2017年6月中旬に11泊12日でニュージーランドとフィジーに行った旅行記です。
ニュージーランドとフィジーはお互いが近く時差も少ないことからセットで旅行先に選びました。
6月のニュージーランドは冬ですが、暖かい場所にも行きたかったので後半は赤道近くのフィジーに行きました。
この記事では前半のニュージーランドのドライブ旅行と後半の常夏の島フィジーでの旅行記をまとめています。
旅行代理店もお手上げの完全独自のプラン
今回、ニュージーランドとフィジーを両方行きたいと旅行代理店に掛け合ってみたものの、そのようなプランは無いと一蹴され、しかたなくすべての旅程を自身で手配することにしました。
行程 | 主なアクティビティー |
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ニュージーランド1日目 | クイーンズタウン到着 |
ニュージーランド2日目 | ミルフォードサウンドツアー参加と南半球の星空 |
ニュージーランド3日目 | テカポへの移動と星空 |
ニュージーランド4日目 | マウントクック国立公園とテカポの星空 |
ニュージーランド5日目 | クライストチャーチで滞在&最後の星空 |
フィジー1日目 | フィジーに到着、ヒルトン宿泊 |
フィジー2日目 | マタマノアアイランドリゾートへ1日目 |
フィジー3日目 | マタマノアアイランドリゾート2日目 |
フィジー4日目 | マタマノアアイランドリゾート3日目 |
フィジー5日目 | ヒルトン・ダブルツリー滞在 |
オーストラリア1日目 | タロンガ動物園観光と最後の旅 |
ニュージーランドの旅1日目の行程
ニュージーランド1日目は移動が中心でした。
■ニュージーランド旅行1日目の行程
- 羽田空港からシドニーへ経由でニュージーランドのクイーンズタウンへ
- 空港でレンタカーを借りる
- ダブルツリーbyヒルトン・クイーンズタウンにチェックイン
- クイーンズタウン観光&夕食
- スーパーマーケットで食料調達
■カンタス航空でニュージーランドへ
カンタス航空でシドニーを経由しニュージーランドを目指しました。
座席はエコノミーですがユナイテッドのエコノミープラスくらい広々としていました。水曜日の夜便だったので乗客は少なく、隣が空席でした。
■カンタス航空の機内サービス
食事のメニューは選べて温かいパンが付きます。
旅行をする際の毎回の機内食は楽しみです。
アメニティ類は充実しており、イヤホンは長時間使用しても痛くなく、飲み物も頼めば缶ジュース1本分を頂けるなど、気前の良さがありました。
座席正面はビデオ・オンデマンドのディスプレイで、好きな映像を楽しむことができます。
クイーンズタウン空港へ到着
6月中旬のニュージーランドは冬の季節です。窓を見たら山が雪で真っ白でした。
日本からクイーンズタウン空港への行き方とは?
日本からクイーンズタウン空港の直行便はありません(2023年4月現在時点)。そのため下記のような経由で向かうことになります。
■カンタス航空
羽田または成田からシドニーまたはメルボルン経由でクイーンズタウン
■ニュージーランド航空
成田からオークランド経由でクイーンズタウン
今回はカンタス航空で羽田空港からシドニーを経由してクイーンズタウンに行きました。
ニュージーランドと日本は3時間の時差があり、日本で朝6時なら、ニュージーランドは朝の9時です。そのためほとんど時差を感じません。
おすすめの出発時間は夕方のフライトです。夜間のフライトは寝れば朝にシドニーに着くので体のリズムが取れます。
したがって夕方羽田発でシドニーを経由してクイーンズタウンを目指しました。
クイーンズタウン空港の施設
クイーンズタウン空港はオーストラリアの4都市とニュージーランドの国内主要都市を結ぶ国際線です。
コンパクトな空港ですが免税店やその他ギフトショップはしっかりとあります。
繁忙期ではなかったためか、入国審査も並ぶことなく滞りなくに無事に通過できました。
クイーンズタウン空港でレンタカーを借りる
旅の行程でクイーンズタウンで車を借り、返却はクライストチャーチで乗り捨てができるプランで車を借りました。
今回事前にRentalcars.comというサイトを利用して車のレンタルをしました。
入国審査を抜けた先にレンタカーの窓口があるのでスムーズに手続きをすることができます。
窓口では車のアップグレードや保障、ナビゲーションの追加オプションなどを勧められましたが、すべてお断りしました。
特に追加の補償のことについては現地で説明された補償のことが難しく、理解するのに時間がかかりました。
現地レンタカーでの補償の二重加入に関して
Rentalcars.comなどのオンラインサイトで予約した場合、現地レンタカーの受付窓口で補償の追加加入を勧められます。
しかしながらすでに予約サイトで加入した補償内容と被る場合があります。
すでにオンラインの予約で補償に入っているのに、なぜ窓口でも補償に入らないといけないのだろうか?という疑問がありました。
Rentalcars.comで事前に加入した補償とレンタカー独自の補償は別物
Rentalcars.comで加入した補償ではあるが、現地のレンタカー会社の補償に入っていないことになります。
ようするに、万が一事故が起きた際に掛かるレッカーや事故による費用はレンタカー会社に支払い、その後Rentalcars.com側に支払った費用を申請しなければならないとのことです。
Rentalcar.comで予約をした際はどこまでが保証されているか確認し、足りない補償はレンタカーの窓口で追加の保険や保証を導入することもできますが、事故が起こった際にその場で費用を全額負担するのは面倒です。
現地のレンタカー会社で補償を付けた方が後々楽です。
Rentalcars.comでフルプロテクションの補償に入った場合:
フルプロテクションに加入すると一般的な車のトラブルがすべてカバーされます。
■フルプロテクションでカバーされる内容:
車体全般の損傷、ミラー、窓・フロントガラス、車体下部、ホイール関連、バッテリー、自走負荷の際のレッカー代など
Rentalcars.comでフルプロテクションの補償に加入をしており、現地レンタカー会社で追加の保険に入らないで事故が起こった場合
事故を起こした場合はすべての費用を一度レンタカー会社に支払います。
そして後日支払った費用をRentalcars.comに金額申請を行うことで、Rentalcars.comから全額返金されます。
一度全額を支払うことになるので大事故を起こした際はその負担があります。
その場で支払いをしたり、その後の申請などは大変です。
その手間を考えるとできる限り現地のレンタカー会社で補償を付けて旅行した方が良いと思います。
今回借りたレンタカーはトヨタRAV4でした。まだ26,000キロしか走っていないほぼ新車です。
車はできれば4WDを借りたほうがよいかと思います。
4WDやSUVタイプなどの大きめの車は安定した走行ができ、冬の時期の路面の凍結も力強く走ることができます。
クイーンズタウン散策とレストランで食事
クイーンズタウンで最初の宿は「ヒルトン・リゾーツ」でした。クイーンズタウンの中心街から少し離れた静かな場所にあり、街の中心街へは車で20分くらいの場所にあります。
冬のニュージーランドは日照時間がとても短く、夕方5時過ぎには日が沈みます。フライトの到着が夕方前だったため、急いでクイーンズタウンの中心街へ向かいました。
ニュージーランドは違法駐車の取り締まりが厳しい
ニュージーランドは違法駐車の取り締まりが大変厳しく、クイーンズタウンの市街は無料の駐車スペースがほとんどありません。
中心街は至る所に路駐のコインパーキングたくさんありますが、夕暮れ時はショッピングや食事をしに街に出かけている観光客が多いため、パーキングが空いていませんでした。
無料の駐車スペースを探すは極めて困難で時間も要するので、1秒でも早く有料のパーキングで駐車することをすることを勧めます。
旅行は有限なのでタイムイズマネーです。
あとは歩いて行ける近くのホテルを予約すると便利です。
最初の食事: レストラン「Brazz on the Green]
無事に駐車し街を散策しながら見つけたレストラン「Brazz on the Green」で食事をしました。
スポーツバーをイメージした内装のバーレストランで、店内は少し暗めでネオンが輝く活気のあるレストランでした。
初日はステーキを頼み、肉厚で食べ応えのある食事でした。
ニュージーランドは物価が高い!
ニュージーランドの食料品は全体的に物価が高めです。乳製品は日本と同じくらいでしょうか。高いものもあれば安い物もあります。
ドリンク類はとても高いです。2017年時点でコーラやスプライトはペットボトル1本で4.5NZドル = 日本円で約360円です。ミネラルウォーターも料金が高く感じました。
フルーツは日本より安めです。写真の値段は1個の料金ではなく1㎏あたりの料金です。例えばキウイフルーツは大体8個くらいで1㎏になるので安いと思います。
野菜類も比較的安めです。こちらも1㎏あたりの料金です。ニュージーランド産の食料は安く、輸入品は高く設定されているようです。
牛肉やラム肉も日本より安く感じました。ニュージーランドの産業を守るため、敢えて輸入品は国産より高く設定されているようです。
クイーンズタウンの中心街にあるFour Square Alpineと中心街からちょっとだけ離れた場所にあるFreshChoiceは、低価格帯のスーパーマーケットであり、数日滞在する場合はおすすめです。
初日のクイーンズタウンは手探りの状態でしたが街の雰囲気もよく気候も爽やかで過ごしやすい印象でした。
6月の南半球は日本の冬なのでとにかく日が短く、4時ごろには真っ暗になります。