誰もいない善き羊飼い会の教会と満天の星空

#02 Travel Journal 旅行記

「ニュージーランド南島旅行記」3日目:テカポ - 世界一星がきれいな町

更新日:

世界一の星空を見ることができるというテカポに実際に行きました。この記事ではテカポで見た星空の風景とクイーンズタウンからテカポまでの道中にある絶景も交えつつテカポの星空を紹介します。

実際にテカポに行き2泊しましたが、確かにすごい星空でした。宇宙から星を見ているような風景です。念願のテカポの滞在はとても感慨深いものでした。

旅の見どころ

  1.   クイーンズタウンからテカポへの絶景シーニックドライブ
  2.   テカポで見る満天の星空

■ニュージーランド3日目の行程

  • クイーンズタウンからテカポへドライブ
  • マントラレイクテカポにチェックイン
  • スーパーで食料調達
  • テカポの星空撮影

クイーンズタウンからテカポまで、全長250kmのシーニックルートをドライブ

クイーンズタウンからテカポまでの道のり
クイーンズタウンからテカポまでの道のり

車でクイーンズタウンからテカポへ向かいました。片道250㎞の長い道のりとなりますが、きれいな湖や広大な山々の風景、またニュージーランドの牧草地帯を見ながらドライブを楽しむことができます。

テカポへ続く道はとても運転しやすく、道はほぼ一本道のため、標識を頼りに進めばテカポにたどり着きます。運転が不慣れな方でも十分楽しめます。

テカポヘ続く道は絶景ポイントたくさんあった

道路と山の風景
クイーンズタウンを出た直後の風景
テカポへと続く道
大自然に囲まれた道路を進みます

道路は谷に沿って進むため、このような景色がしばらく続きます。とにかく運転していて景色がどんどん変わるため飽きません。

Lake Heyes湖で見た鏡のような風景

Lake Hayes湖の風景
景色のいい湖が近くにあったので寄りました

クイーンズタウンを出発して5分ほど進んだ場所に、ひときわ穏やかな湖『Lake Hayes湖』があり、思わず静かな風景だったので立ち寄りました。前日に行ったミラーレイクのように、水面が反射してており奥に広がる山が写り込んで、とてもきれいでした。広いパーキングスペースがありすぐに湖手前まで歩いて行けるため、ぜひ立ち寄ってみてください。(ここは星空のスポットになる。)

Lake Dunstanで小休憩、ピクニックができる場所

Dunstan湖の風景
Dunstan湖の間近まで行ける道がいくつもあります

しばらく進むと「Cromwell」という小さな町があり、通り過ぎると「Lake Dunstan」という細長い湖(全長約10㎞)が現れます。

道路はこの湖を並走していきますが、湖にアクセスできるオフロードがいくつもありました。私たちは湖に続くオフロードを進み、湖畔で休憩をしました。

クイーンズタウンの中心街から湖まで1時間以内なので、あらかじめ街でサンドイッチなどのお昼を買い、このあたりで一度休憩してもよいのではないでしょうか。

かっこいい4WDのトヨタRAV4
ニュージーランドの道路にはSUVタイプがよく似合います

今回借りたレンタカー(トヨタのRAV4)です。安定した走りで未舗装の道路も難なく進めました。レンタカーは4WDにして良かったと思います。

進むたびに素晴らしい景色が出てくるので、つい寄り道してしまいテカポへの到着時間がどんどん遅れてしまいました。これも旅の醍醐味でしょう。クイーンズタウンとテカポの道中は本当に素晴らしいスポットがたくさんあります。

クイーンズタウンからテカポまではノンストップで3時間ほどです。素晴らしい景色が出てくる度に寄り道するので、少なくとも移動時間は4時間以上は予定してください。夜間の移動はお勧めしません。なぜなら昼間の景色が素晴らしいからです。

午前9:00にクイーンズタウンを出発したら13:00または14:00頃頃にテカポに到着できるイメージが良いかと思います。

羊の群れに何度も遭遇

こっちを見てくる羊の群れ
羊たちがこちらを警戒しています

ニュージーランドの道を走っていると必ず羊の群れを見ることができます。車を停めると羊たちが、「なんだ?」とばかりにこっちを見てきます。羊たちの視線が痛い。ニュージーランドは人口より羊の数が多いそうです。

まっすぐな道と並行するどこまでも続く電柱
テカポへ続く道も道半ばになりました

内陸は乾燥地帯で空気が澄んでいました。後で調べましたが写真に写っている山脈まで30㎞以上離れてました。視界がよく見えるということは大気汚染物質や塵が少ないことを意味します。

プカキ湖で休憩

プカキ湖から見える風景
プカキ湖から見える風景

さらに進むと、テカポまで50キロ手前にある「Pukaki湖」に到着しました。マウント・クック国立公園(上記写真の奥側)の氷河が溶け出し、川となってPukaki湖に流れ込みます。とても広大な湖です。

プカキ湖の奥に見えるマウント・クック
マウント・クックは普段は雲で隠れてしまっているようです

湖の奥には明日行く予定のマウント・クックがよく見えました。山が厚い雲に覆われていることが多く、この位置からマウント・クックが見えるのは非常に珍しいそうです。

テカポの町の入り口にある標識の風景
テカポの町に着きました

ついにテカポの町の入口までにやってきました。まもなく夕方のため、この日はあまり散策できませんでしたが、まずは宿泊施設のチェックインに向かいました。

マントラ・レイク・テカポで宿泊

宿泊施設マントラレイクテカポのリビング風景
一軒家より広いリビング
暖炉があるリビングの風景
冬の時期でも部屋が暑いくらいパワーのある暖炉

テカポは2泊滞在します。今回お世話になる宿泊施設は「Mantra Lake Tekapo」です。一軒家と同じくらいの広さなので、大人数で泊まれるほどの広さです。シングルのベッドが2つ、クイーンサイズのベッドが一つ、ソファーもありました。暖炉が常備しており、冬の時期は本当に助かりました。

テカポ周辺でロケハン

夕日で赤く染まるテカポ周辺
夕日で赤く染まるテカポ湖と山々

この日のテカポは快晴の予定で星空撮影に最適でした。初めての場所のため、地理がわからず、日が暮れる前に急いで星空撮影のスポットのロケハンを行いました。

おおむね場所を確認して町で食料品を買いに戻りました。もう少し早くテカポに到着していればよかったです。

テカポで買った冷凍のピザとバッファローチキン
スーパーで買った夜食を部屋で食べました

テカポは本当に小さな町です。街の中心にあるスーパーでピザとバッファローチキンを購入して宿泊施設で調理しました。部屋で食事も終わり、カメラ機材のチェックと準備をし、いよいよ星空撮影に向かいます。

テカポの星空

テカポ1日目は徹夜で星空撮影を行いました。まずは有名な星空スポットの『善き羊飼いの教会』に行きました。

マゼラン星雲がはっきりと見えるテカポの夜空
星が尋常でないほど見えます

まず驚いたのが、宿泊施設のすぐ裏の通りでも、これだけの星空が見えるということです。

テカポならどこできれいな星空が見えます

南半球でしか見ることの出来ない大マゼランと小マゼランがはっきり視認できます。宿泊施設から歩いて10分ほどの距離に「善き羊飼いの教会」があり、星空を撮りながら向かいました。10分で着くのに星を撮りながら向かったため20分もかかってしまいました。

善き羊飼いの教会からの星空

教会を背景に撮る星空はとても幻想的です。

善き羊飼いの教会の後ろ見える天の川
天の川がはっきり見えすぎて合成写真のよう

私たちが教会に到着すると、すでに星空撮影を求めてたくさんの人たちで溢れておりました。写真でも分かる通り、善き羊飼いの教会はテカポ最大の観光スポットです。

この場所に唯一教会の建物があり、写真映えする風景の為、皆教会を風景に星空写真を撮っていました。私も何枚か写真を撮りましたが人が多大変多く、思うように撮れませんでした。

観光客のライトが眩しいのでカメラに強い光が当たってしまいます。星空撮影に強い光を放つライトは厳禁ですが、暗闇を程よく照らす手元明かりは必要なので、目に優しい波長の短い赤色のライトがあると便利です。

一般のペンライトに100円ショップで売っている赤いセロハンを切り取ってライトにかぶせるとライトが赤くなるので安価に作れます。

善き羊飼いの教会と星空の風景
善き羊飼いの教会と星空の風景
善き羊飼いの教会と大小マゼラン星雲
善き羊飼いの教会周辺は観光客が多く、ライトや車の光で眩しい

あまりに人が多いので教会には必ず人やライトの残光が写ってしまいます。寝静まった深夜に再度足を運ぶ必要があります。

ここ「善き羊飼いの教会」は終始観光客で賑わっているので、インターバル撮影などの長時間撮影などをする際は気を付けてください。たまにフラッシュで撮影をする人たちもいるので、その光が入らないよう入念に撮影範囲を考慮してください。

また、教会は少し丘高い場所にありますが、すぐ横に駐車場があるため、深夜前は車のライトで眩しくなることも多いかと思います。上記2枚目のように駐車場を背景に撮るのは避けたほうが良いかもしれません。

テカポは世界一星空がきれいな場所として、星空の世界遺産登録を目指しております。近年テカポがより有名になり世界中から観光客が訪れるようになりました。私もその一人です。

日本も都会から離れれば星空が見えるスポットも多々ありますが、やはり都会の光害で影響を受けるため、ここまで素晴らしい星空は世界中を探してもないくらい大変貴重で価値ある場所だと思います。高度な文明を手に入れた半面、こういった自然の光が失われつつあります。

確かに何もないけど、何もない場所だからこそ、星空観測にとって素晴らしい価値ある場所だと思います。

テカポが星空観測に最適な理由

テカポは世界でトップ3に入るほど、星がよく見える場所といわれております。本当に天の川銀河がしっかりと映ります。様々な条件が完璧に整っているため、ここまで素晴らしい星空が広がります。

  • 南半球の大気は北半球の大気汚染が流れにくいため、空気がとても澄んでいる
  • テカポの町は外灯の光害対策がしっかりしているため、星空撮影に影響が少ない
  • 年間を通して降水確率が少ない
  • テカポ湖の周辺に大きな山がないため空の面積が広い
  • テカポの町の周辺に大きな街がないため、遠くの場所からの光害が少ない

オフロードで行くテカポからの星空

オフロードで行きついた場所で撮影した星空風景
オフロードで行きついた場所で撮影した星空風景

次に、夕方前にロケハンしたテカポ湖の湖畔に向かいました。ここは誰もいないため、周りを気にせずに思う存分撮影を楽しみました。未舗装の道を進んでたどり着くことができる場所で、車高が高い4WDが威力を発揮してくれました。

天の川の風景#1
天の川の風景#1
月明りで照らされた天の川の風景
月明りで照らされた天の川の風景

深夜になり東の地平線から月が出て、空が青みがかってきました。月明りの影響を受けず天の川がはっきり映りました。それでけ空気が澄んでいるということです。

真夜中の善き羊飼いの教会(星空撮影2回目)

深夜3時に再び訪れた善き羊飼いの教会
誰もいませんでした

明け方前の朝4時頃にもう一度「善き羊飼いの教会」に向かったところ、もう誰もいませんでした。

誰もいない善き羊飼い会の教会と満天の星空
深夜だったのでこの風景を独り占め
羊飼いの教会と天の川、そして流れ星の風景
明け方近くまで写真を撮りました

結局朝の6時まで夜通しで星空撮影をし続けました。たぶんしばらくこんな星空は拝めないと思いましたので。

日本ではまず見ることができない星空に大興奮で本当に最高の時間でした。

テカポの星空タイムラプス

撮影機材:

  • カメラ:         Nikon D750
  • レンズ:         TAMRON 15‐30mm f/2.8
  • シャッタースピード:   25秒または30秒
  • ISO感度:         3,200
  • f値:            2.8

次の日は曇り気味の星空でしたので、テカポ初日は寝ずに撮った甲斐がありました。この光景をいつでも見ることができるニュージーランドの人たちは幸せだと思います。

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