ブライスキャニオン国立公園

ブライスキャニオン国立公園|各ビューポイントから見た絶景を紹介「南側エリア」

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ブライスキャニオン国立公園には様々なビューポイントが点在しています。それぞれのポイントから見える景色は似ているようで全く異なります。この記事ではブライスキャニオン国立公園の南側エリアにある9つのビューポイントの景色を写真付きで紹介します。

北側エリアのビューポイントの紹介は関連記事を参照ください。

ブライスキャニオン国立公園の南側エリアのビューポイント:特徴

国立公園の南側エリアは北側エリアに比べ、土柱(Hoodoo)が密集した風景やトレイルは少な目です。

しかし、北側エリアよりも300メートル程標高が高い場所を活かしたビューポイントが点在しており、そこから眺める地平線まで続く遠望風景が特徴です。

この記事ではブライスキャニオン国立公園の南側エリアにある9つの各ビューポイントの特徴を紹介します。

■南側エリアの9つのビューポイント

  • Yovimpa Point
  • Rainbow Point
  • Black Birch Canyon
  • Ponderosa Point
  • Agua Canyon Overlook
  • Natural Bridge Overlook
  • Farview Point
  • Piracy Point Overlook
  • Swamp Point

Yovimpa Point|ヨビンパ・ポイント 2,778m

展望エリアから見た風景

Yovimpa PointはRainbow Pointと並んで国立公園内で一番標高が高く、またブライスキャニオン国立公園の最南端に位置するビューポイントです。過去2,000万年前もの間に海面より隆起し、後に大地がコロラド支流によって浸食された場所です。

パノラマビュー

ブライスキャニオン国立公園の南部エリアは北部エリアの国立公園よりも300メートル程隆起が進んでおり、この地の事を『パンソーガント高原』と呼ばれていますが、この高原の南側から色とりどりの大地を眺めることができます。

方角は真南を向いており眼下に続く森林が地平線まではっきりと見えるパノラマビューが特徴的です。観光客も少な目でゆっくり景色を楽しめるお勧めのスポットです。

■Yovimpa Pointの情報

  • 駐車場:50台以上(Rainbow Pointと共有)
  • トイレ:あり
  • Yovimpa Pointまで駐車場から300メートル
  • 特徴: 最南端の景色、最高標高地点からの景色

Rainbow Point|レインボー・ポイント 2,778m

Rainbow Pointのパノラマビュー

Rainbow PointはYovimpa Pointと同じ位置にある最標高地点にある北側のビューポイントです。展望エリアが横に長く続いており、見る場所によって若干見える景色が異なります。

一番左側にあるビューエリアから見た景色

北側を向いているため土柱がよく見えます。土柱の浸食が国立公園の北部エリアよりもはるかに長く進んでおり、切り立った崖がパンガーソン高原の端に沿った景色の大部分を構成しています。

土柱の浸食が激しく深い場所が陰になっており、その複雑さがよく見えます。浸食のすぐ脇にユタ州道が走っている光景を眺めることができ、その迫力がよく見えます。

人工で作られた道路のすぐ脇に膨大な年月をかけて浸食された大地のギャップが何とも言えない光景でとても好きな場所です。

■Rainbow Pointの詳細

  • 駐車場:50台以上(Yovimpa Pointと共有)
  • トイレ:あり
  • 駐車場から徒歩1分以内
  • 特徴: 最南端から北側へのビュー、奥に連なるブライスの風景

Black Birch Canyon|ブラック・バーチ・キャニオン 2,667m

土柱の合間に樺の木の群生が見える

Black Birch CanyonはRainbow Pointから折り返した最初のビューポイントです。駐車スペースは路肩に5台しか停められず、展望エリアも数メートルしかありませんが浸食が進んだ地形の合間からカバノキが見えます。

展望エリアの目の前に土柱が待ち構えており、駐車場から降りてビューポイントに行くといきなり出てくるのその圧倒的な光景に驚きます。横目にあるリムを見ると赤茶けた崖が奥まで続いています。

■Black Birch Canyonの情報

  • 駐車場:5台
  • トイレ:無し
  • 特徴:近くと崖側に見えるHoodooの景色

Ponderosa Caynon|ポンデローサ・キャニオン 2,714m

奥にあるポンデローサの松の木を守る土柱

ここから見える奥の森林は『ポンデローサ松』で占められており、この松の名前にちなんでPonderosa Pointと名付けられました。このあたりの中間層にある灰色の土柱は赤茶けた土柱よりも固く水を吸収する性質のため、崖の奥にある森林を鉄砲水などから守っているそうです。

茶色と灰色の地層が混じる崖の風景

このビューポイントは真正面の景色よりも、むしろ横目から眺める崖の風景が特徴的です。

白や灰色の土柱は浸食に耐える一方、赤土は浸食のスピードが速いためなだらかになっています。赤と白のコントラストが強く美しい景色が特徴です。

■Ponderosa Pointの詳細

  • 駐車場:約15台
  • トレイ:無し
  • 特徴:Hoodorとポンデローサ松の森林が地平線まで続く風景

Agua Canyon Overlook|アグア・キャニオン・オーバールック 2,682m

特徴的な土柱のあるAgua Canyonの風景

Agua Canyon Overlookは南部エリアのビューポイントの中で最も有名なポイントです。その特徴として不思議な形の土柱を見ることができます。

「ウサギ」または「バックパッカー」と呼ばれる土柱

ビューポイントの目の前に、今にも崩れそうな土柱が特徴的な展望エリアです。バランスが取れた土柱は上部が灰色で徐々に赤茶けたグラデーションカラーになっており、とても美しい光景です。よく見ると土柱の上に木が生えているのがおわかりでしょうか?

昔、それぞれの土柱に名前を付けていたらしいのですが、特徴を表して名前を付けても原型をとどめないほど浸食が進んでしまったため、今では名前を付ける習慣が無くなったそうです。

この場所はとても色がはっきりしたカラフルな土柱が特徴的でフォトジェニックな光景を見ることが出来るでしょう。

浸食が進むと土柱が根元から崩れるため、いつか見えなくなってしまうかもしれません。

■Agua Canyon Overlookの情報

  • 駐車場:約15台
  • トレイ:無し
  • 特徴:特徴的な土柱の景色

Natural Bridge Overlook|ナチュラル・ブリッジ・オーバールック 2,629m

綺麗に穴の開いた自然のトンネル

Natural Bridge Overlookは文字通り、ビューポイントの真正面に浸食によって空洞ができて、まるで橋のような光景から、名付けられました。他のポイントには無い唯一無二の場所です。

ナチュラルブリッジは左側のリムから繋がっており、一昔前はナチュラルブリッジの上に登ることが許されておりました。

今では崩落や自然保護の観点から土柱の上を歩くことは禁止されています。いつになるかわかりませんが、浸食が進むといつかこの橋も崩れてしまうことでしょう。

■Natural Bridge Overlook

  • 駐車場:35台
  • トイレ:無し
  • 特徴:橋のように空いた土柱の空洞

Farview Point|ファービュー・ポイントとPiracy View Point|パイラシー・ビュー・ポイント 2,588m

Farview Pointからの景色

Farview PointとParia View Pointは隣接しており同じ駐車場に停めて向かいます。

Farview Pointは手前にある土柱と地平線の奥に広がる広大な土地がよく見えるポイントです。

ブライスキャニオンは空気の透明度が高く、グランドキャニオンのノースリムの大地『カイバブ高原』を眺めることが出来ます。さらに、ここから約130㎞以上も離れた『ナバホ山』も垣間見ることができ、ブライスキャニオン周辺の空気の透明度が尋常でないことがよくわかります。

東京の視界範囲は平均10~20㎞と言われておりますので、ブライスキャニオンは東京の約6~13倍空気が澄んでいることを意味します。

Piracy Pointのパノラマ風景

一方の、Piracy Pointは北部を中心に広がる景色を眺めが特徴的です。Piracyの意味は『海賊』を意味し、ここから見えるビュートの形がリムに沿って進む海賊船に似ていることからその名が付けられました。

ここからもナバホ山や地平線まで続く森林がよく見えます。観光客も少なめなので静かに景色を楽しむことができるでしょう。

■Farview PointとPiracy Pointの情報

  • 駐車場:28台
  • トイレ:あり
  • 特徴:壮大なパノラマビュー
  • Piracy Pointまでの距離:駐車場から徒歩300メートル

Swamp Canyon|スワンプ・キャニオン 2,438m

Swamp Canyonの風景

土柱の崖に囲まれた小規模のビューポイントです。このビューポイントからSwamp Canyon Trailに行くことができます。

数々のビューポイントよりも開けた光景はありませんが、土柱の谷がよく見えます。最南端のビューポイントよりも300メートル程低く、間近に見える土柱が特徴的です。

■Swamp Canyonの情報

  • 駐車場:15台
  • トイレ:無し
  • 特徴:土柱に囲まれた谷の景色

まとめ

南側エリアのビューポイントは国立公園を南北に走るUT-63沿いに点在しており、北側より300メートル程高い場所にあります。

このエリアは土柱の密度が低く切り立った崖が多いことからトレイルは少なめです。しかしながら標高が高い地の利を活かした見晴らしの良い眺望が特徴的です。

南側エリアは15マイル(約24㎞)の長い道のり沿いに9つの異なるビューポイントが点在しています。2時間ほどで南側エリアの9つのビューポイントを回ることができるでしょう。

高地にあるブライスキャニオンは空気がとても澄んでおり100㎞以上先の光景までクリアに見え、遠くにある『ナバホ山』は殆どのビューポイントで眺めることが出来るでしょう。遠くの地平線に盛り上がった山を見つけてみましょう。

国立公園の中でもマイナーな場所ですが地平線まで続く壮大な景色を是非楽しんでください。

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