#01 Starry-Sky-Photo-星空撮影

星空撮影 山中湖 冬の星空 Nikon D750

更新日:

山中湖周辺で星空撮影をしました。山中湖は富士五湖の一つで、山中湖と富士山が写るダイナミックな星空風景を撮ることができます。

この記事では山中湖周辺の星空風景がどのように見えるか紹介します。

山中湖周辺と星空撮影環境について

山中湖の周辺地図
山中湖の周辺地図

山中湖は都心から片道1.5時間の距離で、中央道で河口湖ICまで行き、県道を経由します。

山中湖は標高1,000メートル程あり、周辺は大きな街灯りが少なく星空撮影に最適な環境です。

山中湖と富士山は距離が近く、ダイナミックな星空風景を撮りたい場合はお勧めの場所です。

また山中湖周辺を周回する道路沿いにパーキングがあり、湖のそばで撮影ができるため、どの場所からでも星空撮影が容易です。

山中湖周辺の星空スポットを紹介

いくつか『おすすめの星空撮影スポット』を紹介します。

冬の山中湖は観光客も少なく星空観測に最適です。ゆっくり星空撮影を楽しむことができるでしょう。

撮影場所① 湖山荘キャンプ場からの星空

山中湖の南東に位置する「湖山荘キャンプ場」は湖の畔にあり、開放的な星空風景を撮ることができます。

★★湖山荘キャンプ場のオフィシャルHPはここから★★

キャンプ風景と星空
キャンプの風景と北の星空
カメラNikon D90
レンズAF DX fisheye Nikkor ED 10.5mm f/2.8G
ISO800
露出時間20秒
絞り値f/2.8
焦点距離15㎜(35㎜換算)対角魚眼レンズ

富士山と真逆の北東の方角を撮った風景です。

キャンプ場は松の木が生えており、キャンプ場のライトが木に当たり幻想的な風景になります。

湖山荘キャンプ場は有料なので予約をしないと入らない場所になります。

湖山荘キャンプ場からみた富士山の風景
湖山荘キャンプ場から見た風景
カメラNikon D700
レンズSIGMA 20mm f/1.8
ISO800
露出時間13秒
絞り値f/2.8
焦点距離20㎜

湖山荘キャンプ場の湖側から南西の方角に富士山が見えます。

キャンプ場に泊まることで目の前にある山中湖と富士山の風景を独り占めできるため、テントの近くでカメラをセットしたまま寝落ちしても安心です。

※湖山荘キャンプ場は冬季(12月から3月下旬頃)は営業しておりません。

11月下旬に星空を撮るためにキャンプ場に泊まりましたが、湖の手前で滞在することで星空撮影が容易に行えました。

テントの中で仮眠を取りながら定期的に星空撮影ができたのでとても便利でした。

湖山荘キャンプ場で見える星空

  • 山中湖と北西の星空風景
  • 富士山と山中湖の星空風景
  • キャンプ場の風景と星空

撮影場所② パノラマ台駐車場からの星空

『パノラマ台駐車場』は山中湖から少し離れた丘の上となり、見晴らしがよく富士山と裾野に広がる山中湖の風景が美しい場所です。ここから撮る星空風景を紹介します。

パノラマ台駐車場からの星空風景
パノラマ台駐車場から見た星空風景
カメラNikon D700
レンズSigma 20mm f/1.8
ISO1,600
露出時間20秒
絞り値f/3.2
焦点距離2mm

パノラマ台駐車場は山中湖よりも100メートル程高く、眼下に広がる山中湖とふもとまで続く富士山の景色を見ることができます。

この場所は6台くらいの駐車スペースと簡易トイレがあります。

夜間は車の往来が激しく、下から上がってくる車のライトがカメラに写り込んでしまうことがあります。そうならないように、カメラをセットする方向に気を付けてください。

実際にこの場所には1月半ばの深夜帯に訪れましたが、すでに数台の車が停まっていました。

この場所から富士山を正面に写真を撮ると隣接している道路を走る車のライトがカメラに写り込んでしまいます。

星空の露出時間中に車のライトが入り込まないようにシャッターのタイミングが重要です。

パノラマ台駐車場から見える星空風景

  • 山中湖と富士山のパノラマビュー

撮影場所③ 長池親水公園付近の星空

山中湖を周回している道路沿いであればどこからでも星空を見ることができますが、特に『長池親水公園』はおすすめの星空スポットです。

長池親水公園から見た星空
富士山と目の前に広がる山中湖の星空風景
カメラNikon D750
レンズTAMRON SP 15-30mm f/2.8
ISO1,600
露出時間20秒
絞り値f/2.8
焦点距離15mm

駐車場と湖の間に高さ150センチほどのフェンスがあり、星空を撮る際はこのフェンスを越える高い三脚が必要になります。1月上旬の撮影でしたが気温は氷点下7度でものすごく寒かったです。

上の写真イメージは広角15㎜の範囲で撮影しました。超広角域のため富士山は比較的小さく写りますが、凍った山中湖の冷たい冬の星空をイメージするために湖の面積を多めに取り入れて撮影しました。

写真に写り込む山中湖の反対側には街灯がありましたが、光害の影響はほぼありません。むしろ富士山左側の空が明るく、沼津当たりの光害による影響が少し目立ちます。

山中湖の真冬は大変寒く湖は凍ります。カメラの設定は車内で済ませておき、三脚をセットをする際は手袋をして撮影してください。

まとめ

山中湖は周辺は富士山を背景にダイナミックな星空風景が撮れるスポットが豊富にあります。夏場の山中湖は雲や霧が発生しやすく天気が変わりやすいため秋から冬、そして春先までの時期がおすすめです。

特に冬の時期は人や車も少ないためとても寒い環境ですがおすすめです。今回は3つの星空スポットを紹介しました。

  • 湖山荘キャンプ場
  • パノラマ台駐車場
  • 長池親水公園

冬は防寒対策をしっかり行い、万全の体制で星空撮影を楽しんでください。

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