#08 宿泊体験レビュー

みなかみホテルジュラクの特徴とは?|ブッフェ料理を食べに宿泊!|水上温泉

更新日:

群馬県水上温泉に老舗ホテル『みなかみホテルジュラク』は食事と温泉が楽しめる宿泊施設です。

いままで数々の温泉やリゾートに宿泊させていただいていますが、とにかく『ブッフェ料理』が美味しく、滞在中からまた宿泊したいと思うほど突出した印象に残る宿泊施設でした。

この記事では『みなかみホテルジュラク』の概要、施設紹介、宿泊してみて感じたポイントとまとめてみました。

みなかみホテルジュラクとは?

株式会社聚楽(じゅらく)はレストラン・ホテルを運営する会社で、群馬などを中心に東京を含む関東エリアを中心に展開していて2024年の3月10日で100周年を迎えます。

みなかみホテルジュラクは系列の中で一番古く歴史のあるホテルです。

外側の建物は昭和感が残る風貌ですが、施設内は全館フルリノベーションをした和モダンな内装となっており、広々としたロビー、畳がある居間とベッドが備わった総客室数96室の和客室、感覚の広いダイニングブッフェ、ゆったりくつろげる大浴場と露天風呂が最大の魅力です。

■みなかみホテルジュラクの施設一覧

  • 総客室数96部屋の和洋室
  • 天然温泉が楽しめる3つの大浴場(無料)
  • 和洋中折衷ブッフェで定評なダイニング
  • 二次会や夜食が楽しめる食事処
  • 広々とした暖炉付きのラウンジ(無料)
  • 24時間くつろげるラウンジ(無料、ドリンク一部有料)
  • 屋上庭園の水のテラス(無料)
  • 毎晩開催の生演奏(無料)
  • ギフトショップ(有料)
  • じゅらく食パン工房(有料)
  • カラオケコーナー(有料)
  • ゲームコーナー(有料)
  • 卓球コーナー(有料)
  • リゾートヨガ(有料)
  • もみほぐし(有料)
  • 宴会場・会議室

この宿泊施設は老若男女問わずご利用いただけますが、大人数や家族連れの利用頻度が多いようなイメージです。

宿泊施設名みなかみホテルジュラク
運営会社株式会社聚楽
創業 / リノベーション1956年 / 2018年10月リニューアルグランドオープン
総宿泊数96室
住所〒379-1617 群馬県利根郡みなかみ町湯原665
電話0278-72-2521
オフィシャルHPhttps://www.hotel-juraku.co.jp/minakami/

この宿泊施設を象徴するキーワード各敷地の『広さ』『ブッフェ料理の充実とおいしさ』です。

今までいくつもの宿泊施設に泊まりましたが、ブッフェ料理の充実さとおいしさのバランスが特に印象に残り、宿泊中にまたリピートしたいと思うほどでした。

みなかみホテルジュラクの宿泊体験レビュー

1泊2日で行ってきました。

通常は車で行くことが多いですが、新幹線とバスを使って行きました。

新幹線の最寄り駅『上毛高原駅』からバスで宿泊施設へ

上毛高原駅東口のロータリー

東京駅から新幹線で約1時間強で到着します。(14時45分到着)

東口を出た場所に関越交通観光バスがあり、谷川岳ロープウェイ駅(水上駅経由)行きに乗り、『観光会館前』で降ります。

所要時間は20分強の約10kmで片道料金は630円(IC:629円)です。

バスは1時間に1本間隔により、新幹線の出発のタイミングは上毛高原駅始発のバスの出発時間の前に到着するようにタイミングを合わせて行きましょう。

その後、バス停から徒歩6分(450m)ほどで『みなかみホテルジュラク』に到着します。(15:20分ホテル到着)

車が無ければ2人程度なら新幹線やローカル線を使って行く方が安いですが、3人以上ならレンタカーで行った方が安いです。

エントランスから施設の概要

■ホテルの外観

ホテルの外観

みなかみホテルジュラクは外観の見た目が少し古いイメージです。

・・しかしながら、

エントランス外観

正面玄関は真新しい印象で、ここから先の内装はほぼフルリノベーションが施された空間が広がっています。

外から見た雰囲気は古いイメージですが中身が綺麗な内装で、そのギャップに驚くことでしょう。

正面玄関は車が数台程度のスペースがあり、車寄せが可能です。

常にスタッフが常駐しているため、誘導に従いながら車でお越しの方はここで同行者や荷物を下ろすことができます。

■立体駐車場は施設から150メートル離れた場所にある

最大200台まで駐車できるスペース

ホテルジュラクのエントランスから徒歩約150メートル(約2分)の場所に200台ほどが駐車できる立体駐車場があります。

車(普通車)で来館のお客様は無料で利用でき、駐車場は2階~4階に駐車ができます。

1階は車高2.1メートルを越える中型・大型車専用となり、電気自動車(EV車)も1台分完備しています。

■ホテル全体のフロア図

宿泊施設の全体フロア図

みなかみホテルジュラクの敷地面積は広く、段差のある建物は4つのエレベーターが稼働しています。

客室フロアは上層階フロアに集中し、ブッフェダイニングと屋上庭園は7階に位置しています。

ロビーフロアは施設の2階部分で道路と同フロアになり、フロントデスクと2種類のラウンジ、お土産ブースがあります。

1階には大浴場や宴会場、カラオケールーム、ゲームコーナー、軽食専用の食事処があり、最下層の地下2階はもう一つの大浴場となっています。

ブッフェダイニングは7階にあり、屋上庭園と隣接しているので、食事の夕食や朝食後の腹ごなしでアクセスが簡便です。

喫煙ブースは施設内に2カ所(ロビーフロアと7階の屋上庭園前の通路側)にあり、一番行きやすい場所にあるので便利です。

■広々としたロビーフロア

1階ロビーフロアの風景

全体的にロビーは広く、木のぬくもりが感じられる和モダンな天井と重厚感のある石畳の壁に暖かみを感じます。

写真奥の正面にフロントデスクが横一列に並び、カウンターが5つほどあり、その右側はホテル正面玄関へと続いています。

チェックインの際に夕食の時間が決まりますが、土曜日や祝日などの混み合う時期は希望の時間通りにならないケースがあり、早い時間か遅い時間帯になることがある為、15時のチェックイン時間に合わせて来館すると希望の夕食時間が確保しやくすくなります。

■暖炉のあるラウンジ

ロビーフロアに隣接する大型の暖炉

同じロビーフロアのフロントデスクから反対側の奥に大きな暖炉があり、くつろげます。

大きな暖炉の煙突は天井まで伸びていてとても重厚感があります。

暖炉の薪が弾ける音が空間に響き落ち着いた雰囲気を演出します。

実際に暖炉で30分ほどくつろぎましたがとても心地よかったです。

ロビーフロアにあるバルコニーの風景

暖炉の横に広々としたバルコニーがあり、そこから利根川の風景が眺められます。

また、バルコニーにハンモックが備わっていて、ちょっとした遊びも体験できるようになっていて、暖かい時期はハンモックに揺られながら風にあたるのも良いかもしれません。

■24時間くつろげるラウンジ

ラウンジの風景

ロビーの横に『こもれび』というラウンジがあり、24時間利用ができます。

通常チェックインは15時なので、早めに到着の際は部屋が整うまでここで休憩したり、代表者がチェックインするまで荷物と一緒に待つことができます。

ラウンジ内

ラウンジにはコーヒー(ホットまたはアイス)やソフトドリンク類がフリードリンクスタイルで提供され、ホテル自家製のデニッシュ類やおかきなどのスナック類が召し上がれます。

チーズおかきが大変美味しく止まらない感じでしたが、2時間後にディナーブッフェがあるので何とか自制した感じです。

ラウンジは有料でアルコール類も提供されています。

一方、ラウンジの端に女性と子供用の浴衣の貸し出しコーナーがあるので、必要ならここでピックアップしましょう。チェックインの待ち時間で浴衣選びができます。

子供のサイズはSS(70㎝)から3L(140㎝)まであり、大人はS(150㎝)~L(175㎝)です。

男性の浴衣は部屋にあります。

■夜はラウンジでミニ・コンサート(生演奏)

ラウンジで毎日開催している生演奏

ラウンジの『こもれび』にて毎晩20:00から生演奏が行われます。

席はフリーで事前予約は不要です。

夕食を済ませたら休憩がてらにラウンジで生演奏はいかがでしょうか。

ラウンジの席に空きがない場合、隣接している暖炉のあるラウンジエリアにあるソファーでも音はしっかり聴こえます。

演奏風景は見えませんが、むしろ暖炉で温まりながら聴く生演奏も良いかもしれません。

■アーケードゲームや卓球が楽しめる(懐かしいゲームが見つかるかも)

クレーンゲームや子供も楽しめるゲームがある

14:30-23:30まで営業しており、昔懐かしいゲームが遊べます。

また、卓球コーナー(営業 9:00-21:00)もあり、温泉後の軽い運動にも最適です。

■谷川岳が一望できる天井庭園『水のテラス』

宿泊施設の最上階フロアに人工的に造られた庭園があり、水上温泉の街並みと谷川岳が一望できます。

テラスの風景
水のテラス
大涌谷と街並みの風景

7階フロアにあり、24時間アクセスできます。

夜間のテラスは足元がライトで照らされて、とても幻想的な雰囲気になります。

■水のテラスで朝ヨガ体験

朝はヨガのプログラム(有料:5,000円)が土、日、月、火で開催され、定員は8名です。

前日20:00までにフロントの申し込みで体験できます。

客室: 和洋室の広々とした客室

■ルームキーはカギタイプ

チェックインの手続きが終わり、客室へと向かいました。

客室のカギ

客室のルームキーはリアルな『鍵』タイプです。

最近は磁気タイプのルームキーが主流ですが、アナログ式のカギタイプも既存通りの管理で紛失が無ければコスト的にも抑えられます。

一方のカードタイプのルームキーは部屋の登録時の割り当てがエラーで作動しないことが稀にあったり、カードキーを返却せずに持ち帰るゲストもいるため、ホテル側は実は追加でカードキー用のカードを常に買い足して補充しているケースもあります。

横幅の広い廊下

客室前の廊下の幅が広く、荷物用のカートが交差しても他のゲストにぶつかることはありません。

カートは利用後にそのまま部屋の前に置きっぱなしでも後でスタッフが回収に来ることになっています。

■和と洋が混ざり合う客室

玄関エリア

まずは玄関ですが、廊下と段差はほぼ無く、また内側に開く扉を開放しても十分なスペースが確保されています。

従って、ベビーカーや車いすなども十分に入れる余力があります。

玄関スペースが広いことは部屋の出入りをする上でとても重要なポイントです。

快適さが全然違います。

広い居間

部屋タイプは『和洋室10畳~12畳 + ツイン』というお部屋タイプで温泉街と山並みが見えます。

部屋によっては居間のサイズが10畳か12畳タイプがありますが、今回宿泊したお部屋は畳12畳タイプです。

それでも居間はとても広く感じます。

居間にある押し入れにある布団の量

居間にある押し入れをあけると敷布団が6枚も入っていました。

このお部屋タイプの最大利用可能人数は7名だそうなので、大人数での宿泊にも適しています。

窓側にあるベッドルーム

窓側には2台のベッドルームとソファーがあります。

お部屋のアメニティ関連

お部屋には金庫、男性用浴衣や浴衣の上に羽織る服、宿泊人数分のタオルや歯ブラシが入った小篭が扉の中に入っています。

シャープの空気清浄機1台、電気ケトル、冷蔵庫(中身無し)、グラスやお茶の器が備わっています。

バスやトイレ周辺画像

玄関入ったそばに洗面台があり、メイク落とし、洗顔フォーム、化粧水、乳液がありました。

壁に備わっているドライヤータイプは使用範囲が限られてしまうため、状況によっては不便と感じますが、ドライヤーの盗難防止の観点からは壁掛けタイプのありなのかもしれません。

トイレは温水洗浄便座機能付きのスタンダードタイプでネピアのシングルペーパーです。

お風呂はユニットタイプのスタンダードタイプで比較的綺麗な印象です。

大半の宿泊客は大浴場に行くと思うので、お部屋のお風呂は一般的で良いかと思います。

総客室数は96室で、いくつかのお部屋はリノベーションがされています。

どのお部屋も全体的に広く、快適に過ごすことができると感じました。

各部屋の詳細についてはオフィシャルホームページを参照ください。

満足度の高く広々した大浴場

午後の男性用

みなかみホテルジュラクの大浴場は天然温泉を引いた無色透明の『カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物温泉』です。

とても広く設備も充実しており、ゆっくりとお風呂を楽しむことができるでしょう。

■3つの大浴場がある

大浴場は『天狗の湯』、『せせらぎの湯』、そして『翠渓(すいけい)の湯』の3ヵ所あります。

それぞれ時間帯によって男女入れ替え制(午後3時~深夜1時 / 午前5時~午前10時)となります。

『せせらぎの湯』と『翠渓の湯』は隣接していて、それぞれに出入り口がありますが脱衣所の中で繋がっていて行き来ができます。

大浴場特徴入れ替え時間
天狗の湯ひのき風呂・泡風呂・打たせ湯・露天風呂・ドライサウナ・男性:午後3時~深夜1時
・女性:午前5時~午前10時
せせらぎの湯泡ジェット風呂・露天風呂・ボナサームサウナ・女性:午後3時~深夜1時
・男性:午前5時~午前10時
翠渓の湯ひのき風呂・ぬる湯・ジャグジー風呂・女性:午後3時~深夜1時
・男性:午前5時~午前10時
オフィシャルHPにて内装を確認

■アメニティーが充実している

各大浴場には宿泊ゲストが快適に利用しやすいような工夫がされています。

  • 大浴場の入り口に『シャンプーバイキング』というコーナーがあり、シャンプーやコンディショナー類が10種類ほどあり、好きなものを利用できます。
  • 乳幼児用のベビーバスやベビーバスチェアがある
  • シャワーチェアがある
  • 湯上がり用のドリンク(冷水・お茶・レモネード)
  • マッサージチェア
  • 各種スキンケア

■大浴場の特徴とは?

脱衣所が想定以上に広く驚きました。

ロッカーとパウダールームの数が多く支度や準備が容易なので実際に支度は楽でした。

脱衣所には無料で飲めるドリンクがあり、湯上がりに飲んだレモネードが身体によく沁みます。

大浴場もかなり広く、十分な数のシャワーブース、広い浴槽は利用していてストレスはありませんでした。

泉質は『カルシウム硫酸塩泉』と『ナトリウム硫酸塩泉』で無色透明のサラっとした優しいお湯です。

入れ替わり制なのですべての時間帯で入浴すると様々な種類のお風呂を体験することができ、その種類の豊富さは高評価です。

詳しくはオフィシャルHPより中のイメージなどを確認してみてください。

食べたら絶品!定評のブッフェ料理

ブッフェダイニング『KAWATONE』

みなかみホテルジュラクはブッフェ料理を食べに行くこと目的に宿泊すると言っても過言ではないほど、満足度のあるブッフェ料理でした。

ブッフェ料理は丹精込めて作られていて、美味しかったです。

場所は7階にあり、屋上庭園の真横にあります。

■ディナーブッフェ / 営業時間18:00~21:00(繁忙期は17:00から)

料理内容は和洋中折衷ブッフェをベースに群馬県や水上町周辺の旬の食材を取り入れています。

ローストビーフ

どこ産の肉をつかっているのでしょうか。

ローストビーフは冷めても柔らかくてジューシーでした。

強火で肉のうまみを閉じ込めた後に、低温調理で時間をかけてローストしているとのことです。

どうりでパサついた感じが一切なく、食べやすかったのですね。

上州麦豚のトンテキ(左)とピザ窯で焼いたピザ(ピザ)

石窯で焼いたピザは季節の食材を取り入れたオリジナルから、マルゲリータのようのピザまで数種類を入れ替わりで焼いてくれます。

隣では上州麦豚のトンテキで適度な脂身と焼けた赤身のバランスが美味しく、白米との相性は抜群です。

御造りやお寿司

マグロやサーモンなどの御造りの他に握り寿司もあります。

ネタが良くておいしいです。

洋風コーナー

洋風コーナーにはサーモンとキノコのクリームパスタ、魚介のパエリア、ジャガイモのマスタード炒めなどもありますが、特に魚介のパエリアはとても美味しく2回もお変わりしたほどです。

中華コーナー

ブッフェで特に美味しかったのは中華コーナーです。

あんかけの焼きそば、エビチリ、その他火力で調理したピリ辛系の中華など、多様なメニューがあります。

その中でも『上州牛イチボオイスター炒め』は絶品で、ブッフェの中で一番美味しかったです。

中華はどれも美味しいので全種類制覇することを勧めます。

和食コーナーにある『もつ煮』

和食も彩豊かな小鉢や麺類がありますが、色々と食べて特に好きだったのが『もつ煮』でした。

しっかりと煮込まれていてお好みでネギと七味をかけて食べました。

サラダコーナー

豊富なサラダと豊富なドレッシングがあります。

小さい子供も好きなメニュー
子供の食器類や乳幼児食

未就学児にも召し上がれる定番のメニューから乳幼児食まであります。

紙エプロンもあるので、小さい子供を連れて行く場合、少しでも荷物を減らして行けるので普段使用している内容でこだわりが無ければたとても助かるのではないでしょうか。

デザートコーナー
フルーツ
アイスクリームコーナー
コールドストーン

デザート類は豊富でショーケースの中にケーキやゼリーが10種類ほど、その他フルーツ類も充実しています。

デザートの目玉として、コールドストーンがあり、一部のアイスクリームを選びその場で混ぜて作っていただけます。

ビールサーバー
リキュール類も豊富

有料ですが、生ビール、日本酒、焼酎、梅酒、ワイン、ウイスキー、その他などお酒を飲む方もブッフェ料理と共に楽しめます。

アルコール類は単品や飲み放題プラン(90分/2,000円)もありますが、3杯以上飲むなら飲み放題プランがお勧めです。

チーズコーナー

チーズもあるのでお酒のつまみにも最適です。

その他にもたくさんの料理があり、全種類を召し上がることは非常に困難でしょう。

ブッフェの営業時間は通常18:00~21:00で稼働が高い場合は17:00から営業しています。

最終の案内は19:30で、チェックインの際に時間が割り振られます。

■モーニングブッフェ / 営業時間7:00~9:00

モーニングブッフェは和洋ブッフェで地元の食材の卵やジュラクの代名詞の食パンで調理したサンドイッチなど、ジュラクらしい朝食がちりばめられています。

全てを紹介しきれないため、一部を紹介します。

目の前の鉄板で作る香り豊かなフレンチトーストと粗挽きソーセージ
目の前で作るフレンチトーストと粗挽きウインナー

目の前でフレンチトーストを焼いているので甘い香りが漂い、朝から食欲がわいてきます。

隣では粗挽きウインナーが香ばしく、両方食べたくなります。

聚楽の食パンで使うサンドイッチは絶品
ジュラク特性の食パンで作るサンドイッチ

具材がたくさん入っていて、これ1枚だけでも十分な栄養がありそうです。

少し分厚いふんわりしたジュラク自家製の食パンが引き立つ調理で美味しかったです。

おにぎりコーナーにある塩おにぎりが美味しい
おにぎりコーナー

他にはあまり見かけない朝食でのおにぎりコーナーはこの時期は『しおむすび』と『ねぎ味噌』でした。

他の料理も食べられるように、小さめのサイズです。

焼き立てのパンが8種類ありどれも美味しそう
8種類の焼き立てのパンとジュラクの食パン

ジュラクの食パンからデニッシュ類やクロワッサンなど約8種類ほどのパンがあります。

トースターがあるのでお好みで召し上がれます。

群馬の卵屋さんから仕入れた生卵で卵かけご飯
卵かけご飯

群馬産の生卵の『たまごかけご飯』は美味しかったです。

醤油も何種類もあり、お好みで召し上がってください。

一部を抜粋しましたが、その他にも想像通りの和食や洋食があり、すべてを食べることは不可能なほど種類が豊富です。

実際に足を運んでブッフェの種類を確認してみてください。

ダイニングブッフェの特徴とは?

■ダイニングテーブルとが広い

広々とした食事スペース

食事する各席が広く、隣同士の席との間隔が広く感じました。

ベビーカー連れや車いすなども十分に入れるスペースがあり、そのままテーブルに着けることもできます。

また、通路も広く宿泊ゲスト同士で譲り合うことも少なく、ブッフェ料理を取りに行く際の往復が楽でで好印象でした。

■ライブキッチンの数が豊富

各料理にはシェフたちが目の前にいて、その場で調理及び盛り付けてくれるシェフの数が多いです。

暖かいお料理は暖かい内に、冷たい料理は冷たい内に、その場で最高の状態で召し上がれます。

■食欲をそそるさりげない演出

食事は味だけでなく、見た目や雰囲気、香り、音、温度など様々な要素が合わさって美味しくなりますが、目の前で調理している演出もブッフェ料理のおいしさを引き立たせてくれます。

例えば、メニューにピザがありますが、後ろでピザ窯で焼いている姿が見えたり、シェフが鉄板焼きでステーキを焼き、その場で切り分けるなどの『ライブ感』が楽しめる、活気溢れたブッフェ会場になっています。

■料理が取りやすい

広々としたブッフェエリア

ブッフェ料理があるエリアは全体的にスペースにゆとりがあって取りやすい。

また、ブッフェエリアを中心に円を描くようにダイニングテーブルが囲っているため、どの席からでもアクセスが容易です。

18時以降のゴールデンタイムは少し混みますが、ダイニングエリアはよく人の流れを分散できるような造りになっています。

■お酒やドリンクの種類が豊富

アルコール類は単品から飲み放題プランまでありますが、単品のラインナップは充実しています。

  • 生ビール
  • 地ビール
  • 日本酒
  • 地酒
  • ウイスキー
  • ワイン(ボトルの種類豊富)
  • 焼酎
  • 果実酒
  • スパークリングワイン

*ソフトドリンクもしっかりあります。

■朝食は1時間以内ならテイクアウト可能

朝食は1時間以内に召し上がるなら、トレーに入れてお部屋やテラス席で食事が可能です。

館外への持ち出しや持ち帰りはできません。

■食事がしやすい工夫や配慮がされている

食事が運びやすくできるキャスター付きのフードキャリーがあるので安心して料理を取ることができます。

浴衣で食事をする方も多く、袖が料理に触れてしまうことがあります。

それらを解消するために、両腕の袖を停めるバンドがブッフェ内にあります。

スタッフが多く、食べたお皿がテーブルに溜まることは少なく食事をとりに行っている間に下げられていました。

みなかみホテルジュラクに泊まってみた感想

宿泊施設は午後3時にチェックインして、先に温泉に入りお腹を空かせて早めに食事をするとその後のホテルライフを堪能できると思います。

大浴場と脱衣所は想像以上に広くてきれいでストレスなく利用でるだけでなく、脱衣所にある飲み物の種類や様々なシャンプーやコンディショナーは一味違うサービスで新鮮でした。

今回の宿泊で特に印象に残ったものはディナーブッフェでした。

温泉後のディナーブッフェはどれも彩豊かで、ここ数年で食べたブッフェ料理の中で一番美味しく感じました。

種類も豊富で和洋中がバランスよく楽しめ、特に中華が最高でした。

まだ滞在中にも関わらず、「またブッフェを食べに宿泊しよう」と家族で話をしながら食事をしたほどです。

食事後に夜間のテラスで少し涼み、午後8時から開催の生演奏を聴き、温泉に入って各々自由な滞在を楽しめました。

また、最大7名から10名まで宿泊できる大部屋も多くあり、友人同士や家族などの大人数の宿泊も対応していて幅広い受け入れが可能です。

スタッフの方の対応も良かったですし、総合的に宿泊して満足度の高い宿泊施設でした。

行く前に知っておきたい予備知識とは?

みなかみホテルジュラクに初めて宿泊する方に知っておきたい予備知識をまとめました。

■外観と内装に大きなギャップがある(良い意味で)

歴史的に長い宿泊施設で内装は2018年にほぼフルリノベーションをしています。

外観は他の建物と相違ない感じですが、ロビーフロアから想像がつかないほど各部屋広く、快適に過ごせます。

■チェックイン時にディナーブッフェの時間を聞かれる

午後3時のチェックイン時間頃だとある程度希望通りのディナー時間を設定できます。

ディナー後の大浴場の利用やラウンジでの生演奏を楽しみたい方は早めの時間帯が良いでしょう。

通常は18:00~21:00の利用時間に対し、繁忙期は17:00から営業開始です。

■オンラインでチェックアウトができる

チェックアウト時間の午前10時は混み合います。

スマート決済でチェックアウトの省略を

チェックインの際にセルフ決済コードのシートが渡され、スマホでスキャンしてネットで事前精算ができます。

午前7:30~10:00の時間帯でQRコードから認証コードを入力し、事前精算を致します。

最後はフロントデスクでルームキーのみ返却して完了となります。

■ラウンジは24時間空いていて、門限は無い

ラウンジはいつでも利用でき、エントランスの門限はありません。

正面玄関は常に空いていて夜間の外出が可能です。

■ペットの同伴は可能か

介助犬や盲導犬以外の同伴はNGです。

■送迎バスについて

ホテルジュラクの送迎車

ホテル専用の送迎サービスがあります。

ローカル線の水上駅についてホテルに連絡すればすぐに送迎用のバンで迎えに来てくれます。

帰りの送迎は8:00、8:30、9:20、10:20分の送迎があります。

一方、新幹線でお越しの場合は上毛高原駅にて宿泊日4日前までに送迎の手配ができます。

10:30または15:00出発でホテルまで送迎となり、帰りは10:00または14:30のホテル出発で上毛高原駅まで送って頂けます。

■子供にやさしくバリアフリーのサービスが充実

キッズアメニティーは以下の通りです。

  • ベビーカー
  • バウンサー
  • 哺乳瓶洗浄セット
  • ベビースキンケア
  • ベビーバス
  • 補助便座&補助ステップ
  • オムツボックス
  • おねしょパッド
  • ベッドガード
  • 子供浴衣
  • キッズチェア
  • ベビーフード
  • 子供用食器類

バリアフリー対応一覧

  • 車イス
  • 多目的トイレ
  • バスチェア

ホテル正面のローディングから館内施設まで全体的に広く、車イスでのアクセスが容易となっているので安心です。

■連泊するゲストは少し早く大浴場を利用できる

通常15時から利用できる大浴場が連泊のお客様に限り2日目より13時から利用ができます。

■大浴場を利用する際に、タオルは自室から持って行きましょう。

大浴場には替えのタオルは置いていないため、忘れずに持って行くことと、2回以上入る際は脱衣所にタオルを忘れないように気を付けましょう。

■日帰り入浴は受け付けていない

宿泊者の安全と快適な滞在のため、宿泊者以外の温泉の利用は受け付けていません。

■近くにコンビニはある?

宿泊施設から徒歩8分(450メートル)の場所にファミリーマートがあります。

まとめ

みなかみホテルジュラクは料理と施設内の広さが定番で、以下の部分がポイントです。

  • ホテル調理人たちによるライブ感満載の和洋中のバランスの取れた美味しいブッフェ
  • 24時間くつろげるラウンジと毎日開催している生演奏
  • ロビーフロアにあるリアルな暖炉
  • リノベーション済みの宿泊施設(一部)と畳10畳以上の広いスペース
  • 広い大浴場と脱衣所
  • 子供連れやバリアフリーに特化した施設サービス

施設でゆっくりくつろいだ方が良いので通常のチェックインができる午後3時には水上温泉付近に到着していると良いでしょう。

ディナーブッフェの前にゆっくりと大浴場を楽しむことでその後の食事もよりおいしく召し上がれると思います。

水上温泉にあるホテルジュラクはとても穴場です。

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