ブライスキャニオン国立公園

ナバホループトレイルの深部で見た絶景!赤い岩壁に囲まれた風景を紹介【ブライスキャニオン国立公園】

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『ナバホループトレイル』はアーチーズ国立公園で絶対に外せないお勧めの観光スポットです。このトレイルの最大の魅力は峡谷の深部を初心者の方でも気軽に行けるという点です。ブライスキャニオンの峡谷を中から体験できる『ナバホループトレイル』はどんな風景が広がっているのでしょうか?体験談を写真を交えながら紹介します。

ナバホループトレイルとは?

ナバホループトレイルはブライスキャニオン国立公園の『サンセットポイント』を出発地点の1周2.2㎞のループトレイルです。出発地点のリムから峡谷に沿って中をトレイルが進み、ブライスキャニオン深部から独特な赤い大地を歩くことができる人気の観光トレイルです。

ナバホループトレイルの概要

1周約2.2㎞のループトレイル
  • 2.2㎞の距離
  • 最高地点と最低地点の標高差は167メートル
  • ハイキング難易度は中程度
  • 所要時間は1時間~2時間

出発地点の『サンセットポイント』がこのトレイルの最大標高地点となっており、進むにつれて徐々に峡谷を降りて行きます。峡谷の下層に到達してからは緩やかな道となっており、後半は再び峡谷を登りながら別の道から出発地点に戻るルートになります。そのためトレイルを1周すると合計334メートの高低差を行き来することになり、体力を使い達成感が味わえるトレイルと感じます。

出発地点から峡谷の下り道は勾配がきつく足場が砂で滑りやすいため、足首がしっかり覆われたトレッキングシューズ(運動靴)で行くことを勧めます。

出発地点の標高は2,272メートルの高地にあるので、急いでトレイルを回ると高山病になる可能性があります。ブライスキャニオン国立公園に入った直後のトレイルや運動は高地順応に慣れていないため、まずは各ビューポイントから景色を見て体を高地に慣らしてからトレッキングをしてください。

冬はトレイルの一部が閉鎖

冬のトレイルは封鎖している

ブライスキャニオンの冬は大変寒く、雪に覆われる時期があります。冬季は出発地点から反時計回りのルートは勾配がきつく封鎖されております。反対側の時計回りからリムを降りて深部に向かうことができます。

ナバホループトレイルの見どころ

ループの出発・到着付近、そして反時計回りに降りた深部入口付近が特に見どころです。出発地点のリムから道をどんどん降りていくのですが、いろいろな形の赤い岩や壁が姿を現します。ジグザクした道を進みながら両脇切り立つ赤い岩肌と地平線に続く景色が見どころです。あたり一面が赤褐色に染まり、まるで他の惑星にいるような光景を見ることができるでしょう。

事前準備

ナバホループトレイルを歩く前の事前準備をまとめました。トレイルの距離は他のトレイルより短めですが高低差はあります。トレイルを歩くときはしっかりと準備しましょう。

  • 水は最低でも1リットル常備してください。夏場はかなり気温が上がります。ブライスキャニオンは乾燥地帯なので、こまめに水分補給を心掛けましょう。途中に給水場はありません。
  • 食料は少し携帯する程度で十分です。トレイルの所要時間は1~2時間程度になりますが、途中小腹が空いたときにエネルギーを補給する程度で持ち運びましょう。
  • トレイルの前に高地順応を1時間以上するようにしましょう。ブライスキャニオン国立公園は標高が高い場所になります。富士山でいうところの5合目付近に相当する高地です。ブライスキャニオン国立公園を訪れてすぐのトレッキングは避け、1時間くらいは高地順応をするように心がけてください。

【楽しかった!】ナバホループトレイルの体験レビュー(反時計回り)

ナバホループトレイルを実際に歩いた体験レビューを紹介します。

■トレイルは『時計回り』または『反時計回り』を選ぶ

ナバホループトレイルはループしているため、出発地点から50メートル程進むと、分岐点があり時計回りか反時計回りのどちらに進むか選びます。今までに2回このトレイルを歩きましたが、総合的に『反時計回り』で行くことをお勧めします。理由は:

  1. 峡谷深部入口に見ながら歩くことができる(ワクワク感が最高!)
  2. 帰りの上り坂が比較的緩やか
ナバホループトレイル出発地点から見た景色

トレイルは出発地点から一気に峡谷深部に向かって下っていきます。道は滑りやすく蛇行しながら坂道が続くため、足元に注意して降りていきましょう。標高差が167メートルもあり、いかに峡谷の中に入り込んでいるか想像できます。

ナバホループトレイルの最大の魅力は先が見えない峡谷の深部への入り口付近です。

ナバホループトレイル「反時計回り」出発地点:上層エリア

出発地点の光景

まずトレイル開始直後はブライスキャニオンのパノラマ風景を間近で見ながら徐々に進んでいきます。一部フェンスがされており、観光客が一番往来する場所となります。目の前に広がる赤い壁と高い場所から見下ろすブライスキャニオンの風景がきれいなスポットです。

景色全てが赤褐色になる

反時計回りに分岐した直後の風景です。少し降りるとブライスキャニオンの中にどんどん入り込んでいきます。歩くたびに景色が移り変わり様々な浸食された石柱が姿を現します。上の写真右側のように岩壁の間の奥は別の光景が広がっています。

ブライスキャニオンの特徴である岩柱

ナバホループトレイルの上層は岩柱の目線の高さとなり、岩柱を間近で見ることができます。近場で見ると単一色ではなくグラデーションのように様々な色で構成されていることがわかります。上層エリアのトレイルの勾配は少しきつめですが歩くたびに変化する岩の形状が面白いです。

岩壁の穴の開いた場所をうまく利用したトレイル

目の前にそびえたつ赤い岩壁は迫力がありました。浸食して穴が開いている隙間から太陽が見えました。

中層エリアは赤岩に囲まれながら進む

中層エリアはブライス峡谷深部に向かう道中

中層エリアはひたすらブライス峡谷を下っていきます。トレイルはしっかりと踏み固められておりますが、一部は砂で滑りやすい箇所がありました。道はフェンスで囲まれていないため、足を踏み外すと下に転がってしまいます。下る際は自分のペースでゆっくりと足元を見ながら進んでいきましょう。登ってくる観光客に気を付けながらより深部へと進んでいきます。

目の前には脆くて崩れやすい岩山がたくさん

中層エリアは谷のかなり深くまで入り込んでいきます。周りの岩壁はかなり脆く、足元には最近剥がれ落ちたであろう石が堆積しておりました。ブライスキャニオンのトレイルは落石や地滑りが起こりやすい環境の為、常にまわりに細心にの注意を払いながら進みます。

空が見えなくなるほど深いブライスキャニオンの深部

太陽が届かない深部

歩き始めて30分ほどでブライスキャニオン峡谷の深部へと到達します。峡谷の中にいるため風はほ無風で空が見える範囲はごく一部です。足元から両サイドの砂岩まで全てが赤褐色となっており、人物写真を撮ると背景がすべて同じ色になります。驚くほど静かで異様な風景が広がり写真では収まり切れない光景です。トレイルの上に立っている場所が今まさに浸食し続けている最新の状態ということです。

岩の隙間から生える松の木

ブライスキャニオンは標高2,000メートル級の高地の為、針葉樹林の代表である松の木が所々で力強く自生しています。

更に進み峡谷を抜けていくと松の木が多くなってきます。

ループ折り返し付近は峡谷を抜け、松の木と緩やかなトレイルが続く

峡谷を抜けると松の木が多いトレイルになる(*この画像はGoogle ストリートビューを転用してまおります)

トレイルを半分ほど進んだ場所で峡谷の深部を抜けると背の高い松の木が多いトレイルを進んでいきます。反対側の峡谷深部入口までこのような景色が続きます。途中に他のトレイル【Queens Garden Trail】に分岐しているので、間違えないように【Navajo Loop Trail】の標識に沿って進んでいきましょう。

更に進み深部に到達すると今度は行きと逆の景色から上層に上がっていきます。今度は登山のようにトレイルを登りますが、ゆっくりと自分のペースを保ちながら出発地点のサンセットポイントまで戻っていきます。

まとめ

ナバホループトレイルはブライスキャニオン峡谷を間近で見ながら深部エリアを歩くことができる、アドベンチャー要素の強いトレイルです。約2時間ほどの所要時間ですが、ブライスキャニオンで歩くおすすめのトレイルです。中難易度レベルではありますがしっかりと準備をしながらゆとりを持って挑戦してみてください。言葉では伝わらない圧倒的な光景に驚くことでしょう。

ブライスキャニオン国立公園の最新の状況はオフィスシャルホームページからご確認ください。

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