The View Hotelはモニュメント・バレーの真正面に構える宿泊施設です。
人気ゆえに予約が取れにくい宿泊施設ですが、お部屋のバルコニーから壮大なモニュメント・バレーが望めます。
唯一無二の風景を楽しめるThe View Hotelは一体どんな宿泊施設なのでしょうか?
この記事ではThe View Hotelの概要、お部屋の紹介だけでなく行く前の予備知識をまとめています。
Monument Valley(モニュメント・バレー)の概要については別記事『Monument Valley(モニュメント・バレー)とは?概要|Navajo Tribal Park』を参照ください。
The View Hotel (ザ・ビューホテル)とは?
ザ・ビューホテルはモニュメント・バレーの目前にある世界で唯一の宿泊施設です。
この施設は『モニュメント・バレー・ナバホ・トライバル公園 / Monument Valley Navajo Tribal Park』の中にあり、経営と運営も全てナバホ族がおこなっています。
2008年12月に開業したザ・ビューホテルはモニュメント・バレーの景観や環境が損なわれないように色合いを周りの風景に合わせたり、施設の高さ制限を設けています。
宿泊施設は大きく分けて2つの施設で構成されている
ザ・ビュー・ホテルは『The View Hotel』と『Premium Cabins』の2つの宿泊施設に分かれていて、The View Hotelはレストランやギフトショップ、フロントデスクスタッフが常駐した宿泊施設です。
一方、Premium Cabinsは1つの客室が完全に独立したキャビンタイプで、The View Hotelから800メートル離れた場所に構え、自然に近いモニュメント・バレーの滞在がより一層楽しめます。
The View Hotelについて
3階建で全95室のバルコニーからモニュメント・バレーの象徴的な3つのビュートが真正面に見える贅沢な景観を備えた客室です。
さらに、その他の施設としてアメリカン料理が食べられるレストラン、現地ナバホ族のクラフト系も含まれた大規模なギフトショップ、郵便局、ビジターセンター、現地ツアーデスクが備わっています。
■ホテルにある施設
- レストラン
- ギフトショップ
- 郵便局
- ミュージアム
- ビジターセンター
■駐車場について
ホテルの手前は広々とした駐車スペースが完備されていて、220台以上のパーキングスペースは宿泊客だけでなく公園を訪れる観光客も駐車します。
バスやキャンピングカーなどの大型車が停められるスペースもありますが、一台分のスペースがそもそも広いので日本に比べて駐車が楽です。
また、最も遠い駐車場からでも約200メートル以内で宿泊棟に辿り着けます。
■ザ・ビューホテルの外観
The View Hotelは横に長い宿泊施設で全長約220メートルもあります。
そのため、ギフトショップやフロントデスクのある北側エリアに扉がいくつかあるのでそこを目指してください。
大きくThe View Hotelと書かれた壁の右側の扉がフロントデスクに一番近いのでそれを目印に進みましょう。
■ロビーフロア
ロビーフロアは2階部分まで吹き抜けた天井高があり、革張りの黒いソファーに、ナバホ族特有の模様の絨毯、レンガで天井まで積み上げられた暖炉が印象的です。
フロントデスクはロビー内の端にチェックインカウンターがあります。
ロビーは駐車場と同じフロアにあり、スーツケースは段差なく運べます。
チェックイン時間は午後4時で午前11時にチェックアウトです。
■テラス席について
ロビーフロアにあるテラスは開放的で、目の前にモニュメント・バレーの風景が望めます。
夜間は足元が暖色系で灯され暗闇でも目に優しい色合いです。
■展望エリアから眺める景色
ホテルの左側エリアは展望エリアがあり、3つのビュートが最も綺麗に見れる場所です。
特に明け方と夕暮れ時はこの場所で景色を眺めることを勧めます。
■全部屋バルコニー付きの客室
この記事では実際に宿泊した『2 Queen Beds with Premium View』という一階にある部屋タイプについて書いています。
アクセスキーは磁気タイプでドアノブの上にある黒いセンサーにかざして開錠します。お部屋番号は113番でした。
ザ・ビューホテルの最大のポイントがバルコニーから眺める壮大なモニュメント・バレーの景色です。
客室フロアは3階建てですが、全部屋同じ方向を向いているので見え方の違いはほとんどありません。
客室はネイティブ・インディアンの柄と伝統的な文様が特徴的で全体的に赤や紫でまとまっています。
お部屋は高級感があるというよりかは必要最低限の備品があり、ザ・ビューホテルとしての統一感がありました。
客室にはテレビ、コーヒーマシン、金庫、電子レンジ、小型冷蔵庫、エアコンが備わっています。
バスルームは洗面台とトイレ、そしてバスタブとのユニットタイプで壁にドライヤーが設置されたよくあるタイプです。
バスタブとシャワーは一体型で、持ち込んだシャンプーやコンディショナーが何とかバスタブのコーナーにおけるレベルです。
バスアメニティーが置けるスペースがあるといいですね。
シャワーは水とお湯をノズルで温度調整しますが、水量と温度は申し分なく満足できます。
ただし、少し不安定な足場なので滑らないように気を付けてください。
宿泊棟は22時から7時までの夜間は静かにするよう注意書きがありますが、夜中に騒いでいるとスタッフがすぐにやってきます。
■朝食会場のレストランThe View Restaurant
The View Restaurantは施設に唯一あるダイニングレストランです。
ここでは朝食と夕食ができ、The View HotelとCabinのゲストが利用できます。
朝食は朝7:00から11:00まで、夜は17:00から21:00(ラストオーダー20:30)までの営業です。
窓が多く、外の景色を眺めながら食事ができますが、直接日の光が差し込むので場所によっては眩しいです。
朝食タイプは『Continetal Breakfast - コンチネンタルブレックファスト』で、シリアルやベーグル、マフィン、パンケーキ、ゆで卵、ドライフルーツ、スナック類などの簡素な内容です。
飲み物はコーヒー、紅茶、ミルク、そしてオレンジジュースです。
レストランは自由席ですが、結構混み合い並ぶため早い時間帯の食事を心がけましょう。
朝食の内容は質素で美味しいとは言えませんが、他に食事ができる場所がないのでしっかり食べておきましょう。
一方の夜はアメリカ料理、現地ナバホ料理、そしてメキシカン料理中心の食事ができます。
Premium Cabinsについて
キャビンタイプは部屋ごとに建物が分かれていて、モニュメント・バレーの景色を独り占めしながら滞在を満喫できます。
キャビンは全部で29棟で、The View Hotelから800メートル程離れた北側にあります。
■チェックインをする場所
キャビンに宿泊する場合はThe View Hotelとは別の場所でチェックインをします。
キャビン宿泊者はホテルから離れたコテージ(上の画像)に向かいます。
場所はホテルへ続く道を進みますが、そのまま左に曲がりながら進んだ先にあります。
途中でオフロードになりますが、上の画像のように『Registration The View Cabins』と書かれた大きな看板が目印になっているので、すぐにわかると思います。
近くに停めて建物の中に入り、チェックインの手続きをしてください。
The View Hotelとは異なり、ルームキーはアナログタイプの鍵です。
■キャビン前の駐車場と風景
受付で鍵を受け取ったら車でキャビンに行きましょう。300メートルくらいの距離です。
キャビンはどれも同じ形をしていて、どのお部屋か分かりませんが、チェックイン時に自分たちがどのキャビンなのか地図に記してくれるのでそれを頼りに探してください。
駐車スペースはどこに停めても大丈夫です。
駐車スペースから少し坂の辺りにキャビンが隣接しています。
駐車スペースからコンクリートで舗装された道があり、枝分かれするようにそれぞれのキャビンに繋がっています。
■キャビンの紹介
この記事では実際に宿泊した『Valley Rim Premium View』を紹介します。
まず、Valley Rim Premium Viewはキャビンの中でも最前列にあり、他のキャビンが手前にないため、3つのビュートが綺麗に見えます。
キャビンの入り口は展望デッキから入ります。
デッキには黒い椅子が2脚あり、座りながらゆっくり景色を楽しめます。
方角は東を向いているので、午前中は太陽の光で眩しくなります。
キャビンはすべてモニュメント・バレー側を向き、デッキの外側に出れます。
キャビンはログハウスのような木造の温かみがあります。
このお部屋タイプはクイーンサイズのベッドが1台、シングルサイズの二段ベッドが備わった最大5名が泊まれます。
リビングは大きな窓ガラスがあり、バルコニー越しに3つのビュートがよく見えます。
二段ベッドのマットはちょうど良い弾力のある硬さで、少し狭いですがとてもテンションの上がるスペースです。
例えば子供2人を含む家族4人などにおすすめのレイアウトです。
キャビンのバスルームはThe View Hotelと同様にユニットタイプです。
壁がログハウス調になっているので、より温かみが感じられます。
■キャビンの設備について
キャビンは冷蔵庫、コーヒーメーカー、電子レンジ、エアコンが備わっています。
4月下旬に宿泊しましたが、まだ夜間は氷点下に近い気温になります。
幸いにもエアコンはしっかり効き、部屋は暖かく快適に過ごせました。
■キャビンから見える風景
キャビンはThe View Hotelから北に800メートル離れた場所にある為、3つのビュートは少し中心から逸れた景色になります。
キャビンの手前は遮るモノがなく、外に出れば手前に行くこともできるのでお勧めです。
The View HotelかPremium Cabinsか?
実際に2ヶ所の予約をした経験からそれぞれの特徴をまとめました。
どちらのタイプの施設を選ぶか、参考にしてください。
■The View Hotelがおすすめの方
ホテルの部屋数が多く、ザ・ビューホテルと言ったらこの施設なので初めて訪れる方やほとんどの人はビューホテルを選ぶべきです。
アクセスが簡便でThe View Hotel 内にレストラン、ギフトショップがあるので基本的には滞在中で困ることはないでしょう。
さらに、3つのビュートがバルコニーから綺麗に眺められるのでお勧めです。
◼️Premium Caninsがおすすめの方
The View Hotelと比べるとキャビンの数が29棟と少なく、The View Hotelより予約が取りづらい宿泊施設です。
しかしながら、より静かでモニュメントバレーの自然を五感で味わいたいならキャビンがおすすめです。
目の前で見える景色の没入感と解放感は想像を超えていて、泊まってみないとなかなか伝わりませんがモニュメント・バレーの中心に居るような体験ができるでしょう。
キャビンは木造なので温もりある楽しい宿泊です。
また、大人数で宿泊する際はキャビンタイプがおすすめで、キャビンによっては最大5人まで一部屋に宿泊できます。
夜にカメラを放置して星空を自動撮影したい場合はキャビンタイプがおすすめです。
ちなみにValley Rim Premium Viewは最大4名までです。
The View Hotelに宿泊する前の予備知識とは?(結構重要)
The View Hotel(ザ・ビュー・ホテル)に宿泊するためには十分な対策が必須です。
モニュメント・バレーはナバホ族領なので独自のルールや文化があります。
宿泊前の計画段階から当日の状況までに事前に知っておくことでよりスムーズに滞在を楽しむことができるでしょう。
■The View Hotelは公園内にある
ホテルはナバホ族の自治区にあり、さらに『Navajo Tribal Park』の中に属しています。
Navajo Tribal Parkとは言わば、アメリカの国立公園のような位置づけです。
■The View Hotelに入るために入園料を払う
The View Hotelに行くためには一人8ドルのNavajo Tribal Parkの入園料が掛かります。
また、入園料は『Credit Card Only』なのでVisa、Master、またはAmexのカードを提示しましょう。
*2022年の4月までは車1台につき4名までで20ドルで、それ以上は追加で6ドルでした。
■入園料は一度の入園毎に支払う
ポイントは一度の入園の度に一人8ドルの入園料が掛かるということです。
再入園は不可です。
基本的には入園したら帰るまで出ないことを勧めます。
一度入ってしまえば、例え2日以上の滞在でも一度ゲートを出なければ追加の支払いは不要です。
子供も一律8ドルです。生まれたの乳児もです。
気を付けなければいけないことは、食料やガソリンの調達で一度公園を出ると再入園には一人8ドルが掛かるということです。
食料調達や給油の場合はできる限り少数人数で行かないと再入園時に支払う負担が増えます。
■必ず入園前に近くのスーパーで食料品を購入し、少なければあらかじめガソリンを入れておこう
入園ゲートが混んでいたり再入園で入園料が掛かるので、入園前に事前に食料や飲み物を購入することを勧めます。
US-163号線を挟みThe View Hotelと制反対側の道路を道なりに約1.8マイル(約3㎞)進むと右側にスーパーマーケットが、左側に給油所があります。
『Goulding's Grocery Store』と呼ばれた唯一ある地元のスーパーにはそれなりに食材が揃っていて、デリ系、冷凍食品、フルーツ、スナックやドリンク関連など、一通りの食料が購入できます。
ザ・ビューホテルは冷蔵庫や電子レンジが備わっているので、冷凍食品の寿司ロール、冷凍パスタ、ブリトーなどを購入してお部屋で食事をしました。
コロナ禍だったので店内はマスク着用が義務づけられ、マスクをしていないと入店を拒否されます。
現在はだいぶ緩和されていますが、ナバホ族独自のルールがあるのでスーパーの入り口の表記をよく確認しておきましょう。
一方の、道路を挟んだ反対側にガソリン給油所があります。
ガソリンが残量が半分以下で、公園内の『17 mile Loop Drive』を走行する予定があればここで満タンにしておきましょう。
■夕暮れ時と朝焼けの風景がすごい
モニュメントバレーの夕暮れ時と朝焼けの風景は一番良い時間帯です。
夕日をゆっくり眺めるために、余裕を持ってチェックインをしたいです。
朝焼けは真正面から太陽が昇り3つのビュートのシルエットが映えます。
ただし、時期によっては明け方は強い風と寒さがあるので防寒対策をしましょう。
モニュメント・バレーに行ったら絶対に見逃せない時間帯です。
■満点の星空も忘れてはいけない
星空も夕陽に負けないくらい綺麗に見えます。
周りは高い山がなく地平線まで続く平地のため、空の面積が広く多くの星空が眺められます。
風が強いので、三脚で星空を撮影する場合は倒れないようにしっかりと固定しましょう。
■滞在の楽しみ方
圧倒的なモニュメント・バレーの景色を眺めることがホテル滞在の最大の見どころです。
通常チェックインができる16時頃にお部屋に入り、まずはバルコニーから壮大な景色を楽しみましょう。
その後、ホテル横にある3つのビュートが綺麗に見える展望エリアで夕日鑑賞をしましょう。
日の入りの30分前から日没後30分まで、1時間くらいの余裕をとりましょう。
食事を済ませ、夜はバルコニーで好きなだけ星空を眺めてください。
日の出前に頑張って起きて、3つのビュートの脇からでる最高の日の出を見ましょう。
これを見ないとモニュメント・バレーに来た意味がないくらいです。
最初に訪れると仲間同士で会話が弾むでしょうが、その圧倒的な光景にすぐに口数は減ることでしょう。
■ビューホテルの部屋タイプはどれを選んだら良い?
結論から言うと、泊まりたい日程で一番お求めやすい料金価格帯がお勧めです。
ロビーフロアと同じ1階にあるお部屋タイプ(2 Queen beds Valley Viewや2 Queen Beds with Premium View)がコスパ的に最強です。
2階または3階にある部屋になると割高となる傾向にありますが、景色の見え方は1階でも3階でもほとんど変わりません。むしろロビーフロアにあり、荷物の移動も少ない一階がおすすめです。
お部屋のバルコニーで星空を眺めるまたは撮影をしたい場合は一番上のお部屋がおすすめですが、どの部屋タイプでもバルコニーの差はほとんどありません。
各部屋タイプとカテゴリーの違いについては別記事:The View Hotelの各部屋のカテゴリーの違いとは?お勧めのお部屋と予約の方法まとめを参照ください。
■プレミアムキャビンのおすすめの部屋タイプは?
今回泊まった部屋『Valley Rim Premium View』部屋がおすすめです。
なぜなら真正面に他のキャビンがないので遮るものがないためです。
絵に描いたような美しい風景が独占できます。
こちらは最大4名利用なので、景色が良く大人数(5名まで)が泊まれる「Executive Valley Rim Premium View」もお勧めです。
■現地スタッフ基本的に不愛想
口コミも多数ありますが、全体的にスタッフの対応があまりよろしくないです。
ゲートで人数を申告しても疑って車の中まで確認したり、話し方が命令口調だったりと、結構貪欲な感じです。
ナバホ自治区でナバホ族の土地にモニュメント・バレーがあり、観光業で成り立っています。
今では待っているだけで勝手に観光客が訪れるため、あまりお客様を大切に扱っていない感じです。
しかしながら、私たち観光客はナバホ族の聖地に足を踏み入れているので、需要と供給ですができる限り彼らの文化や場所を尊重して観光を楽しんでください。
■入園ゲートの時間帯に間に合うように行動する
早朝6時前や夜遅くはゲートが開いていない場合があります。
したがって、チェックイン前には着いているように早めに到着することを勧めます。
昼過ぎ以降は料金所の道路が渋滞となり、30分以上も進まない場合があるので料金所の通過は早めに済ませておきましょう。
■独自の法律が適用される
この場所はナバホ族の聖地でありアメリカであってアメリカではありません。
自治区独自の法律が適用され、我々観光客は完全に部外者です。
アメリカの文化と少し異なることを理解してください。
ナバホ自治区に入ると、アメリカ以上に規制が厳しいです。
徐々に緩和されていますがコロナ禍の際はマスク必須で、着用していないと入館を拒絶されたり、サービスが受けられなかったりします。
■キャンセルポリシーは厳しめ
The View Horelは予約と同時にキャンセルチャージが適用になります。
すなわち、一度予約すると無料での取り消しは叶いません。
宿泊予約と同時にまずは1泊分の費用がチャージされます。
2泊なら1泊分がデポジットとしてクレジットカードから差し引かれます。
万が一、宿泊をキャンセルすると全体費用の10%が掛かります。
日程が近づくにつれてキャンセル費用の負担が大きくなり、宿泊の45日以内のキャンセルで全体費用の25%分が発生し、72時間以内の取り消しは1泊分の費キャンセル料が発生します。
予約をするときは慎重に行ってください。
■キャビンに宿泊の場合はThe View Hotel との往復が大変
朝食会場はホテル内にある為、キャビンに滞在すると800メートル離れたホテルを往復することになります。
徒歩でも行けますが、夏場は地獄の暑さなので車で移動しましょう。
■営業時間や料金など常に状況が変わる
モニュメント・バレーの営業時間や運営方法は常に変わっています。
特に料金システムや運営方法は行かないとわからなく、事前の通知も少ないため注意が必要です。
2022年4月に行った際の入場料は車1台20ドル(4人まで)と5人目から一人につき6ドルの支払いでしたが、現在は一人につき8ドルの徴収になりました。
また、The View Hotel側でもページによっては過去の料金体系のままであるなど、情報の正確さも判断が難しいことがあります。
ご留意いただきたい点として、営業時間、料金体系、その他の決まり事がよく変わるので常にオフィシャルサイトをチェックするように心がけてください。
私も含めて個人で作った記事も最新でない可能性があることは常に心掛けてください。
■モニュメント・バレーの時差は1時間進んでいる
モニュメント・バレーはユタ州(上)とアリゾナ州(下)にあり、The View Hotelはアリゾナ州に位置しています。
ナバホ保留地は3月中旬から11月上旬までMDT(Mountain Daylight Time)を導入しており、その時期のモニュメント・バレーはアリゾナ州に居ながら、時差が1時間進んでいます。
従って夏の時期はユタ州と同じ時差になります。
モアブ(ユタ州)の町から行く場合は時差が無く時間の把握が容易ですが、ペイジ(アリゾナ州)からモニュメント・バレーに向かう場合は1時間進んでいるため、時間をしっかり逆算して計画的に行きましょう。
■どこでホテルの予約が取れる?
*近々予約の取り方をまとめます。
■ホテルを予約する前の注意点
- 予約をしたら基本返金不可で予約と同時に10%のキャンセルチャージが適用される。
- 予約の際はクレジットカード払い。
- 人気のため、早めに予約を心掛ける。少なくとも4か月前以上先。
■近隣の観光スポットは?
モニュメント・バレーを中心に近隣の観光スポットをまとめました。
観光名所 | 詳細 | 所要時間 / 距離 |
---|---|---|
Forrest Gump Point | US-163号線沿いにある、モニュメント・バレーに続く直線道路。映画「Forrest Gump」のロケ地になった有名な場所。 | 約20分 / 16マイル |
Mexican Hat Rock | 砂岩の丘に「メキシカン・ハット」のような岩が乗ったバランスロック。 | 約36分 / 27マイル |
Goosenecks State Park | ユタ州の州立公園。San Juan Riverが蛇行しながら削った大地はまるでガチョウの首のようなっている。 | 約42分 / 32マイル |
まとめ
The View Hotelは全室モニュメント・バレービューの宿泊施設です。
3つのビュートがバルコニーから眺められる宿泊施設はここだけで、世界中から多くの観光客が訪れます。
他にも少し離れた場所にキャビンタイプの部屋もあり、様々な宿泊体験が可能です。
予約が取り辛く、キャンセルポリーなどが厳しめなので予約をする際は十分に確認してからお部屋を押さえましょう。
それぞれの「ホテル」と「キャビン」を1泊しましたが、どれもモニュメント・バレーを堪能でき、素晴らしい景色を見ることできました。
時間に余裕があれば2泊はしたかったです。
宿泊の際はホテルの最新情報をよく調べてから行きましょう。
■ザ・ビューホテルの詳細
The View Hotelの住所 | Indian Rte 42, Oljato-Monument Valley, AZ 84536 |
The View Hotelの部屋数 | 95室 |
Premium Cabinの部屋数 | 29室 |
その他施設 | ビジターセンター、ミュージアム、ギフトショップ、ポストオフィス、レストランなど |
チェックイン / チェックアウト | 16時チェックイン / 11時チェックアウト |
駐車場 | 無料(約220台) |
入場料 | 1人8ドル(子供料金無し)/ Navajo Tribal Park内につき |