白い砂浜とエメラルドブルーの海が綺麗な『倉崎海岸』は海の透明度が高く、海水浴やシュノーケルスポットとし人気で、奄美大島で代表的なビーチスポットです。
近隣には様々なリゾートホテルが点在しており各ホテルからのアクセスが抜群です。また地元のダイビングショップが近隣にあるため倉崎海岸でシュノーケルやダイビングが盛んな海岸です。
この記事では倉崎海岸の風景や特徴や行き方などを紹介していきます。
倉崎海岸の特徴とは?
倉崎海岸は赤尾木湾(あかおぎわん)の北西の半島にある海岸で白い砂浜と荒い珊瑚の残骸が堆積した美しいビーチです。湾沿いにあるため高波が少なく穏やかで海水浴向けの海岸です。
沖合まで浅瀬が続いているためサンゴが多く生息しており太陽に照らされた海はエメラルドブルーに輝くことで、見た目の美しい南国のビーチのような雰囲気が特徴的な海岸です。
■倉崎海岸の駐車場
砂利の駐車スペースは50台くらいは駐車できる広さがあります。この駐車場の正面に倉崎海岸が広がっておりコンクリートでできた階段を下りればすぐに海にエントリーできるようになっています。
■真水が出来る蛇口(出ない場合もある)
駐車場の出入り口付近に上の写真のように真水がでる蛇口があり、フリーで使用できる唯一の場所があります。シャワーの設備がないため海に入った後は直接蛇口から潮水を流さなければなりません。
対策として、あらかじめ飲み終わったペットボトルに水を入れたものを持ち込み、頭からかぶって簡易的に潮水を流して、宿泊施設でシャワーを浴びることを勧めます。
蛇口から水がでない場合もあるため、期待しない方が良いかもしれません。
■倉崎海岸の風景
駐車場は3メートル程高台の場所にあり、ここから海岸の風景が一望できます。
近くに寄るとわかりますが、波打ち際の砂浜ははとても荒くサンゴや貝が堆積して浜を形成しています。
砂が荒く波で海が濁りにくいことが倉崎海岸の海の透明度が高い理由です。
珊瑚や貝が堆積して浜は素足だと痛いので海に入る際はマリンシューズを履いて遊びましょう。
■海の中の様子
波打ち際から20~30メートル付近は多少の魚がいるくらいですが、さらに奥に行くと大きな珊瑚があるので魚が群がっている光景を見ることができるでしょう。
波打ち際の穏やかなエリアでシュノーケルや海水浴を楽しむのがこの場所での一般的な楽しみ方だそうです。
倉崎海岸への行き方
■奄美空港から
道のりは簡単で奄美空港から『県道82号線』をしばらく西に進みます。しばらくすると『国道58号線』に差し掛かる交差点が見えたら左折します。
その後100メートル先に信号があるので、その最初の信号を右折して赤尾木湾沿いの道を進んだ先に倉崎海岸があります。
■生活道路で道が狭く人や対向車に注意
国道58号線から先の道は生活道路で道が狭くなっています。一部通学路になっているので地元住民や通学中の子供に十分配慮してスピードの出し過ぎに注意しましょう。
倉崎海岸までの道はほぼ一本道です。終着地点は袋小路になっているため対向車がやってきます。道が狭いため譲り合って走行してください。
倉崎海岸に行く前の事前知識
倉崎海岸へ行く前に知っておきたい事前知識をまとめました。
■倉崎海岸までの道が狭くスピードの出し過ぎ注意
倉崎海岸までの道のりは赤尾木湾に沿って進んでいきますが、道が蛇行しており道が狭くなっています。海水浴を終えた対向車に道を譲りながら進む為スピードの出し過ぎに注意しましょう。
一番注意しなければならない点は地元の方の安全です。生活道路を通ることになり通学している子供も多くいるので徐行を心がけてください。
■シャワーブースやトイレが無い
倉崎海岸にはトイレやシャワーブースが一切ありません。駐車場の入り口に蛇口がありますが、水が出る時と出ない時があります。
トイレは無いのであらかじめ先に済ませておく必要があります。長時間の海水浴はトイレが近くなるので1時間くらいにしておきましょう。
■海水浴が前後の着替えについて
シャワーブースやトイレがないため、その場で着替えをする場合は車の中しかありません。
そこで水着はあらかじめホテルや宿泊施設で着てから行き、海水浴が終わったら宿泊施設で着替えることをお勧めします。
そのまま他の海岸へ海水浴をしに行く場合は、宿泊施設からビーチタオルを多めに持って行くことを勧めます。
シャワーブースが無いので、余ったペットボトルに水を入れて持参することで海水を洗い流すことができます。その後は多めに持ってきたビーチタオルを車の座席に敷けば汚れることもないため便利です。
まとめ
倉崎海岸は綺麗な砂浜と海の透明度の高いビーチです。大きな湾に囲まれているため天候がよい日は波が穏やかなので波打ち際での海水浴やシュノーケル、ダイビングに最適です。
珊瑚は少し沖合に出ないと無いため、波打ち際での魚は少なめです。30~50メートル先の沖合まで行く必要がありますのでシュノーケルをする際は慎重に行ってください。
倉崎海岸の設備は特に何もなく未舗装の駐車場しかありません。トイレやシャワーブースは無いため着替えの際は車の中か宿泊施設で行いましょう。
総合的にアクセス面やビーチの景観などバランスの取れた海岸です。奄美大島に訪れた際は倉崎海岸に立ち寄ってください。
■倉崎海岸情報
住所 | 〒894-0412 鹿児島県大島郡龍郷町芦徳 |
奄美空港から | 車で25分 / 約14km |
トイレ | なし |
シャワーブース | なし |
特徴 | 海水浴、シュノーケル、ダイビング、美しい海岸の風景 |
サイト | https://www.amami-tourism.org/scenery/802/ |
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