#02 Travel Journal 旅行記

ブライスキャニオン国立公園へ|13泊で巡るグランドサークル旅行記|2日目

更新日:

グランドサークル2日目から本格的なグランドサークルがスタートします。

ラスベガスを早朝に出発し、ザイオン国立公園を経由してブライスキャニオンを目指し、国立公園の中にある「Bryce Canyon Lodge」に宿泊しました。

■グランドサークル2日目行程

5:00起床&準備
6:20ラスベガスのホテル出発 & ドライブ
9:56ザイオン国立公園South Entrance到着 & ドライブ
10:45Canyon Overlook Trail(12時25分まで約1時間40分)
13:10Mt.Carmelのサブウェイでランチ調達
15:02ブライスキャニオン国立公園 入園ゲート到着 & ビューポイント巡り
17:30Bryceでグリルレストラン
19:00Bryce Canyon Lodgeチェックイン
20:00夕日鑑賞
星空観賞&撮影

人生3度目のグランドサークル開始

客室の窓から撮った未明の風景

朝5時前に起床。

窓の外を見ると東の空は明るくなり始めていましたが、ラスベガスはそれ以上に明るかったです。

さすがは「眠らない街」と呼ばれるだけはあります。

この日はZion National Park(ザイオン国立公園)を経由し、Bryce Canyon National Park(ブライスキャニオン国立公園)へ向かう予定でした。、

経由するザイオン国立公園の道路が午前中から渋滞が発生するため、ラスベガスから行く場合は早朝に出発する必要があります。

限られた日程の中でスケジュール通りにグランドサークルを巡ることは最も重要なポイントで、行く先々で掛かる時間を読み解くことがなかなか難しいです。

ラスベガスからザイオン国立公園を目指す

最初の目的地は『ザイオン国立公園(Zion National Park)』を目指しました。

予定では6時前にホテルを出発するつもりでしたが、朝の支度に時間が掛かってしまい、6時過ぎにラスベガスのホテルを出発しました。

ザイオン国立公園までは約160マイルもあり、渋滞や休憩を一切取らずに走行しても約2時間30分ほどの時間が掛かります。

しかも、サマータイムの影響でユタ州はラスベガスより1時間進んでいるため、それを考慮して出発しないと到着時間がズレてきます。

また、昨今のザイオン国立公園はとても人気で、9時前から公園内のパーキングや道路が非常に混み合うことで有名です。

9時前にザイオン国立公園に行くにはラスベガスを5:30AMよりも前に出ると良いでしょう。

ハイウェイの風景(ラスベガス市内)6:30頃

ホテルを出発してからすぐに「I-15」というハイウェイに入ります。

道路標識でよく見かける「I」とは「Interstate Highway(州間高速道路)」の略で、アメリカ合衆国の高速道路です。

日本の有料高速道路と異なり、料金が掛かりません。

道路は2車線以上で広く走りやすく、アメリカの生活に欠かせない道路です。

早朝にもかかわらず多くの車が走っていました。

■一瞬アリゾナ州に入る

一瞬入るアリゾナ州

ラスベガスから1時間くらい行った先にMesquite(メスキート)という町があり、その町を越えるとアリゾナ州に入ります。

■Virgin River Canyonを通り抜ける(グランドサークルの見どころ#1)

Virgin River Canyon

しばらくすると切り立つ崖の間を通りぬけます。

ここは「Virgin River Canyon」という、バージン川で削られた大渓谷です。

道路は谷間に沿って進んでいて、両サイドにそびえ立つむき出しの岩肌の光景は大迫力です。

上から大きな岩が降ってきたらひとたまりもありません。

ラスベガスから向かう場合は上り坂になり、上りきると約300メートルくらいの標高差があるので規模の大きさよくわかります。

平凡な道から突然勾配がきつい坂道になるVirgin River Canyonはグランドサークルの見どころの一つです。

■ユタ州に突入

ユタ州の看板

Virgin River Canyonを越えると今度はユタ州に入ります。

このあたりから時差が1時間進む為、ラスベガスで7時ならユタ州は8時になっています。

ザイオン国立公園に到着、そして渋滞

ザイオン国立公園手前

出発が少し遅れましたが、9時50分前にザイオン国立公園に隣接するSpringdale(スプリングデール)の町に着きました。

当初は9時前に着く予定でしたが、まだ誤差の範囲です。

しかし、既に道路は渋滞になっていて道路沿いにある大きなディスプレイは「ザイオン国立公園のパーキングは既に満車」と表示されていました。

「やはりか。。」

何時から満車だったか分かりませんが、例え9時前に到着できたとしても駐車場が満車になっている可能性もありそうです。

ザイオン国立公園でパーキングに停めたいなら、8時くらい(ラスベガス出発なら朝4:30)には着いてないと安心できなさそうです。

■ザイオン国立公園に車で入園

入園ゲート前の風景

ザイオン国立公園の入園ゲートは既に長蛇の列でした。

公園内の駐車場は既に満車ですが、なぜそれでもこんなに入園前で渋滞が発生しているかというと、ザイオン国立公園はUT-9(ユタ州道9号線)が通っていて、生活道路にもなっているからです。

入園ゲートの風景

ザイオン国立公園の入園ゲートは車1台あたり35ドルで、精算方法はクレジットカード払いのみとなります。

グランドサークルでは色々な国立公園や国立保養所を巡るため、それらが全て入園できる年間パス「Annual Pass」を80ドルで購入しました。

全米で使える年間パスはかなりお得で、グランドサークル中に3ヵ所以上の国立公園を回ると元が取れます。

窓口に着いたら「80ドルの年間パス(Annual Pass)をください」と伝えましょう。

ザイオン国立公園の詳細については別記事【ザイオン国立公園】 - 行く前に知っておきたい10項目の事前知識と見どころを紹介を参照ください。

Zion Mt Carmel Highwayを進む

ザイオン国立公園の道路風景

10時過ぎにようやく入園ゲートを抜けました。

ザイオン国立公園を通り抜ける道路から眺める景色は深い谷と山がとても美しく、シーニックルートになっています。

シカと遭遇

国立公園を走っているとシカに遭遇しました。

深い谷は動植物が宝庫で、ザイオンの自然の豊かさが垣間見れました。

ザイオンの風景

この道の制限速度は35マイルで、道路の谷側は崖になっています。

追い越しはできず大型トラックなどは道が狭いため通り抜けることができません。

また、蛇行した道に上り坂なので車の負担も相当な感じでした。

大人4名と子供1名を加え荷物もありましたが、大型の4WDでV8エンジンを搭載のArmadaは簡単に登れました。

トンネルの風景

中腹に差し掛かると薄暗いトンネルを通ります。

トンネルは狭く、それぞれの入り口手前に信号があり、向こう側から来る車と譲り合いながら一定時間ごとに進んでいきます。

そのため、トンネル内で対向車線とバッティングしないようになっています。

トンネルの中は灯が無く真っ暗です。

たまに外の景色が見えるように壁が切り抜かれていますが、とても暗くて閉塞感のあるトンネルです。

トンネルはザイオン国立公園の崖の中を掘り進んでいますが、全長約1.1マイルもあり、1930年に開通した歴史的にも古いトンネルです。

道路自体は穏やかですが、走行する車が多く、道幅も狭いため想定以上に時間が掛かります。

キャニオンオーバールックトレイルを楽しむ

トレイルの地図

私たちは最初の目的地のCanyon Overlook Trailを歩き、終着地点のCanyon Overlook Pointを目指しました。

トンネルを出た先にある一番近い駐車場

当初の予定時間より少し遅れましたが、10:45分くらいにZion Canyon Overlook Trailに一番近い駐車場に車を停めることができました。

駐車場は10台くらいしか停められない限られて場所でしたが、たまたま1台スペースが空いていたのでとても幸運でした。

通常はなかなか停められず、少し離れた路肩に停めてから歩いてトレイルヘッドへ向かうので、駐車スペースを探すのに時間が掛かったりします。

その点、かなりラッキーだったので時間短縮につながりました。

グランドサークルの最初から運が良く、これからの旅に期待が持てました。

すぐさま車から降り、トレッキングの準備をし始めました。

今回は2歳の子供を連れての旅行だったため、トレッキング専用のベビーキャリアを持って行きました。

子供も体重が10キロ以上あり、その他カメラやボトル水などの物資を持って行ったので、相当体に負担が掛かります。

■思った以上にキツイ

Canyon Overlook Trailの序盤のトレイル

子供を背負ってのトレイルは初めてで、日本で多少乗せる練習をしましたが、かなりキツかったです。

このトレイルの序盤は道が細くてスロープがとても急でした。

肩より上に子供が乗っているので重心が頭上にあり、何度もバランスが崩れそうになりました。

過去に何度かこのトレイルを歩いていますが、当時は身軽だったのでベビーキャリー付きのトレイルは相当しんどい状況でした。

開始5分で体力がピークに達し、これから30分以上は担いだ状態で進まないといなく、自分の体力が持つか心配でした。

トレイルの風景

トレイルは岩と砂利の道でザイオンの崖の縁に沿って道が続いています。

戻ってくる人と道を譲りながら進みます。

通り過ぎる観光客とすれ違い際に挨拶をするのですが、こっちはもうすでに体力が限界で、笑顔で何とか必死で合いの手を入れるだけで精一杯でした。

途中でベビーキャリーを下ろす場所もなく、終着地点まで行くしかありませんでした。

「こんなはずじゃ!」

想定外の重さに追い打ちをかけるように、上り下りの多いトレイルが悪条件でした。

展望エリアの風景

このトレイルは距離が比較的短く、30分程度で着く予定でしたが、思ったより時間が掛かってしまい、1時間かけてようやく目的地のCaynon Overlook Pointに着きました。

着いて早々、ベビーキャリーを下ろして休憩できましたが、なかなかの運動でした。

■壮大なザイオンの風景(グランドサークルの見どころ#2)

Canyon Overlook Pointから見た風景

グランドサークルで最初のトレイルで眺めた景色です。

周りにそびえ立つ高低差のある深い渓谷は圧巻の風景です。

Canyon Overlook Pointからの風景#2

奥にあるマーブル色の谷が絶妙な色合いで大変美しい光景です。

自然の作り出した造形が素晴らしくずっと眺めていられます。

ふくらはぎがパンパンで軽く痙攣していて今にも崩れ落ちそうな疲労感でしたが、この風景を眺めて疲れが消し飛びました。

とりあえず帰り道の事は考えないようにして、この場所で10分くらい滞在しました。

子供はお腹が空いたと言い、ベビーキャリーの中でもってきた「かっぱえびせん」をバリバリ食べていました。

こっちの気も知らず、大自然の中で食べる「かっぱえびせん」はさぞ旨かろう。

ベビーキャリーないが快適で子供の負担もなさそうで何よりです。

体力も回復し、来た道を戻りましたが思いのほかスムーズに進み、わずか30分ほどで駐車場まで戻ることができました。

往復所要時間は約1時間40分(10時45分~12時25分)でした。

キャニオンオーバールックトレイルの詳細については別記事:【ザイオン国立公園】キャニオン・オーバールック・トレイルを歩き、絶景を見てみたを参照ください。

Mt Carmel Junctionにあるサブウェイで昼食

Zion Canyon Overlook Trailの駐車場から30分ほど進んだ場所にUS-89号に差し掛かる「Mt.Carmel Junction」にあるサブウェイ(Subway)で昼食をテイクアウトしました。

写真が残っていないので伝わりにくいのですが、アメリカのサブウェイは中身が規格外で、具材がはみ出るくらいの量が詰まっていてボリュームが半端ないです。

日本は肉の枚数が決まっていますが、アメリカは肌間隔でいっぱい詰め込んでくれるので食べ応え抜群です。

私はツナマヨを頼んだのですが、スプーンで何度もパンに塗ってくれてとんでもないボリュームでした。

アメリカのサブウェイは最高です!

30分くらいで車の中食事を済ませてからブライスキャニオン国立公園を目指しました。

ブライスキャニオン国立公園に到着

Mt Carmel Junctionからザイオン国立公園までは約1時間ほどの距離です。

US-89号線を北上してからUT-12に入ると間もなくです。

Subwayでトイレも済ませて、14時前に出発しました。

先ほどのトレイルで足が疲れてアクセルが踏みづらかったです。

■Red Canyon Archを通り抜ける(グランドサークルの見どころ#3)

Red Canyon Arch

UT-12号線に入ってから5分(7マイル)ほど進むと「Red Canyon Arch」が見えてきます。

この砂岩のアーチは自然由来ではなく、人工的に造られたトンネルアーチです。

ですが、なかなかこのような風景の場所は珍しくブライスキャニオンを通るグランドサークルでは見どころの一つになっています。

ブライスキャニオンまで間もなく

Red Canyon Archを越えてしばらくすると大きな環状交差点が見えてきますが、その中央にブライスキャニオンの石の看板が見えてきますので、右折しそのまま進むとブライスキャニオン国立公園の入園ゲートが見えてきます。

■ブライスキャニオン国立公園のエントランスに到着

Bryce Canyonの入園ゲート風景

ブライスキャニオン国立公園は森に囲まれた高地にあります。

ザイオン国立公園よりは空いているのでどの時間帯でも混み合うことは無いでしょう。

Bryce Canyonの料金表

入園料は車1台につき、35ドルですが、先ほどザイオン国立公園で年間パスを80ドルで購入しているため、それを見せて入園できました。

これで国立公園2カ所を利用したことになるので、あと一箇所別の国立公園に入れば、元が取れてしまいます。

到着時は15時頃だったので、チェックインは先にせずにブライスキャニオンの景色を眺めに、車で南側エリアのビュースポット巡りをしました。

また、ブライスキャニオンは海抜2400メール付近なので身体を慣れさせるために最初は眺望巡りにしました。

着いて早々のトレイルは高山病のリスクがあり、それを回避する目的もありました。

■色とりどりの土柱(Hoodoo)の風景(グランドサークルの見どころ#4)

Bryce Canyon国立公園のビュースポットエリア

ブライスキャニオン国立公園は北側にある入園ゲートの一ヵ所が出入り口となっています。

まず最初に南側エリアの最南端へ行き、そこから北側エリアに戻りながらビュースポット巡りをしました。

土柱の風景

ブライスキャニオン国立公園はHoodooと呼ばれる砂岩の土柱が連なる特殊な地形で、各ビューポイントから様々な土柱の風景が眺められます。

ブライスキャニオンは標高2,400メートル付近の高地で4月下旬頃の気温は昼間でも5度前後と寒く、残雪のある気候です。

崖側は風も強くなるので防寒着は必須でした。

想像以上に寒く、手袋が無いと指の感覚がなくなり、カメラのシャッターが切れないレベルでした。

Agua Canyon Overlookの風景

このあたり一帯は砂岩や石灰岩を含んだ硬度の異なる地層が氷の浸食作用で削れて土柱が形成される特殊場所で、とても神秘的な構造はアメリカ国立公園の中でも唯一無二の場所です。

南側エリアの展望台では最も印象に残ったAgua Canyon Overlookはグランドサークルの見どころの一つです。

ビュースポット巡りの詳細については別記事「ブライスキャニオン国立公園|各ビューポイントから見た絶景を紹介「南側エリア」」を参照ください。

■でっかいカラス

ブライスキャニオンに居る大きなカラス

今回の旅行で野鳥が好きなメンバーが参加していて、グランドサークル中に遭遇した野鳥を写真に納めていただきました。

後日調べていただき鳥の名前と種類をまとめていただいたので、大変助かりました。

調べていただいた範囲で判断すると、Agua Canyonの展望エリアに停まっていたカラスは「American Crow(アメリカガラス)」のようで、日本のカラスより体格が大きいようです。

■灰色の鳥がいた

木の上に留まる灰色の鳥

Farview Pointで枯れた木の先端に灰色の小柄な鳥が留まっていました。

この鳥は「Clark’s Nutcracker(ハイイロホシガラス)」と言う個体のようで、松林の高地に生息しているそうです。

とても警戒心が薄く人が近づいてもあまり逃げないようで、確かに近づいて写真が取れたのでそういうことのようです。

ブライスキャニオン国立公園は野鳥だけでなく、地上にはシカやパンサーなども生息しているとのことです。

今回の旅行では風景だけでなく、そこに住む動植物に目を向けて違った方向からグランドサークルを楽しむことも努めました。

Bryceの町で少し早いディナー

17時30分前にブライスキャニオン国立公園の南側エリアのビュースポット巡りを終わらせて、国立公園を出てすぐにあるBryceという町で少し早い夕食をしに行きました。

その前にこの日に停まるBryce Canyon Lodgeでチェックインをしようと思いましたが、レストランが混み合う恐れがあったので先に食事をすることにしました。

旅行に行く前にあらかじめ調べていたRuby's Inn Cowboy's Steak & Buffet Roomで地元の食材を使ったボリュームのある食事を堪能しました。

案の定、レストランは賑わっていましたが待つことなく席を確保できてよかったです。

グランドサークルの行程ではレストランで待つ時間は考慮されておらず、最も避けなければならない無駄な行為です。

基本的には食事はゴールデンタイプより前に済ませることでその後の時間を有意義に過ごすことができます。

リブアイステーキ
ココナッツ・シュリンプ
ポーク・リブ

このレストランはブッフェ料理か単品の注文のいずれかを選択できるシステムを導入していて、私たちは単品メニューを選び、とりわけながら食事をしました。

どれも美味しくてボリュームもある最高の食事でした。

Bryce Canyon Lodgeにチェックイン

お腹も満たされ、少し遅くなりましたが19時頃に国立公園内にある「Bryce Canyon Lodge」へ向かいました。

Lodgeのメイン棟(裏手)

夕日も沈みかけた19時頃に急いでチェックインを済ませました。

今日から2泊この宿泊施設でお世話になります。

国立公園内で宿泊ができるので利便性がとてもよく、朝から晩までブライスキャニオンを堪能できます。

人気の宿泊施設で、時期によっては半年前から満室になるほどです。

コロナ禍で何度も旅行が延期になり、都度予約をキャンセルして空いている日程を探した日々が懐かしいです。

何度もスケジュールの変更を余儀なくされたことで、予約を落とし忘れて2部屋2泊分の費用が発生して8万円以上の損失を出したことは忘れません。

それでも今回ようやく宿泊ができて良かったです。

■客室内の風景(19時30分頃)

ベッドルーム
バスルーム
トイレ

客室はシンプルですが暖かみのあるお部屋で、冬場でも暖房の効いたお部屋でした。

ちょうど夕暮れ時だったので、ロッジの手前にあるブライスキャニオンの展望エリアに急ぎ向かいました。

ブライスキャニオンの夕暮れ時の風景

サンセットポイントの風景(20時頃)

ロッジは「Sunset Point」と「Sunrise Point」がある国立公園の中心にあります。

夕暮れ時は夕日が土柱を照らし、大地が赤く染まる風景を眺めることができ、多くの観光客が滞在する場所です。

たどり着いたときは太陽が地平線に沈む間際で、赤く染まった風景は少ししか見れませんでしたが、静かな夕日の風景を楽しめました。

ブライスキャニオン国立公園の星空

皆が寝静まった頃に星空撮影に行きました。

ブライスキャニオン国立公園は星空観測に優れた環境で星空スポットとしても有名な場所です。

4月下旬の気温は夜間で氷点下5度を下回り、防寒対策が必須な厳しい環境です。

Sunset Pointあたりの星空

4月下旬頃になると、深夜帯付近で東の空から天の川が昇ってきますが、その光景が撮影できる時間帯を狙いました。

幸いにもこの日は快晴となり、月もまだ出てこない時間帯だったので、満天の星空が眺められる絶好な機械でした。

ブライスキャニオンの星空については別記事「ブライスキャニオン国立公園で見える星空とは?標高2,400メートルは天体観測に好条件」を参照ください。

天の川の風景

何時間も外で星空撮影をしているとさすがに身体が冷えます。

iPhoneの天気を見たら、気温が氷点下7度でびっくりしました。

日が変わった深夜帯は夜間に出歩く人もかなり少なくなり、より散策が自由になります。

暗闇の中での行動に気を付けながらブライスキャニオンの谷を少し下り、中腹から星空を撮りました。

何度もこの場所を訪れているので暗闇でも何となく位置がわかりますが、国立公園は崖がたくさんあるので夜間の移動は十分に気を付けてました。

これ以上起きているとさすがに次の日に影響するため、キリの良いところで部屋に戻りました。

車移動とトレイル、夜の星空撮影など、体力のいる2日目のグランドサークルでしたが、精力的に行動した日だったと思います。

翌日はブライスキャニオン国立公園をより深く探索していきます。

グランドサークル2日目は車移動とアクティビティが多く、なんとか計画通りに目的を達成できました。

ただもう少し余裕のある計画でもよかったかもしれません。

■2日目の食事

■2日目の走行距離:289マイル(約462㎞)

グランドサークル2日目の移動距離

■■グランドサークルの旅1日目はこちら

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