行錯誤して対応していただいたツアーガイドの方に感謝です。
夕日鑑賞が終わってもツアー自体は続きます。ワイコロアで夕日鑑賞の後は星空ツアーになり色々な星空スポットを回って観光客を楽しませてくれます。
■ワイコロアの星空
基本的にハワイ島ではどの場所でも満天の星空を見ることができます。大気汚染も少なく人工の光も少ないため、たとえ海抜0メートルの場所からでも星は綺麗に見えます。夏の時期は天の川銀河も良く見えるためハワイ島に行ったら夜空も観光の醍醐味です。
ツアーガイドがレーザーポインターで星空ガイドをしてくれます。日本では薄暗い星もハワイ島では星が見えすぎるためレーザーポインターで示してあげないと、どの星かわかりません。
マウナ・ケア山頂の夕日と星空ツアーは天候不良で登ることが出来ませんでしたが、それでもハワイ島で見る夕日と満天の星空は満足のツアー内容です。
このように本来のツアー内容が天候不良などで出来なかった場合、ツアー会社から1年以内にツアーを再度申し込めば無料で参加できるチケットを発行します。1年以内なのでなかなか毎年ハワイ島に行くことが難しいですが、一応救済措置があります。
今回のようなケースでリベンジを誓った方は是非無駄にしないように1年以内に再チャレンジしてみてください。
ハワイ旅行8日目 車での走行距離: 71マイル(114km)