#02 Travel Journal 旅行記

「ニュージーランド南島旅行記」5日目:テカポからクライストチャーチへ向かう

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ニュージーランド旅行5日目でニュージーランドの最終日での旅行記です。

『テカポ - Tekapo』の町から『クライストチャーチ - Christcharch』へ向かう道中やクライストチャーチ周辺の星空観測を中心となります。

■ニュージーランド5日目の行程

  • テカポからクライストチャーチまでドライブ
  • Orana Wildlife Park(動物園)
  • クライストチャーチ/ ダブルツリーbyヒルトンチェックイン
  • ディナー
  • スーパー買い物
  • Bowenvale ParkのSummit Roadで星空撮影

テカポで朝食 - Run 76 カフェ

テカポを去る当日の朝に、Run 76というレストランで朝食を食べました。このカフェが結構お洒落で、外から眺めるとショーケースに美味しそうなサンドイッチがずらりと並んでいて、入りたくなるような雰囲気のお店でした。

クロワッサンのようなパンに包まれたサンド
パニーニ

上はクロワッサンで包まれたサンドイッチ、そして2つ目の写真はハムが豊富に挟まれたパニーニです。サンドイッチは2017年時点で約8NZドルくらいでした。ショーケースの中に並んでいるサンドイッチをグリルで温めて提供してくれます。

このカフェの水はセルフサービスなのですが、そのお水が壁から出ている蛇口を使います。これがこのお店の飲料水でした。ニュージーランドは日本と同じように水道水が飲める数少ない国です。

お水は冷たくてとても美味しかったです。

カフェのメニューです。一般的な朝食メニューもあり、種類は豊富です。

昼間のテカポの街を散策していなかったので、朝食後にもう一度「善き羊飼いの教会」に向かいました。思い返せばテカポ1日目の到着後はすぐに日が暮れ、2日目はマウント・クックに行っていたので、昼間のテカポの町はほとんど見てないことに気がつきました。

テカポの町はできれば3泊はしたかったです。

クライストチャーチまでの道のり

テカポとクライストチャーチ間は260kmの距離があり、テカポを出発からしばらくはいくつかの山や峠を越えて進み、途中は牧場地帯を突き進みます。後半はなだらかな道を走りながらクライストチャーチを目指します。

道はとても走りやすく、休憩をはさみながら向かうと4時間ほどで着きます。

■テカポを出発

10時にテカポから出発しました。雲一つない快晴の空模様で周りは草原が広がっています。

しばらく走行していると急に曇り空になり一気に天候が変わり始めました。

■牧草地帯を進む

ルート79という道路を経由してクライストチャーを目指します。この道路は牧場地帯が続いており、道中は何度も羊の群れに遭遇することになります。

道路以外のすべての風景は山も丘も全て牧場と放牧エリアになっています。広大な土地にいる羊や牛たちは自由でのびのび暮らしています。

空気もきれいで自然豊かな広い場所で育つ羊や牛たちにとっては最高の環境だと思います。

霧と雨が強くなってきました。テカポからクライストチャーチ間は山脈の盆地になっているので、雲が溜まりやすいそうです。晴れていればこの道路の左側は広大な草原が眺めることができます。

Rakaia Gorge Bridgeで休憩

「Rakaia Gorge Bridge」に寄り道し小休憩をしました。ニュージーランドでこの橋は歴史的にも古い建造物です。

橋の風景

ラカイア橋という1882年に完成したニュージーランドでも古い歴史のある橋です。1870年代に地元の鉄道をラカイア渓谷まで拡張するために計画をされましたが、実現することなく、2年後の1882年に車や人が通れるラカイア橋が完成しました。

現在もその時の橋の一部が残っており、歴史を感じる風景となっております。

エメラルドブルーの川

この橋を流れるラカイア川はエメラルドブルーのとても美しい川で、地元の方が泳ぎに来るほど透明度の高い川です。

■再び羊の群れに遭遇

羊の群れに遭遇しました。車を停めた瞬間の写真です。羊は警戒心が強く草をむしっていた彼らは食べるのをやめ、顔をあげてこっちを凝視してました。

一瞬で彼らは硬直し、まるで時が止まったかのようにあたりが凍り付きました。なんか申し訳ない気持ちになり、逃げるようにアクセルを踏んでその場を後にしました。

クライストチャーチまで残り50キロ付近で、ようやく雲も晴れ間が出てきました。

Orana Wildlife Parkを寄り道する

今晩お世話になりますホテルへ到着する前に、クライストチャーチの動物園「Orana Wildlife Park」に寄りました。

ワイルドライフパークはニュージーランド固有の動物が集まった地元でも有名な動物園で、私たちはキウイ(Kiwi)を見るためにこの動物園を訪れました。

キウイフルーツはキウイという鳥に似ていることから名付けられていますが、夜行性で性格は非常に臆病な動物だそうです。

キウイは絶滅危惧種にも指定されており、国をあげて繁殖に力を入れております。野犬などに襲われて一時期は個体数がかなり減ってしまったそうです。しかし現在は個体維持と保護に努めています。

キウイは夜行性のため、真っ暗な建物の中で観察いたしました。中に入ってから目が慣れるまで時間がかかりましたが、暗闇の中でモソモソ動くキウイを見ることができました。中でフラッシュの撮影は禁止です。

ライオンの群れ
ライオンを間近で見られるツアーも実施

ここにいるライオンたちはとても活発に動き回っており、迫力が異なります。日本とは違いダラけて動かないライオンはいません。

まさに野生の形相

どこの動物園にも必ずいるライオンコーナーでは一般客が檻に入ってエサやりを間近で見られるツアーが開催されています。

一人45NZドルでLion Encounterというツアーに参加できます。入場料より高いので料金のバランスがおかしいですが、今回は傍観させていただきました。

クライストチャーチのホテルでディナー

前菜:フォアグラとチーズの料理
ハンバーガー
魚介類をふんだん使った料理

夕方前にクライストチャーチのダブルツリー by ヒルトンに到着しました。そこのレストランで早めの食事をしました。

色々と注文したかったのですがニュージーランドの料理は一品の量が多いので3品注文しました。

ハンバーガーは肉厚で美味しく、魚介類はシーズニングしっかり聞いて食べ応えがありました。

食後は車を走らせて近くのスーパーマーケットでお土産や食料の買い出しをしました。

Bowenvale Parkで星空撮影

ニュージーランド最終日なので星空撮影をするためBowenvale Parkに向かいました。

クライストチャーチは街明かりで星が見えにくいため、街を少し南下した先にあるBowenvale Parkに向かいました。

街の南側は山と湾があるため南の星空がよく見えます。今回向かったBowenvale Parkは見晴らしの良い場所がありましたので、近場でいける絶好の場所でした。

北側はクライストチャーチの夜景が見え、反対側は湾が一望できます。車でSummit Roadへ向かい、小さな駐車場で星空を狙いました。

街と反対側の南の空にマゼラン雲と南十字星が見えます。ここは街から数百メートル標高が高いので地平線から星を見ることができました。

空気はテカポほどではありませんが澄んでおり星空がよく見えました。街の光害の影響が少しありますが期待以上の星空が眺められます。

2時間くらいですが、この場所で撮影した写真をつなぎ合わせてタイムラプス動画を作成しました。しっかりと大マゼラン雲と小マゼラン雲が見えます。

ニュージーランド最後の星空撮影も無事に終えることができました。翌日はフィジーに向かいます。後述ですがフィジーもニュージーランド以上に星空に恵まれた日となりました。

次の日から常夏の島フィジーへ向かいます。旅も折り返しです。

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