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断崖絶壁と絶景!奄美大島・笠利崎灯台の行き方と見どころ完全ガイド

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奄美大島の最北端にある**笠利崎灯台(かさりざきとうだい)**は、海抜60メートルから一望できる壮大な景色が魅力の観光スポットです。
少し坂を登るプチハイキング気分を味わいながら到達でき、到着後には達成感と海風を全身で感じられる絶景が待っています。

この記事では、実際に訪れた体験をもとに笠利崎灯台の見どころ、行き方、注意点を詳しく紹介します。
奄美大島旅行で「絶景スポット」を探している方はぜひ参考にしてください。


笠利崎灯台とは?

奄美大島の北西部、笠利崎の最北端に立つ灯台で、1962年(昭和37年)から航路の目印として地元に親しまれてきました。
高さは約60メートルの断崖に位置し、青い海と奄美大島の海岸線をぐるりと見渡せるスポットです。

駐車場から徒歩10分ほどで到着できるため、軽いハイキング感覚で楽しめます。

笠利崎灯台の風景

笠利崎灯台までの道のり

灯台までは「笠利崎観光公園」の駐車場から徒歩でアクセスできます。道路の突き当たり(袋小路)まで行くと近くに車寄せもあり、そこから歩いて約8分で灯台に到着します。

道中の雰囲気

  • 序盤:コンクリートの階段を昇り、断崖に沿った道を進む
灯台へ続く階段
灯台へ続く道

序盤の階段を進み、途中で振り返ると、少し高くなった位置から奄美大島の海岸線が見渡せます。青く透き通った海と白い砂浜がくっきりと見え、思わずカメラを構えたくなる光景です。

振り返って見た海岸の景色
振り返って見た海岸の景色
  • 中盤:ソテツが生い茂る緑豊かな小道を歩く

階段を登りきると、道は内陸側へと続き、両側に緑の丘がそびえる細い小道に入っていきます。

まるで自然のトンネルを進むようで、奄美大島らしい豊かな植物に囲まれながら静かな空気が流れています。

丘に囲まれた小道の風景
丘に囲まれた小道の風景
  • 終盤:狭い坂道や急な階段を登りきると、灯台に到着
灯台へ続く最もキツイ階段

終盤には、少し傾斜のきつい階段が現れます。

一段一段を登るごとに視界が開け、木々の隙間から海の青さが少しずつ見え始めます。

この階段を登りきると、いよいよ笠利崎灯台はもうすぐそこです。

草むらの間を歩く坂道

昼間は安心ですが、草むらもあるため夜間は注意(ハブが出る可能性あり)。


笠利崎灯台からの絶景

灯台の周囲は遊歩道があり、ぐるりと一周しながら360度のパノラマビューを楽しめます。

  • 東側:奄美大島の海岸線が一望できる
  • 北側:断崖と岩礁に打ち寄せる波が迫力満点
  • 南東:天気が良ければ喜界島まで見える(直線距離約34km)
展望エリアからの海岸線パノラマ
展望エリアからの海岸線パノラマ
地平線に見える喜界島
喜界島が見える

帽子など風で飛ばされやすいものは要注意です。


実際に訪れた感想

  • 登り坂はややきついが、冒険気分で楽しい
  • 所要時間は往復+滞在で約45分
  • 吹き付ける海風と絶景に癒され、立ち去りがたいほど印象深い
展望エリアから眺められる景色
展望エリアから眺められる景色

知っておきたい予備知識(アクセス・注意点まとめ)

1. ベストな時間帯

  • 午前中〜昼過ぎ(10時〜15時頃)が順光で海の色が綺麗
  • 夏は午前中がおすすめ(道中に日陰が少ないため、熱中症予防に)

2. 駐車場情報とトイレ情報

近くにトイレと駐車スペースあり
近くに駐車スペースとトイレ(白い建物)
  • 袋小路に4台程度の駐車スペースあり(早い者勝ち)
  • 満車の場合は笠利崎観光公園に12台分の駐車場あり
  • 「笠利崎観光公園」の公衆トイレを利用(トレイルの入り口から200メートル離れた場所)

3. 難易度

  • 徒歩10分ほどで到達、登山靴は不要
  • サンダルでも行けるが、階段が多いため歩きやすい靴がおすすめ

4. 灯台内部は入れない

  • 灯台は外観のみ見学可
  • 周囲の遊歩道からパノラマビューを楽しめる

5. アクセス

笠利崎灯台までの道のり
最北端にある
  • 奄美市の中心から車で約1時間ほど

まとめ

笠利崎灯台は、奄美大島で「断崖絶壁の絶景」を味わえる数少ない観光スポットです。
短時間で訪れられる手軽さと、壮大なスケールの景色は旅の思い出になること間違いなし。

奄美大島を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください!

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